
今年はふたつのクリスマスリースでデコレーション*
買い物から帰ってきたら、玄関ドアに吊るしていたクリスマスリースが出掛ける前と違う。ははぁ〜と思って、隣人のドアの呼び鈴を押すとご夫婦が揃ってドアを開けてくれたので、
「このヒイラギ刺したの、あなた達でしょ?」
「いつも立派なリースを飾ってるのに、今年のリースは地味だから森から取って来たヒイラギを足しておいたよ♪」
やっぱりね・・・(^_^;)
毎年Atelier Lieu-ditの美奈さんのレッスンに参加して作ったリースを飾っていたのだけれど、外出を控えている今年は自作は諦めて花屋さんにモミの木と一緒にリースの配達もお願いしました。ところが、届けられたのはリクエストした物と違う何の飾りもない小ぶりのリースでした。色褪せてるし、ボリュームがなくて、なんだか安っぽい。取り替えてもらえばいいのですが、ここは何事も思うように進まないフランス。私も花屋さんも忙しい時期に交換を頼みに行く方が手間だし、別の店で買った枝を寄せ集めた飾りを付けてリボンを結んだら何とか様になったのでシンプルだけど今年はこれでいいやと思っていたのです。
それにしても、隣人に同情されるほどの酷さだったなんてショック(泣)ちなみに彼らのリースは毎年同じプラスチックのリースです・・。
その翌日、友人から渡したい物があるからと言われて近所の公園で待ち合わせしました。やって来た彼女が抱えていたのはゴージャスなリース。飾りもいっぱい付いていて、モミもフレッシュなグリーン。私がレッスンに参加しなかったからと、美奈さんに頼んで作ってもらったそうです。優しい思いやりに感激しました。
隣人がアレンジした玄関のリースを早速外すのは気が咎めるので、あちらはそのままにしておき、この素晴らしいリースは家の中に飾ることにしました。今年はふたつのリースが。隣人と友人、どちらの気持ちもすごく嬉しいです!
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