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オーガニックなパリの子育て

フランスのべべのおしりケア

出産後、自宅に遊びに来たフランス人の友人達からよく聞かれたこと。
「で、赤ちゃんケア用のお気に入りのプロダクトは見つかった?」

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赤ちゃんの毎朝のフェイシャルケア、アイケアは生理食塩水を使います、顔と鼻の掃除には普通のコットン(脱脂綿) を、目の周りには消毒済み脱脂綿を使って拭いてあげます。お顔が乾燥していたら、クリームやオイルをつけます。この朝のフェイシャルケアにはチョイスがあまりないのですが、特にみんなが気になるのは、実はおしり周りのケアなのです。
フランスではオムツ替えの時に、使い捨てのウェットティッシュ的なものを外出時以外はあまり使っていません。

自宅では、赤ちゃんのおしり用の大判コットン(脱脂綿)をぬるま湯に浸してキュッと絞ったものか、Linement という、水とオリーブオイルが主成分の乳液状のローションや、おしり用化粧水をその大判コットンに浸して、おしりを拭きます。
使い捨てのウェットティッシュも、今はオーガニックの生分解性(土に還る素材)でできたものが手に入るようになったので、外出時にはこのような赤ちゃんのおしりふき用ウェットティッシュを使っています。

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でも大概は石油由来の土に帰らない不織布のものですし、赤ちゃんの肌はとても敏感なので、必要以上に色々な製品を肌にのせたくなくて、家ではもっぱらぬるま湯と土に還るコットン派です。

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ぐりは生まれた時から肌がとても敏感で、産院に入院中からおしりが荒れすぎて、看護婦さんに薦められたものをつけても治らずひどくなる一方で、ついには出血してしまったほどでした。

自宅に帰り、助産師さんに薦めてもらった軟膏を薬局で求め、自宅で準備しておいたエコオムツに替えたらあっという間に治りました。産院で支給されていたのは、普通のオムツだったので、これはきっと通気性の問題なんだろうなと思いました。

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そして今フランスは空前のエコオムツブームです。エコオムツ(Couche ecologique)と呼ばれるのは漂白剤、ダイオキシン、農薬、HAP(多環芳香族炭化水素)、香料、指定防腐剤、またホルモン作用をそ害する物質など人体に有害な物質を含まない、植物性のセルロースでできた生分解性のオムツの総称です。

2017年の2月に「6000万人の消費者」という消費者団体が発行している雑誌で、どのメーカーのオムツの成分がどれだけ赤ちゃんの肌に害があり、どこのものが安全か、というフランス全土に普及している12社のオムツの比較が発表され、実際に有害物質を配合していなくてもオムツから検出されていることがわかったのです。

2社を除いた、ほとんどのメーカーのオムツの成分は、かなりショッキングなものだったので、様々な新聞でも取り上げられ、ついにはフランス政府がメーカーに勧告するまでに至りました。そのリストの中で、全く有害物質が検出されなかった2社のうち1社は、Love & Green というメーカーのオムツでしたが、私が出産準備をしていた時には、まだこのニュースのほとぼりが冷めやらぬ頃でしたので、もちろんLove & GreenのオムツはどこもSOLD OUT !

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なので、私は別のメーカーのエコオムツを使い始めました。それからめきめきとぐりのお尻の改善し、しかもおしりが荒れにくくなったのは、こういったエコオムツのおかげだと思います。よくエコオムツは、普通のオムツに比べて、水分の保水力がよくないと思われがちですが、全くそのようなことはありませんし、横漏れなどもほとんどありません。

この一大スキャンダルから、ヨーロッパではエコオムツニーズが増え、エコオムツメーカーがぐんと増えました。それまではエコオムツはパンパースなどに比べて、ちょっと高い……。というイメージがありましたが、オンラインでのみ販売して、定期オーダーができるシステムのエコオムツが出てきました。私は今はLilydooという、このビジネスモデルを取り入れた、ドイツの助産婦さんが作ったエコオムツメーカーの物を使っていますが、すごくリーズナブルに購入できます。うちの場合は使うオムツの数も掛ける2なので、本当にうれしいです。

家では、毎月300個近くのオムツを使っています。最初の数ヶ月は、毎月480個(!)ぐらい使っていたので、やはり土に還らない、石油由来のセルロースを使ったオムツを使うことにかなり抵抗がありました。なので、エコオムツは子供のおしりにも、環境にも負担が少なくて、その上リーズナブルになったので、私にはピッタリのチョイスです。

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それでも時には、ぐりのおしりは赤くなることがあります。小児科の先生は、便は酸が強いので、肌に直接便が付いたまま時間が経過してしまうと、赤くなったりおしりが荒れたりするのだと教えてくれました。
なるほど、大概ぐりがおしりが赤くなっているのは、夜寝ている間に便をした時。朝オムツを替えた時に気づくことが多いのです。

そしてそんな時に登場するのが、チェンジングクリームです。
チェンジングクリームというのは、名前の通りオムツチェンジの時のためのおしり用のこっくりしたテクスチャーのクリームです。おしりの赤くなった箇所にぶ厚めにおしりに付けて、肌に直接オムツが触れないようにする役割をします。だから肌に馴染ませようとはせず、ぽってり乗せておくのがポイントです。この役割から、肌にとっては可もなく、不可もなくというクリームが多いのですが、やっと赤みが落ち着く(つまり、それ以上酷くならずに早期改善できる)クリームを見つけました。今はぐりもぐらも、赤みを帯びたら、すぐにこのクリームをつけています。

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それよりも赤みが増してくると、プロバイオティックを使ったイギリスのスキンケアブランド、Aurelia Probiotic skincare から最近出たベビーラインのクリームを使っていますが、これもかなり気に入っています。おしりだけでなく、赤くなったところにつけています。
それからさらに、痛そうなくらいまで悪化してしまうと、薬局で販売している軟膏を使いますが、ここまでひどくなることは、なかなかありません。

そしてもう一つ、我が家のおしりケアで欠かせないものはホワイトクレイ。
オムツのムレを防ぎます。このクレイの使い方は以前インスタグラムで、フォロワーさんが教えてくれました。それから頻繁に使っています。昨年タイにみんなで滞在した時には、おしりのみならず、全身に付けていたら、あせもも全くできませんでした!
クレイはパウダー状なので、まるでベビーパウダーをつけるように肌あたりの気持ちの良い太い筆でパフパフパフッとつけておしまいです。

 

おしり一つでも、本当に色んなドラマがあるなぁ、とこの原稿を書きながらつくづく思いました。笑
最初はあんなにもドキドキしていたオムツ替えも今ではらっくらく……。と言いたいところですが、最近はハイハイするようになって来て、オムツを替えている間にゴロンゴロンするようになってきたぐりとぐらから目が離せません。

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次回は、うちの子供達が大大大好きなベビーマッサージについて書いてみたいと思います。マッサージの様々な効果は、まさに目からウロコですよ!

CHICO SHIGETA

SHIGETA主宰、ホリスティックビューティーコンサルタント。美しい肌と体を育むためには心身のバランスこそが不可欠と考え、長年フランスおよび日本にてビューティーメソッドを探求。その経験と実績をもとにバイタリティー・コーチング®を考案。現在は、パリのセレブリティやアーティストのためのパーソナルコーチとして活動するほか、大手化粧品会社や美容機器会社のコンサルティング及びブランドスポークスマンとしても活躍中。近著に『「リセットジュース」を始めよう~パリ美人のダイエット』(講談社刊)など、著書多数。

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