
Ch. de Reignac☆最後の1本
初めて飲んだ時、その味はおもいきりツボで、そこそこの熟成も叶うワインだと知りケース買いをしたフランス・ボルドーの“Château de Reignac”(シャトー・ド・レイニャック)の白ワイン“Reignac Blanc”(レイニャック・ブラン)2004。
購入後は1年に1、2本のペースで飲んできたのですが、これが最後の1本と思うと感慨深い。
10年前の味を明確に思い出すことなどできないけれど、毎年飲む度に「これ、これ、この美味しさ!」と感激したのは確か。
もしかしたら更なる熟成でもっと美味しくなるワインなのかもしれませんが(専門家でない私にはわかりません)16年の時を経ての見事な琥珀色にうっとり♡
最後の1本は一段とこくまろで、樽がしっかり効いているのでバニラが香り、それからハーブ、そして程よい酸味の柑橘の味が広がりました。
余韻がどこまで続くの?と思うぐらいアフターテイスト長め。
ワインの楽しみ方は色々ある思いますが、こんな風にケース買いで10年、20年かけて1本ずつその変化を観察するのもおもいしろいです。
以前は、そのワインをどこで、誰と、どんな料理と飲んだのか、どんな感想を持ったのかワインノートにマメに記録していたのですが、最近はエチケットを携帯で撮って感想メモも一言で終わりになってしまいました。
パシャっとスマホ撮影は簡単便利だけど、結果的にあまり記憶に残せていない気もして、こうして本当に美味しく、好きなワインに出会った時は書いた方が良いと思いました。(もともと記録魔なのだし!)
さて、そんなワインと楽しんだのはズワイ蟹。
お鍋で、
しゃぶしゃぶしながらいただきました。
シメは雑炊に。
ワインの美味しさと相まってご機嫌、ほろ酔い、この後の撮影はすっかり忘れてしまいましたが、できあがった雑炊は蟹だしがしっかり効いていてとても美味しかったです。
寒い日の鍋料理はやっぱりイイ♬
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パリの1枚。
帽子&手袋をしてもジンジンと寒くて凍えたチュイルリー公園の朝ラン。
誰もいませんでした…。
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