老舗ダイナー☆Lexington Candy Shop
ホテル周辺散策。
NYの地図は碁盤の目のようになっているので、ざっくりのエリア名と通りの呼び名を知ると比較的歩きやすく、方向音痴な私でも歩ける〜な感じ。
しかもフラット。
(とは言え思ったよりワンブロックが長げ〜な…心の呟き)
ホテル周辺は落ち着いた雰囲気の中、ブティックも多く、楽しく散策していると置物状態のフレンチブルがいた。
と、そんな散策シーンに脳内に流れてきたイントロ、
ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、ジャン、ジャーーン♬
からの〜BGMは、
Pretty woman, walking down the street
Pretty woman, the kind I'd like to meet
Pretty woman, I don't believe you,
Oh, Pretty Woman♬
これこれ、こんな梯子を映画のラストでリチャード・ギアが登ってくるわけで。
あの時のビビアン(ジュリア・ロバーツ)は、可愛かったな〜とか言いながらホテルから徒歩でやってきたのが、“Lexington Candy Shop”(レキシントン・キャンディー・ショップ)。
瀟洒な住宅街のLexington Avenue(レキシントン・アベニュー)に面した交差点にあるアメリカンダイナー。
1925年創業の老舗で、現在は3代目のジョン・フィリスさんと言う方が切り盛りしています。
ストアフロントには昔のコカコーラボトルなどがディスプレイ☆
名前の通り、その昔はキャンディショップ(アメリカ版駄菓子屋)だったそうです。
お店に入ると左手にカウンター、右手がテーブルソファ席。
店内はおもいきりレトロ!
今回のNY滞在で私から夫にリクエストしたことは、
おもいきりベタなNYを体験させてくれいっ!
その一つが、ダイナーでの食事でした。
その昔映画で見たダイナーシーンは、ウェイトレスが疲れた感じやちょっと訳あり風な様子で働く感じ。
けして日本のアンミラ風(アンナミラーズ)ではない。
ランチピークも過ぎていたので店内は空いていて、のんびりムード。
オーダーを取りに来たおばちゃん、もとい、ウェイトレスのマダムはまさに映画で見た感じ!
とは言え、そんな疲れた様子とかではないのですが、とにかく私の中の古い映画シーンに重なったのでした。
さて、夫はビーフパテとリコッタチーズの一皿をオーダー。
見るからにダイナー飯。
が、ひと口もらうと普通に美味しい!
パテも脂身がないので消化が早そう。
私はツナサンドイッチをオーダーしたところ、
パンはどうします?ブラブラブラっと何種類もあってちょっと驚きました。
サンドイッチ好きとしては、パンを選べるとはかなり嬉しいわけで。
全粒粉をチョイス。
トーストされたパンはサクッと軽め、具沢山ツナは味が濃すぎることもなく美味しく、かなり好みでした。
ドリンクはレモネードをいただきましたが、夫が飲んだミルクシェークは、メニュー名The Milk Shakeのままに、これが本場ミルクシェイクなお味?!
(あっま! その甘さに写真撮り損ねた…)
家賃高騰のためにレストランの閉店、移転も多いと聞くNY。
こうして3代にわたり営業を続け人気を保つのは大変なこと。
長年続くのも地元民に愛されてこそだと思います。
旧き佳きアメリカを感じさせる、こういった老舗がこれからも長く残って欲しいものです。
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最後にパリの1枚。
アンヴァリッドと鱗雲。
パリは、もうググッと秋色が進んでいるでしょう。
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