
サンジェルマンの老舗ブラッスリー・LIPP(リップ)
ワ〜イ、久しぶりのサンジェルマン(●^o^●)
やっぱりこの界隈はイイよね〜と頷きながらやってきたのは、老舗ブラッスリーの LIPP(リップ)。
この有名なブラッスリー、これまで何度も行こうと思っていたのですが、外のメニューを見ると
オーソドックスなメニューばかりなのにお値段は比較的高め。
だったら隣りのアルマーニ・カフェ、向かいのドゥ マゴ、カフェ・ド・フロールへ、
と結局入る機会を見送ってばかりでした。
が、今回途中で誘惑されずにちゃんと行ってみよう!と意志を強く持ってデジュネへ!(^^)!
パリっと糊のきいた白いエプロンに黒ベスト&蝶ネクタイ姿のクラッシックなギャルソン
スタイルは改めてみると、とてもカッコイイ♡
そんなギャルソンに案内されて店内の席へつくと、ベルエポックな世界へタイムスリップ?!
このブラッスリーは、普仏戦争の際にアルザス=ロレーヌ地方からパリに移住したLéonard Lipp
(レオナール・リップ)氏が1880年に創業したブラッスリーで、小説家・ヘミングウェイなど
当時の文化人・著名人などが頻繁に通った一軒だそう。
というワケで、まずはアルザスワインのリースリングをグラスで頂きながら、オリーブをつまむ。
(このグリーンオリーブ、美味しい!)
アルザス由来のお店ということなので、食事中の赤ワインもアルザスのピノ・ノワールに。
こちらは半熟卵をハムで巻いてコンソメゼリーで固めたシンプルな前菜なのですが、
食べてびっくり(^u^)
とろりとイイ感じに流れた黄味も美しく、美味しい!(^^)!
こちらも一見普通なフォアグラのテリーヌ。
焼き立ての薄いトーストに乗せてパクっと(^u^)
先日自宅で食べたものとは別物な美味しさ!
フォアグラテリーヌは一見どれも似たように見えますが、産地や製法によってだいぶ味わいが
違うな〜と実感。
プラ(メイン)は、ソールムニエル。
舌平目♡
ギャルソンが食べやすいように開いてくれました。
こちらはプーレ(鶏)。
付け合わせのポテトは揚げたてホクホクで止まらない美味しさ。
ジャガイモやパンが美味し過ぎるフランス、、つい食べ過ぎてしまう。
こうしていつも通りポテトの食べ過ぎでデセールは一人一皿食べきるのは難しい状況に...。
食べたいけど一人一皿は無理だとギャルソンに伝えると、オススメのデセール「ミルフィーユ」
を分けてサーブしてくれました。
あら♡
これなら一人一皿イケます!な美味しさ。
パイ生地がサッサクサクでナイフを入れるとパラパラっと軽く崩れて木の葉のよう♫
店内のお客さんたちは他のブラッスリーに比べると比較的きちんとした格好の人が多い印象でした。
スーツ姿のムッシュ達やご近所にお住まいらしきthe左岸マダムな方が多く、店内は落ち着いた
雰囲気でした。
ところで、こちらのお店のスペシャリテは、「シュークルート」と「ピエ・ド・ポー」など
所謂アルザス料理。
ピエ・ド・ポーは豚の足先に詰め物をしてパリパリの焼いた豚足料理です。
それにしても、予想以上に嬉しい美味しさと1920年代の雰囲気が素敵でした。
今度はディネにお邪魔してゆっくりスペシャリテをいただいてみたいです(^u^)
おまけのパリは、「一見かわいいデトックスティー」をBelle et Bonneで☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-656.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Brasserie LIPP(ブラッスリー・リップ)
151 Boulevard Saint-Germain, 75006 Paris
01 45 48 53 91
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