
Rossese di Dolceacqua☆
<マルセイユ発バカンスブログ>
その昔、イタリア語教室へ通っていた頃(訳あって中断、挫折)イタリア人のベルナルド先生は言いました。
「イタリアとフランス、どっちがワイン大国か?ってイタリアですよ!!イタリアは全地域でワインが造られてるけど、フランスはノルマンディとかワイン無いから〜、造れないからーーっ」と、得意気だった。
あの日、あの時のベルナルド先生の様子が忘れられず、私もイタリアを旅したら、その土地のワイン、地葡萄なワインがとても気になるようになりました。
さて、ここドルチェアックアでは、どんな地元ワインに出会えるのか♬
村にはワイン関連のオブジェなども点在することからも美味しいワインがあるに違いない。
ぶらり入った酒屋さん『Enoteca RE』。
そこで知ったのが、Rossese di Dolceacqua(ロッセーゼ・ディ・ドルチェアックア) というイタリア・リグーリア州西部、特にドルチェアックア周辺で生産される赤ワイン 。
リグーリア州で最も評価の高い赤ワインの一つで、1972年にDOC(統制原産地呼称) に認定されたそう。
そのワインの特徴は、主にRossese(ロッセーゼ)という葡萄品種から造られ、カラーは、明るいルビー色(熟成するとオレンジがかった色合いに)。
香りは、赤いベリー系(ラズベリーやチェリー)やスパイス(黒コショウなど)、地中海のハーブ(ローズマリーやタイム)のニュアンス。
味わいは、軽やかでフレッシュな酸味と程よいタンニンがあり、エレガントで飲みやすいと。
もちろん、地元のリグーリア料理と相性抜群。
肉料理ならウサギの煮込みやローストビーフ、魚料理ならトマトソースを使った地中海風魚料理とボン・マリアージュ。
またこうして小さな町、村のあるあるですが、ロッセーゼ・ディ・ドルチェアックアは、収穫量が少なく、生産量も限られたワイン なので、そう広くは出回りません。
というのも、ロッセーゼ種の葡萄は果粒が小さく、病害に弱いため栽培が難しく、生産量が自然と制限される品種だからだそう。
また、ドルチェアックア周辺は急斜面の畑が多いので機械化が困難で、生産者の多くは小規模で、伝統的な方法で手摘み収穫を行っていると。
どうでもいいことですが、いつからかすっかりワイン好き、酒飲みになってしまった私はこうして酒屋さんの棚に並んだワインを眺めるのがとても愉しい。
レストランでワインリストを眺めることには興味ないけれど、ワイン棚はテンション上がる〜(^o^)
閑話休題。
というわけで、なかなかこのエリアのワインがレアだと知ったところで、お店の方のオススメを購入。
このところ南仏のしっかりめワインを飲んでいたこともあり、このワインは、軽めで飲みやすく、ほんのりスパイシーな美味ワインでした。
******プチっとパリ*****
朝ラン中に何度もチェックしてしまったCHANELのクルーズコレクション☆
コート・ダジュールで着たら一段と素敵だろうな♡な妄想広がる。
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