
風雅の宿☆長生館 Vol.1
本格的に暖かい春はもう少し先だと思うけれど、2月が終わると一気に気持ちは春。
と言うわけで、今日は冬が終わる前にアップしそびれの冬ネタ@新潟温泉ブログを☆
新潟駅から旅館の送迎バスに乗ってGo。
この日、お客さんは私達を含めて3組6名(日本人)だったのですが、皆さん集合時間の10分前集合。
さすが!と感心したところで、バスは出発。
暖冬で雪もなく交通もスムーズ、途中の休憩に白鳥の渡来地として国の天然記念物に指定されている「瓢湖」で休憩。
瓢湖は江戸時代に造られた用水地です。
白鳥は毎年10月上旬から3月下旬まで滞在するそうで、ピークは11月下旬頃。
毎年5,000羽~6,000羽の白鳥が飛来し、その種類はコハクチョウ、オオハクチョウ、コブハクチョウなど。
私は過去に何度が訪れたことがあるのですが、初めて見た時は白銀の世界にたくさんの白鳥がいて圧巻でした。
が、あれ??白鳥がいない。それに雪もないから雰囲気もいまいち?!
バスの運転手さんによると、白鳥は沢山いるのですが、湖周辺の餌は食べ尽くしてしまったので、餌を求めて日中は周辺の田んぼへ行ってるそう。
見てるだけなら綺麗な白鳥ですが、その鳴き声はなかなか大きく、集団で鳴かれると朝晩なかなか煩いそうです。
新潟駅から約45分で到着した村杉温泉『風雅の宿・長生館』。
村杉温泉は、開湯約700年の歴史のある新潟県五頭温泉郷の国内有数のラジウム温泉です。
女将さんたちにお迎えいただき中へ入ると、玄関脇に『帛乙女』(きぬおとめ)が。
阿賀野川の流域の豊かな水と肥沃な土地で栽培される五泉市のブランド里芋で美味しいです!
フリットで食べたい♬
『長生館』は新潟市界隈では有名な老舗旅館です。
男女合わせて1,000坪の庭園大露天風呂や森の中に茶室風貸切露天風呂などお風呂の種類が充実で、4000坪の庭園もあります。
このエリアでは客室数も多めの比較的大きな旅館ですが、わちゃわちゃ感がなく、落ち着いた雰囲気。
ラジウム水で淹れた美味しいお茶をいただきながらチェックイン手続き。
久しぶりの温泉にテンション上がる、上がる♬
客室に案内されると、うーん!井草、畳のいい香り。
これだけで早くも気持ちが癒される〜とかなんとかで客室の様子は撮り忘れてしまったので、旅館のオフィシャルサイトより(↓)
さて、今回の旅行の目的は、もちろん温泉。
夫「違〜う!」
ですね…。元々夫はそれほど温泉好きではない。暑がりなので長湯できないし。
そんな夫を温泉に誘い込むには毎度何かインセンティブが必要。
この冬のそれは、日本海、越後の『蟹』!
というわけで、この旅館は冬季限定・蟹づくし料理が美味しくいただける宿ということで訪れました。
その蟹づくしは、想像以上に盛りだくさんで大満足の内容☆
最初に食前酒の自家製梅酒をいただいたところで、季節の旬菜の先付け。
思わず美味しくて唸ってしまったのは、名物・五頭山麓牛乳当富。
生乳と白胡麻を練り上げた、濃厚でプルプルなテクスチャーはまるでチーズ。
ズワイ蟹の茶碗蒸し。
なかなかのビッグサイズで、中にはこれでもか!な蟹入り。
お造りは、活ズワイ蟹の洗い&お刺身。
う〜、これはたまらない美味しさ♡と大喜びしたの蟹味噌。
夫「この蟹味噌を醤油に溶いて蟹味噌醤油で食べる。これサイコー!」
蒸し蟹は蟹酢で。
無口になるホジホジタイムですが、細かく下処理されているので身離れもよく、ストレスなく簡単に身が取り出せる。
そろそろいい感じでしょうか?
ラジウム源泉を使ったズワイ蟹鍋。
揚げ物は、ズワイ蟹新丈。
シメのご飯は、ズワイ蟹釜飯。
特製田舎味噌の香りが良く、優しい風味のお味噌汁。
デザートは、「アンチエイジングスイーツ」とお品書きにあったので気になっていたのですが、それは濃厚ヨーグルトにブルーベリー、苺、オレンジ、グレープフルーツなどのフルーツと一緒にアボガドがゴロゴロ入ったものでした。
もうすっかり満腹満足。
立ち上がるのもしんどいかも?!と思ったけれど、部屋に戻ればフカフカの布団が敷かれていると思うと気楽で、なんとも贅沢な日本の旅館システム。
K「そうそう、ちょっと聞いて!さっき露天風呂でタヌキに化かされたかも?!」
夫「え?」
K「世にも奇妙な物語体験?!」
それについては明日のブログで。
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