
ヴァンセンヌの街 Vol.2☆
美味しいパスタランチを食べた後は、再び街中のマルシェへ。
美味しそうな赤い野菜と果物。
普段行くイエナのマルシェに比べるとお値段はリーズナブル☆
思わずココで買いたくなったものの、それを持ってこの後歩くのは…。
そういえば、うちにはいつの間にか鉢植えが無くなっていた…。
K「なんか買う?」
夫「誰が持つの?」
K「あなた。」
夫「・・・。」
オマール海老★
ちょっと小ぶりだけど元気そう(^^)
夫「これこれ!!これ買って♡」
K「あ〜、パステル・デ・ナタね。じゃ、お城の後に買います。」
夫「最低でも6個以上ね!」
K「はーい」
「イエ〜イ♬と、かなりご機嫌になったエッグタルト好きの夫。
と言う訳で今回の目的はChâteau de Vincennes(ヴァンセンヌ城)訪問。
敷地内はグルっとお堀。
実はお城好きなので、いろんなお城を見るのは楽しくワクワクします。
門をくぐってしばらく行った右手がチケット売り場なので、そこでドンジョン(主塔・天守閣)見学チケットを購入☆
パンフレットの地図で全体像を確認。
目指すはドンジョンのある地図の③の建物。
ヴァンセンヌ城は12世紀から17世紀にわたるフランス王の城です。
元々はヴァンセンヌの森での狩猟用に使うロッジとしてルイ7世のために建てられたもの。
14世紀中頃からジャン2世王によってドンジョンの建設が始められ、その息子シャルル5世の時(1370年)に完成。
全体の高さが50mにのぼり、中世における最も高いドンジョンなのだそう。
という訳でドンジョンを目指して階段を上る!
途中各フロアを見てみると、ガラーンとした室内。
よーく見ると柱に色がついていたり、デザインなどがあるのですが、ヴェルサイユ宮殿のようなキラキラな装飾品類は全くありません。
というのも、このお城はルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移り住んでからは王宮としての役割を失い、フランス革命勃発後に「兵器庫」になり、それから「牢獄」として使われ、18世紀には一時管理放棄されてしまったことも。
その後、軍事品製造所として使われ、第二次世界大戦時にはフランス軍の本部が置かれたのだそう。
なので装飾品が無いのも納得。。
投獄された人には歴史的著名人も多く、例えばサド公爵、財務大臣ニコラ・フーケ、革命家のミラボーなど。
収監された人達は牢獄生活の中で、見上げたらそこにいる天井のキリストにどんなことを思ったのだろう…。
私は今、自由で良かった…と窓から見える世界がとても綺麗に感じられました。
そんなことを考えていたら建物から出てきてしまった。あれ?
どうやらドンジョンに上るルートを外れてしまったらしい(ー_ー)
と言う訳で再度階段を登ることに。
二度も上るなんて、、暑がり&代謝のいい夫は既に汗だく不機嫌マックス☆
ようやく上るきると、パっと景色が開けて壮観☆
右手にはヴァンセンヌの森。
風が気持ちい〜〜\(^o^)/
続いてサント・シャペルへ。
が、ご覧のように只今修復工事中。
中の見学は可能ですが、こうしてステンドグラスも修復機材に覆われているので、本来の美しさは見えません。
この建物は、1379年にシャルル5世がパリのシテ島にあるサント・シャペルをモデルにして造らせたもの。
こちらも階段を上がってバルコニーから教会内を眺めると雰囲気はとても素敵だったのですが、やはり工事中なのでこんな感じに。
再度そびえるドンジョンを見上げてヴァンセンヌ城を後にしました。
K「あ…パステル・デ・ナタ買うの忘れた…」
夫「・・・。興味のない所につきあったのに、ご褒美を忘れるとは相変わらずひでーなッ!」
自分が好きなものだったら忘れないんですけどねぇ…。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「Judy parisの♡」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1578.html
<info>
Château de Vincennes
Avenue de Paris, 94300 Vincennes
http://www.chateau-de-vincennes.fr/
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