パリ11区☆YARD(ヤード)
バカンス前にSくんと夫と3人デジュネをすることに☆
出かけたのは、パリ11区にある“YARD”(ヤード)というレストラン。
最寄りのフィップ・オーギュスト駅(メトロ2号線)から歩くことしばし。
一度も降り立ったことのない駅で土地勘皆無のエリアなので、知らない外国に来たようで新鮮な気分♬
静かな通りに目立っていた“YARD”。
元々は建築作業場だった建物を改装してレストランにしたのだそう。
落書きさえアートなカッコ良さを感じさせる店構えで入る前から期待が高まる♬
デジュネは予約を取らないそうなので12時過ぎに出かけると、風の通るテラス席はほぼ満席。
私達は店内のテーブル席へ。
その店内はわりと広めでオープンキッチン、雰囲気は一言で言うなら「今っぽい」☆
という表現ではわかりづらいと思うのですが、畏まったレストランとかクラシックなビストロでもなく、インテリアはミニマムでスッキリ。
でもドアが黒板になっていたり、本棚にアート本と一緒にワインを並べてあったりで、無造作っぽいけど見せ方がカッコイイのが今っぽいパリのネオ・ビストロ。
デジュネは前菜、メイン、デザートをそれぞれ数種類の中から選ぶプリフィックス。
私はトマトとザクロの前菜をチョイス。
玉ねぎは一皮ずつ剥いてローストされ、そこにザクロと胡麻味?の葉と濃厚なヨーグルトクリーム。
お料理も今っぽい軽やかさ☆
茄子を揚げただけのに、なんだかとても美味しい! 外はサクっと中はソフトでまろやかな甘味。
改めて茄子と油の相性の良さを思い知る一品。
お店の方のオススメの柑橘フルーツ感じる飲みやすいビール。
ケッパーの効き方が印象的なタルタル風のソースが魚(鱈の一種)にもポテトにも合う合う♬
美味しいね〜!とSさんと感激しながら、なんだかこのお店は雰囲気も働く人もいちいちカッコイイことに感心。
そして話題は、「なぜフランス人はカッコイイのか?」に。
自家製ソーセージ☆
比較がないのでわかりにくいですが、これがなかなか大きくて食べごたえ大☆ しかも2本!
S「それにしてもなんでフランス人はかっこいい人が多いんですかね?」
K「よくよく見るとものすごいイケメンとか美人でもなかったりするけど、でも素敵なんだよね〜。」
S「どうやったらカッコ良くなるのか…」
夫「自分で自分のことをカッコイイと思ったもん勝ち。それだけのことじゃないの?」
K「うーん…確かにこれまで出会ったフランス人を思っても、みんな自分に自信があるっていうか、自分の意見を持ってて主義主張はあるかな〜。私、自信ないの…なんて人は少ないかも?! むしろ自信無くすとこだよ!なツッコミどころでも結構平気だったりする。」
S「自信ですか…」
夫「そう、客観的には格好悪くても堂々と自信をもってやっていると、カッコ良く見える。」
そんなことを話しながら男たちはデセールにアプリコットソースの載ったリ・オ・レ。
器は違うし、しかも白いお皿は欠けてる…。
そんなデザートを両腕に柄ものシャツ並みにタトゥーをほどこした一見強面な店員さんが
「これ、オレも好きなデザート。」
なんてクールに言って置いていくと、その脱力感の漂うリオレが美味しそうに見えてきた?!
(実際とても美味しいリオレだった)
私はフロマージュ・フレ(Fromage frais 発酵させただけの熟成させていないフレッシュチーズ)&チェリー。
ヨーグルトとフロマージュ・ブランとの間のような?フロマージュ・フレは大好きなデザート☆
たっぷりのチェリーのコンポートと一緒に美味しくいただきました(^u^)
若さとトレンドと勢いが感じられたこのレストラン、次回は是非ディネでお邪魔したいと思います。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「毎日違う景色に」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1579.html
<info>
YARD(ヤード)
6 Rue de Mont-Louis, 75011 Paris
01 40 09 70 30
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