
パリ11区☆Le Rigmarole(ル リグマロール )
HさんとMちゃんとディネ!
という訳で向かったのはパリ東部のオベルカンフエリア☆
この辺りは日中はたまに来ることはあっても夜に出向くのはごく稀なので歩いていてもなんだかアウェイ感、落ち着かない…。
K「なんか薄暗いけど本当にこの道で大丈夫なの?」
夫「たぶん…」
夫「ここだ!」
昼と夜では町の様子が違って見えるし、知らない慣れないエリアに行くのはちょっとドキドキです。
やってきたのは、パリ11区にある備長炭で焼く本格的焼き鳥が美味しいと聞いていた“Le Rigmarole”(ル リグマロール)。
シックでお洒落な店内にはカウンター10席、テーブル10席ほど。
今やなかなか予約の取れない人気店だそうですが、こちらのオーナーシェフのロバートさんとジェシカさんとがHさん&Mちゃんと友人というご縁で、今回予約を入れていただきました。
まずロバートさんは米仏ハーフのイケメン!
その甘いマスクと笑顔、物腰柔らかな雰囲気はアメリカの人気ドラマに出てきそう♡
その役は主役の女子を密かにずっと思っているインテリジェンスに富んだ男子。
そうだな〜「あすなろ白書」(おもいきり日本のドラマだ…しかも昔の…)の「俺じゃダメか?」なセリフを言わせたい感じもする。(な妄想が止まらない。瞳の美しい人)
一方、ジェシカさんは台湾系アメリカ人で、ショートヘアがとても似合ってるキュートな女性。
ちょっとはにかんだ笑顔がとてもチャーミング。カワイイ♡
そんなお二人が作る料理とは?と楽しみに食事がスタート。
アミューズはお漬物3種と鳥皮(真ん中上)セット。
酸味と鳥皮のさっぱりと、でも旨味のある味わいを楽しみながら4人で乾杯!
お忙しいHさん、Mちゃんとはなかなかゆっくりお話する機会がなかったので、今回こうしてテーブルを囲むことができて嬉しい♬
続くエシャロットのフライのサックサクの揚がり方とその甘味に感激。
オニオンリングが大好きなのですが、エシャロットフライがこんなに美味しいとは!
この日ワインはソムリエールのオススメでいただくことに。
K「お喋りに夢中で銘柄なんて覚えちゃいない!」
夫「美味しいものはちゃんと記録してください…」
絶妙に火が入った焼き牡蠣は、最後のジュまでジュルっといただく。
この日、驚いたのはシェフのロバートさんがとても日本語がお上手なこと。
聞けばNYの大学で日本語を学び、日本の飲食店、NYの焼き鳥店での経験等があるそう。
大好きな部位、ソリレスの登場☆
パリでこんなに美味しいソリレスの焼き鳥を食べたのは初めて!
トマトを焼いただけでこんなに美味しいのか!?と、これまた驚く。
その美味しさはトマトそのものが美味しいことはもちろんですが、炭がかなり上質なのではないかと思います。
私には炭、備長炭についてはなんの知識、ウンチクもありませんが、先ほどのソリレスもこのトマトも薫香が別格な主張をする一皿。
そして素人にはその火加減が真似できないな〜と。
Hさん、Mちゃんからロバートさんのパスタも絶品!と伺っていました。
もちろん手打ち☆
楽しみだった最初のパスタは、アーティチョークのラビオリ。
可愛い!こんな風に小皿に2個のポーションでサーヴされるとは想定外だったのでユニーク。
そしてハツ。
コリコリな歯ごたえとまたまた炭火の香りにうっとり。
滑らかで軽やかな茶碗蒸しは贅沢にオマール☆
ちなみに我が家の日本での焼き鳥店のお気に入りは、「酉玉」と「バードランド」。
日本人の友人とは「酉玉」、外国の方または外国暮らしをしている友人とは「バードランド」。
でもこうしてパリで本格的に美味しい焼き鳥を楽しむのは初めてで、とても新鮮!と感じなら「ぼんじり」をパクっ♡
すぐには何かわからなかった緑は、ズッキーニ。そこに明太子マヨとは〜!
このコンビネーション、自宅でも真似したい。
とてもジューシーなうずら☆
骨まわりが美味しいんだよね〜とかぶりつく。
ホワイトアスパラも炭火焼だと旨味が全く逃げずに凝縮される感じ。
そろそろお腹もいっぱいになってきたところで「カラスミスパスタ」。
こちらも手打ち。
シメ的に食べるのにちょうどいい☆
そして最後は「つくね」!
満腹さとほろ酔いでブレる…。
デザートは、ジェシカさんのサクランボのクラフティ&バニラアイス。
ジェシカさんは有名な製菓学校出身で、パリの三つ星レストランGuy Savoy(ギ・サヴォワ)で働いていたのだそう。
このオーブンから取り出した鍋ごとの熱々焼き立ての美味しさといったら♡
こうしてパリではなかなか食べる機会がなかった感激的な焼き鳥を組み込んだシェフのおまかせコースを堪能しました。
素敵な雰囲気と美味しいお料理のLe Rigmarole(ル リグマロール )、また是非お邪魔したいと思います。
で、この日はHさん、Mちゃんとのお喋りは楽しく、あっという間に深夜に。
「じゃ、またね〜!」とお二人と別れて歩き出したものの、歩いても歩いてもメトロの駅がない、タクシースタンドもない…。
K「まだ?」
夫「この道を歩いた覚えがないな…」
K「もしかして、、」
夫「迷ったな」
K「え…」
土地勘がないのですっかり道に迷いました。
深夜知らないところで迷子は心細い、怖い。
とにかくひたすら歩き続けたらメトロの駅を発見してホッ!
だいぶだいぶな遠回りで食後の腹ごなしになりました。
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