
パリ16区☆Tsé Yang
フレンチレストラン、ビストロ飯は好きですが、パリ生活中に頻繁に出かけるのはアジアごはん?!
夫「365日フレンチは無理だけど中華なら毎日でも付き合います!!」
K「え...そんなに中華好き?」
夫「好きだね〜♡」
K「じゃ、あそこ行ってみる?」
夫「中華ならどこでも!」
というわけで、パリ16区にある『Tsé Yang』(セ・ヤン)という中華料理レストランへ。
昔からある老舗店で、その存在はずっと前から知ってはいましたが、こうして訪れたのは初めて。
入ってびっくり。
思っていたよりずっと高級感の漂うお店ではないか☆
あちこちに立派な蘭も飾られている。
K「あれ、ここって町中華じゃないの?」
夫「そんなこと誰か言った?」
(誰も言っちゃいないな。いつものように私の勝手な思い込みを反省)
突き出しなアミューズは、ワカサギフリット&ピーナッツ。
このワカサギ(?)フリットが揚げたてで美味しく、ムシャムシャと食べてしまった。
がっつき過ぎで恥ずかしいわね...と思ってペースダウンすると、お隣りのテーブルのムッシュたちも大好きだったようで、おかわりをしていた...!
まずはホット&サワーな酸辣湯(スーラータン)。
ちょうど私達の座ったテーブル越しに厨房の様子が見え、熱々の湯気が見えるセイロに久しぶりにいただく飲茶も期待。
飲茶の一皿としてセイロから丁寧に出された蒸し餃子をお店の方がお皿につけてくれました。
これに限らず全てのお料理は、お店の方が取り分けて綺麗に夫々のお皿に盛り付けてくれました。
K「自分で取り分けなくてもいいし、やっぱり町中華じゃなかったね」
夫「最初から町中華じゃないってば」
久しぶりに食べる、パリでは今年初!と楽しみに待っていた大好物の北京ダックの登場。
中華といえば!な代表的料理の一つですが、その美味しさはピンキリ。
ダックの皮のパリパリ度、それを包む餅皮「カオヤーピン」の厚さ薄さとモチモチ感、一緒に包むネギのボリューム、甜麺醤の美味しさ等々、お店によって違いは色々。
期待マックスでいただいたこちらの北京ダックは、とても好みの加減で感激☆☆☆
続いて海老とカシューナッツの炒め物とビーフン。
更に先ほどの北京ダックの身の部分を使った一品。
うまっ!
北京ダックは、おもいきり皮をエンジョイした後では余計に身はスカスカに感じられ、肉としての旨味はあまりないかな〜濃い味付けで誤魔化されてる?と思うことがあるけれど、こちらのお料理は、柔らかく美味しい身でした。
デザートタイム。
なんだろ?氷水の入ったボウルが用意されました。
そこに見るからに熱々の飴がけされた塊を大胆に入れる。
瞬時にパリンパリンに固まったそれは、林檎の飴がけデザートでした。
飴部分は薄く、白胡麻の風味もよく、昔お祭り屋台で食べたリンゴ飴を彷彿する懐かしい味♡
アミューズのワカサギフリットから最後の林檎飴デザートまで満喫しました。
こんな風にアパルトマンから近いのに、逆に近いからいつでも行けると思って行かずにいるレストランは色々あります。
新しく話題なお店も良いけれど、灯台下暗し的なご近所店を開拓したいと思う今日この頃です。
*****K子のつぶやき*****
今年のゴールデンウィークはどうだった?
家族や友人たちのお土産話が楽しみ。
ARCHIVE
MONTHLY