
パリ17区☆Papillon(パピヨン)
以前はあちこち色々なレストランに行くのが好きで、新しいお店や評判のお店には行こう行こう♬とフットワークも軽かったのですが、最近は好きなお店に繰り返し通い「食事」そのものを楽しむようになってきた感じです。
K「それにしても最近新規開拓しなさ過ぎ?」
夫「行きたいところあるならつきあうけど。予約してー。」
と言う訳で初めて出かけたのはパリ17区にある“Papillon”(パピヨン)というレストラン。
夫「ここを選んだ理由は?」
K「パリで美味しいお店となると日本人シェフのお店が多いけど、あえて日本人シェフ以外のお店☆」
「ここのシェフはChristophe Saintagne(クリストフ・サンターニュ)さんという人でプラザ・アテネやル・ムーリスでシェフを務めてた人なんだって。」
夫「アラン・デュカスグループなわけね。」
開店当時から話題で予約が取りにくかったらしいけれど、最近は少し落ち着いてきた感じですんなり予約☆
20時前はまばらだった席も21時近くなるとほぼ満席、テラス席も賑やかになりました。
テーブルクロスもないカジュアルさは今っぽく、天井からの丸い照明もカワイく、店名パピヨン=蝶のモチーフがお皿やドアノブなどにさり気なくあしらわれ女性が好きそうな雰囲気。
テーブルにつくとすぐにアミューズ登場。
チキンブイヨンベース?のポテトサラダのような一品。これを薄切りバゲットトーストにつけてつまみながらメニュー選び。
こんな風に腹ぺこで来た時にすぐにおつまみが登場すると嬉しい(^u^)
そして料理はアラカルトでいただくことに☆
こちらはアジアチックな鴨のラビオリ。
胡椒など香辛料の効いたブイヨンの上に、もっちり食べ応えのある肉厚皮の焼き餃子を載せた感じ。
セロリがアクセント。
カニと大根。
ちょっと前までは日本でいただく「大根」も珍しかったけれど、最近はレストラン料理での登場頻度が高くなってきました。
中からはシャキシャキのインゲンがたっぷり。
ソースはサウザンアイランドドレッシング風。
お酒はビオのシャンパンに。
この日ちょっと残念だったのがフロア担当の対応と連携がいまひとつだったこと。
例えば、料理のオーダーを何度も取りに来たり、頼んだシャンパンが冷えてなくて今から冷やしますと言ったのに、そのことを忘れてなかなか出してもらえなかったこと、シャンパンを出した後も注ぎに来る余裕がなくちょっとバタバタの様子だったのでこうして自分達で。
メイン料理いただきま〜す。
豚肉ソテー☆ その上にポロポロと乗ってるのが生のアサリ…!
生のアサリは相当に磯臭さがあったのですが、時々パリではこういうアサリをアクセントにした料理に出逢います。
日本人的には磯臭さが気になるので、以前あるシェフに尋ねてみたころ
「この臭みこそが海っぽさ!海、海岸を連想できてイイんだよね〜」と。
仔牛のコンフィと人参。
つくづく思うのはフランスの人参は甘くて美味しい(●^o^●)
ソースはしっかりめの甘辛味でした。
デセールは苺のパブロヴァ。
バジルと苺、合う合う♡
夫の前に出されたお皿。
「少々お待ちください」の言葉が無かったので、せっかちな夫は少し食べてしまった(ー_ー)
するとそこに
タンタララーンと焼き立てのガトー・オ・ショコラが登場。
好きなだけどうぞ的にたっぷりと入れてくれました。
聞けばこのデザートがイチオシ、オープン当初からのお店の人気デザートだそう♥︎
エスプレッソをほぼ飲み終えたところに天板ごと焼き立てのマドレーヌが登場。
「おひとつどーぞ」と。
マドレーヌ好きとしては嬉しい。でも、できるならエスプレッソと一緒のタイミングが良かったな…。
こうして改めて思ったのは、レストランの食事とサービスのバランスの重要性。
女子会やグループなどでオシャベリに夢中の時はあまり気にならないことも食いしん坊な夫とガチで食べる時はいろんなことが気になってしまう?!
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「オスマン様式」
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<info>
Papillon
8 Rue Meissonier, 75017 Paris
01 56 79 81 88
http://www.papillonparis.fr/
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