Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜/KEICO

パリ17区☆"RECH"(レッシュ)でソール

初夏のパリ滞在中に初めて訪れたレストランの中で個人的には最も好きだった、
印象に残った一軒が17区にある魚介専門レストラン"RECH"(レッシュ)

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お店前を通るたびに地元らしき人達でテラス席はいつも満席で気になっていたレストラン。

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ガストロミー界に詳しいパリジャンの友人Bに尋ねてみると、
「魚貝レストランの老舗で(1925年創業)、今はAlain Ducass(アラン・デュカス)氏が
プロデュースしてる人気店、1階はカジュアル、2階はシックな内装。
僕のオススメは落ち着いてる2階フロア」と。

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と言う訳で久しぶりの魚貝料理!と楽しみに出かけ、通されたのは2階フロア。
お皿の中に石を置いたユニークなテーブルセッティング。

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海藻のチップスを摘みながらまずは泡で乾杯。
く〜っ♡(ってこのリアクションはビール...)沁みる美味しさ。
この日は特に気温の上がった夏日だったので、冷えたシャンパンはスルスルと体に入る入る。
そしてずっしり重厚なグラスを傾けながら、じっくりメニュー選び。

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アミューズは鯛を載せた一見パスタ、実際は大根のような野菜。

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トマトとタコの前菜。
弾力満点のタコ、酸味と甘味が丁度良いトマト、添えられた甲殻類をたっぷり感じる魚貝ソースと共に。

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魚貝専門店ならではの海の幸盛り合せプレート。

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滋味深い生牡蠣。

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生牡蠣と言えば黒パン、ライ麦パン!
ここにrichな"RECH"とかたどられたバターをたっぷり塗って、

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生牡蠣を食べる→バターたっぷりのライ麦パンを食べるを繰り返す。
この習慣の由来は知りませんが、確かに合う。
生牡蠣の鉄分・ミネラルが口の中いっぱいに広がった後に、すかさずライ麦パン&バターを
頬張ると、ミネラル感が一変してコクマロな美味しさ。
ライ麦パン好きなので、個人的には牡蠣無しでもパンが進んでしまうけど...。

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「オレ、こういうチマチマしたの嫌い...」(夫)と、小さな貝は数粒で食べるのをやめてしまったので、チマチマ好きな私がいただきました(^u^)

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そして今回の一番の目的は、Sole(ソール、舌平目)
お値段はその日の仕入れ、魚それぞれの重さによる時価。
こちらは、1.3キロ(ビックリ!)で、ここ数年私が食したソールの中では文句無しに一番ビッグ。
一人では食べきれないので、2人でシェアです。
丸ごと運ばれてきて、目の前で解体デモンストレーション!?
まず最初にほっぺ部分を外して、お皿の上にちょこんと載せました。

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鮮やかな手さばき☆
どんどん骨が外されていきます。
最後はドヤ顔お願いしますっ!

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ドヤっ!

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付け合わせはシンプルにグリーンサラダとポテトを好きなだけ。

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オーバル型の大皿からはみ出しそうなボリューム。
こうしていたいだソール・ムニエルは、私史上No.1かも!?な大感激の美味しさ(●^o^●)

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とにかく筋肉質な肉厚さで噛みごたえ大。
大味ではなく、バターたっぷりにも関わらず、食べ疲れることなく2人で完食。

K「グラムいくらって表示だからよくわからないけど、これいくら?」
夫「今日は値段を忘れて楽しむ、そんな夜だな...」
K「え...ここってカジュアルなお店じゃないの?!」
夫「一見雰囲気はカジュアルだろ、でも値段はカジュアルじゃないんだな、これが。さすがデュカス氏のお店☆」
K「それ早く言ってよ、こんなニットとデニムで来るんじゃなかった...。着替えたい。」
夫「遅いだろ、もうメインも食べ終わって。。」

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デセールは、さっきのドヤ顔の彼のイチオシの2人でシェアOKのロングエクレア・カフェクリーム。
をチョイス。
オススメだけあってこのエクレアがまた美味しいの、なんの♡

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食後はソールの余韻に浸りました。

帰り際、厨房前を通って階段を降りるのですが、そこまで行くとシェフが挨拶に出てきてくれました。
写真をお願いすると、「だったら厨房のみんなと撮ってください!」と。

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一番左の彼がシェフなのですが、撮り終えた写真を見せると、
「彼(お皿洗い担当)がうまく写ってないからもう1回撮って!」と。
何度か撮り直したものの、ほろ酔いの私が撮るとどうしてもその彼が誰かの影に...。
(ごめんなさい...)

そこで最後に気がついたのは、こちらのレストランは厨房もフロアスタッフも男性オンリー。
なんだかとても男っぽく、厨房の仲良さそうな雰囲気といいそれは男子校のノリ?!
そんなノリも、勿論料理もとても美味しかったので今後は時々こちらのレストランにお邪魔したいと思います。

おまけは「ハワイに行こう!」をBelle et Bonneブログで♬
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1110.html

 <info>
RECH(レッシュ)
62 Avenue des Ternes 75017 Paris 
01 58 00 22 13
http://www.restaurant-rech.fr/

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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