パリ1区☆La Régalade Saint-Honoré
夫「久しぶりにビストロ飯が食べたい!どっかない?」
K「じゃ〜、久しぶりにここは?」
出かけたのは、パリ1区にある“La Régalade Saint-Honoré”(ラ・レガード サントノーレ店)。
一時期は頻繁に通っていた一軒ですが、ここ何年もすっかりご無沙汰。
でもまずは変わらぬサービスでスタート♫
それは前菜の前にサービスで提供される、食べ放題な自家製Pâté de Campagne(パテ・ド・カンパーニュ)&ピクルス。
物価上昇などで値段やサービスが変わっていくのは仕方ないと思う中で、それほど値段も変わらず、パテのサービスもそのままとは嬉しい!
食べ放題とは言え続くお料理を思うとセーブしておいたほうが良いのだけれど、腹ペコな目の前にいきなりドンっ!と登場するこの美味しいサービスは抗い難く、パンに載せてモリモリ食べてしまうのよねぇ。
前菜の仔牛肉の冷製ツナソース「ヴィッテロ・トンナート」。
北イタリアの郷土料理「ヴィッテロ・トンナート」がメニューにあったのがちょっと意外。
本場ピエモンテでいただくものと比べると仔牛のスライスはやや厚め、ツナソースは控えめでレガラード風に。
こちらもイタリアンなメニューでパスタ。
でも普通にパスタではなく、根セロリをパスタに見立てたカルボナーラ。
最近こういった野菜をパスタにしたヘルシーメニューも増えてる感じ?
ん〜っ、イイ感じに濃厚 でイケる!
その美味しさの理由はたっぷりと使われているチーズvieux comte(ヴュー・コンテ)がかなり美味しいからかも。
濃厚なのに塩辛くなく、本物パスタではなく根セロリだったお陰で食べやすく、コンテに卵を崩し絡めながら最後まで飽きずに美味しくいただけました。
メインにパリッとこんがり焼かれた豚の胸肉。
こういうお肉の塊がドーンと登場すると、改めてビストロ飯を食べに来た実感が湧いてくる。
良質な食材をシンプルに食す。
ワインは軽めの赤ワイン、モルゴン。
久しぶりに無性に食べたかったMagret de canard roti(マグレ・ドゥ・カナール)、鴨胸肉のロティと根菜色々。
こうしてやや久しぶりにビストロごはんを久しぶりなレガラードで楽しんでいると厨房からシェフが出てきてフロアをチェック。
ブリューノさんだ(シェフ)!
挨拶しようかしまいか、でも口いっぱいに鴨が入ってて今は無理…そんな瞬間で、すぐに彼は厨房に戻ってしまいました。
(↑ブリューノさんも大のラグビーファン)
というのもシェフのBruno Doucetさんとは共通の友人を通して数回食事をご一緒したことがあり、その時お酒に酔いながら彼が熱弁したことの一つに、
「料理人は有名になったからってテレビとかに出まくっちゃっダメだろ。厨房で料理してなんぼ!」
みたいなことを仰っていたことを思い出しました。
(みんなベロベロに酔っていたので曖昧な記憶だけど)
ブリューノさんも人気シェフの一人だし、もうそんなには厨房には立たれていないだろうと思っていただけに、驚くと同時に今も厨房に立たれいてることが嬉しくなりました。
エクストラでサイドオーダーした黒トリュフのポテトピューレ☆
黒トリュフの香りとシャリッとした食感をよーくポテトに混ぜ込んでそれぞれのお肉に添えて。
うまっ♡
こうしてバターもたっぷりなポテトピューレまでしっかりいただいたので、
食後のデザートの入る余地が無くなってしまったけれど、カフェに添えられたマドレーヌも大きめですっかり満腹満足。
美しく軽やかなフランス料理も好きですが、ビストロごはんはまた違った旨さと満足感に満ちている!を実感。
こちららの「ラ・レガラード・サントノーレ店」は立地的にとても便利なところにあることに加え、月曜日営業(多くのお店が定休日)なこともありがたい一軒です。
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La Régalade Saint-Honoré(ラ・レガラード サントノーレ店)
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