第2次オレンジブーム☆
パリではなく、ヴェネツィアの1枚。
先日、街の75%が水に浸かると言う観測史上最高位を記録したヴェネツィア。
友人のレストランも大変だったと…。
*****
ガチャガチャと朝からなんだか騒がしい…
と思ったら東京自宅のワインセラーの棚卸しを始めた夫。
手伝ってあげようにもワイン管理に私はノータッチなので見ているだけ…。
「邪魔だからどいてくれる!!」
「お〜、こんなのがあったのか♡ そろそろこれは飲み頃♬」
とかなんとか言いながらとても楽しそうだ。
そんな中、ピンポ〜ン。
K「なんかまた6本来たよ…」
夫「この後まだ赤6本、それにロゼ3本届くからよろしく♬」
夫「でだな、さっき来たこれは楽しみに待ってたオレンジワインだぜ〜♡」
デイリーに飲むものと寝かすもの、何かのお祝いに贈りたいものなど色々ですが、数年前に知り一時期ちょっとハマったのが普段飲みなオレンジワイン。
ちょうど1年前のヴェネツィアバカンスの際に何度が美味しいオレンジワインを飲んだことをきっかけに、この1年ジワジワと地味に我が家では第2次オレンジワインブーム到来。
早速届いた1本を飲んでみました。
Vodopivec(ヴォドピーヴェッツ)の“SOLO”(ソーロ)2012。
地面に埋め込んだアンフォラ(陶器の器、ギリシアの壺の一種)で皮ごと半年、圧搾した後さらに半年アンフォラで、そして2年大樽で寝かせたヴェネツィア のワイン。
(アンフォラ↓)
葡萄は初耳セパージュ「ヴィトフスカ」。
オレンジというよりかなり黄色く写ってしまいましたが、白ワインではなかなか目にしない色で、やはりこれはオレンジワイン☆
照明をやや落としてみたり… ワインが面白く感じるのは、飲む前のカラーと香りも楽しめること。
K「うーん、黄昏色とでも言うのんでしょうか?!」
夫「僕ね、黄昏って言葉嫌いなんだよね〜。ネガティヴな感じがして。」
K「・・・。」
温度は低めで飲み始めたのですが、かなりドライでミネラル感が凄い!
飲みながら温度を上げていくほどにフルーティーな香りと味が立ってきました。
そんなワインと一緒にカリフラワーの丸ごとロースト。
黒胡椒とオリーブオイル、
そしてすっかりあれこれ愛用している、アレンジ多用のパリからの定番お土産“Maison de la Truffe”(メゾン・ドゥ・ラ・トリュフ)の黒サマートリュフのペコリーノクリームをちょっぴり載せてオーブンへ。
トリュフの香るチーズクリーム(濃厚!)なので、お料理の隠し味にちょっと入れるだけでリッチな味わいに。
こんがり、ホクホク。
上に生ハムを載せたらボナペティ☆
野菜から魚、肉料理まで比較的何にでも合う「オレンジワイン」なので、このカリフラワーローストとも相性ヨシでした。
深まる秋、いっそうワインも美味しい季節。
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