
Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜/KEICO
スーパーモンブラン2016
久しぶりに出かけたのは千代田区紀尾井町にある「ホテル・ニューオータニ」。
シティーホテルのロビーの華やかな雰囲気が好きです。
ちょっと非日常的で、特に週末は旅行や結婚式などで滞在している方が多く、みんな楽しそうで明るい空気を感じます。
大好きな焼き鳥屋さん「伊勢廣」で焼き鳥定食のランチを楽しんだ後、目的の場所へ♬
それはザ・メイン・ロビー階にあるホテルニューオータニのグランシェフ・中島眞介さんのオリジナルケーキとパンが楽しめる「パティスリー・SATSUKI」。
お目当てはコメントでMさんに教えていただいて以来ずっと気になっていた「スーパーモンブラン」なるモンブラン!
と、私がケーキのショーケースにまっしぐらになっていると、夫は背を向けて早くも何やらどんどんトレーに載せていた…。
「下町健康揚げパンシリーズ」という揚げパンコーナーからまずは「ビーフシチューパン」。
更に「ハヤシカツパン」。
いずれもひと口いただいてみると、カリっとした揚げ加減、パンの美味しさ、具沢山の中身は今まで食べたことがない贅沢感に溢れた揚げパン。
1個800円くらいですが、なるほど!なインパクトでした。
「甘いのも♬」と最後は「こしあん」と「黒ゴマあん」の2種類の餡を包んで揚げた「あんドーナツ」も
選んでいた夫…。
夫「君もいる?」
K「じゃ、私はバナナマフィンと黒豆カカオマフィン♬」
って、オイオイ!
その言葉に乗せられてマフィンを買ってしまったけれど、私の本来の目的はスーパーなモンブラン、
スーパーモンブラン!!
こうして揚げパン、マフィンを選んだ後、気を取り直してショーケースに向かいました。
なるほど、こちらのパティスリーのケーキには「スーパーシリーズ」というものがあり、お値段ちょっと高め、サイズちょっと大きめでプリン、ロールケーキ、ショートケーキ、フルーツケーキなどがズラリ。
モンブランをお願いする前に口から出たのは「東京スーパーチーズケーキを1つ」。
チーズケーキ好きとしては無視できませんでした。
どんなチーズケーキかと言うと…
私の稚拙な説明よりはお店のサイトの説明を☆
『八丈島産(東京都)ジャージー牛乳のコクと、自家製ラムレーズンのハーモニーが絶妙しっとりと焼き上げたチーズケーキに、軽やかな口当たりのアーモンドミルククリームをたっぷりと絞った見た目も特徴的な新作ケーキ。
口にすると、はじめに印象的なのは、アーモンドミルククリームの下に隠されたザラメ。
カリカリした心地よい食感と、噛む度に染み渡る甘味が、ジャージー牛乳とチーズの生地の美味しさを引き立たせます。
そして、後味に甘く香るのは、今作の味のポイントとなっている大粒のラムレーズン。
1粒2センチほどの大粒のレーズンは、食べ応えも抜群で、全体の味の印象を大人の味わいにまとめています。』
はい、説明通りの美味しさでございました。
そのテクスチャーはスフレっぽく、かなり軽めで、ちょっとジャリっとくるザラメがユニーク。
ラムレーズンの存在感がかなり大きい☆
ザラメの効いた長崎カステラを思い出しました。
そして、ようやく真打ち「スーパー・モンブラン」。
こちらも詳しい説明は、お店のサイトから引用させていただきますと、
『今年のスーパーモンブランには、和栗はもちろんのこと、こし餡の葛ジュレや、沖縄産の黒蜜を使用したつぶ餡や和三盆、雑穀(シリアル)など使用しているのがポイント。
和の素材ならではの、しつこくなく、さっぱりと、さわやかな味わいに仕上っています。
(いただきま〜す)
土台の部分は、シリアルを使用したリンツァー生地で香ばしく、和三盆のカラメルでしっとり感と、藻塩でアクセントをつけています。
「黒蜜あんこ」の上に丸ごと1個の「国産和栗の甘露煮」をのせ、「ローストアーモンドミルククリーム」を重ねます。それらを包み込むように、「こしあんの葛ジュレ」を、最後にそれらを、「和栗」を使用したペーストで優しく包み込みました。
和栗のペーストに使用する栗は、兵庫県産を中心としたその時期に一番美味しい状態のものを使用する為、収穫時期によって異なります。
最上部には、兜を模した、金箔とチョコレートの装飾が鎮座しています。』
ドキドキしながらナイフを入れるとパッカ〜ン!と、まるで桃太郎が生まれるような、そんな感じで二つに割れました。
今まで色々なモンブランを食べてきましたが、このモンブランはこの先もずっと記憶に残る美味しさだと確信。
和栗の美味しさが追求され、洋菓子だけど和菓子にも通じる世界。
甘過ぎたり、お酒が効き過ぎた大きなモンブランは途中で飽きてしまったりもしますが、こちらのモンブランは大きくても食べれてしまう、いや、食べさせてしまう魅惑の美味しさ♡
その大きさは直径7センチ、重さ280グラムで、2,100円とケーキとしてはちょっと高めですが、食後はとても幸せな満足感で、この美味しさならイイ!と個人的には納得しました。
試行錯誤され毎年ちょっとずつ違っているという「スーパーモンブラン」。
毎秋食べてその違いを感じるのも楽しそうです。
最後にパリで気になるモンブランと言えば!
パリ4区の“Le Mont du Bonheur”(ル・モン・デュ・ボヌール)というモンブラン専門店☆
こちらはパリからアップしたいと思います。
☆おまけのパリ&東京を連日Belle et Bonneブログで更新中☆
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パティスリー SATSUKI(ホテル・ニューオータニ)
東京都千代田区紀尾井町4−1 ホテルニューオータニ
03-3221-7252
http://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/p_satsuki/
Le Mont du Bonheur”(ル・モン・デュ・ボヌール)
60 Rue du Roi de Sicile 75004 Paris
01 74 64 60 70
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