Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

2023年パリはじめ☆

Welcome back@パリ!

外気に触れて驚いたのは、その気温。

記録的に暖かい年末年始だと聞いていたけれど、実際私史上1月のパリとしては1番の暖かさかも。

寒がりケーコとしては嬉しい♬

パリ市内に入ってアパルトマンに向かう途中で最初に迎えてくれるモニュメントが凱旋門☆

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それにしても長旅でした。

引き続きロシア上空を回避しての北回り遠回りなのですが、アンカレッジ上空を飛び、グリーンランドからイギリスへ、そしてパリ。

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10月に飛んだ時より更に長く感じ、何もしてないのにドドっと疲れた感。

ボーーッとしてたらバゲージクレームで荷物を見失いそうになった…待て待て〜。

ボヤボヤしてる場合じゃないぞ!

こうして来れるだけでありたいことなのだ。

それに昔はもっと時間はかかっていたわけで、岩倉使節団が欧米に行った時はどんだけ…(って、岩倉具視ご一行と比べるのもいかがなものか)。

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それを思えば直行便約14時間なんてチャラヘッチャラ。

では今回もそんな長い1日をサーっと振り返ります。

少し早め朝6時過ぎに自宅を出発。

羽田空港に近づくと東の空が明るくなってきました。

何度か目にしているシーンですが、朝日に照らされる飛行機は感動的にカッコイイ。

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空港内は10月と比べるとずっと賑やかで、年末年始を日本で過ごした外国人ツーリストは何倍にも増えた印象でした。

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チェックインを済ませた後は、お土産調達に「江戸小路」へ。

ここで求めたいと狙っていたお土産がありまして、自分用も含めて楽しみに行くと…。

開いてない。お店は8時30分からでショッピングできず。残念。

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夫「こんなことだろうと思ってたよ。だからこんな出発ギリに調達するのは危険だって言ったのに」

K「こんなこととは思いもよらず」

仕方なくパスポートコントロール後に免税店のお土産さんエリアへ。

大賑わいで会計まで長蛇の列、それはコロナ前にもなかった光景に見えました。

波、タイミングもあったのでしょうが、20分待ち。

コロナ禍で人が少ない世界に慣れてしまったので、わちゃわちゃに混んでいる所へ来るとなんとなくちょっと気後れ、気持ちが疲れ、搭乗前にひと息入れようと、いつも通りJALラウンジへ。

すっかり恒例になってきた出発前にいただく鯛焼きは、旅の無事を祈って頭からガブり。

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ラウンジも私がこれまで経験した中では1番の混雑、密集ぶり。

喉乾いた〜と冷たい飲み物を求めてドリンクコーナーへ行き、アイスコーヒーを飲もうとしたら、冷蔵庫前にアジア人マダムがミルクを持って仁王立ち。(風呂上がりか?!)

冷蔵庫のドアを開けたまま右手にミルクの入ったピッチャー、左手にグラスを持ち、ひと口飲んではピッチャーから注ぐ、飲んでは注ぐの繰り返し。

えーー、ミルク飲み干しちゃう気?!

アイスコーヒーにして飲みたい私としては、ちょっと残して欲しい…と後ろから祈る。

そんなの飲み方をしていたマダムは、ついにコップからミルクがこぼれ床が汚れて。。

もーー、マナーのなってない外国人だな…と冷ややかに見つめたら、

「あ、こぼれちゃった。おねーさん(スタッフさん)ここ汚れたから拭いといて」と。

に、日本人だったのか…。

アイスコーヒーを手にテーブルに戻るとミニ牛丼セットを持った夫がプンスカ顔で戻ってきた。

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聞けば、彼の前にいたどこぞの女性が食事メニュー、料理法から材料ひとつひとつに説明を求めて全然オーダーが進まなくて行列になって待たされてしまったそう。

コロナ前と違って食事はセルフサービスではなく、オーダー制なので詰まるとあっという間に行列です。

アレルギーや宗教的なことで食べ物に注意が必要な場合もあるとは思いますが、そういういろんな人の質問、リクエスト、わがままに丁寧に応えるスタッフの皆さんに感心し、文化や習慣、常識が異なる色々な国の人が集まる空港などでは一段とサービス業の大変さを感じます。

これだけ空港内が混雑しているので機内も…と覚悟して乗り込むと、私の座席周辺は空席が目立ち、とても空いていました。

日本からパリ、ヨーロッパへの渡航はまだまだ少ないようです。

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アメニティセットは、前回の10月と同じで「Maison Kitsuné」(メゾン・キツネ) とコラボレーションポーチ。

さて、14時間どうやって過ごそう…。

まずは映画。

東野圭吾のベストセラー小説が原作の「ガリレオ」シリーズ・劇場版第3弾『沈黙のパレード』。

ネタバレ感想は割愛ですが、面白かった〜!

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食事は今回も私は洋食チョイス。

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2本目の映画は、禁断の愛を描いたフランス映画 or 笑えそうなイギリス・ウエストエンドを舞台にしたアメリカ映画。

後者だな。

という訳で『See How They Run』を見たらクスクスな笑いが止まらず。

ベテラン警部と新人警官の凸凹コンビが活躍するミステリーコメディ。

1950年代のロンドンで、大ヒット舞台の映画化が進む中で起こった殺人事件での謎解きストーリー。

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何食べてる?とお隣さん(夫)を伺うと、いつも通り和食。

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IMG_3470 copy.jpgデザートは、食べ比べ。

和食コースの「苺と黒みつ寒天の白胡麻ソース」、洋食コースの「金柑と生姜のムース」。

和スイーツの方が好きでした。

IMG_3471 copy.jpg食後も眠気は全くなく、読書が進みました。

まだまだ旅の途中。

お隣さんを覗くと、2度目の食事を楽しんでいる。

K「何それ?」

夫「純和鶏の中津からあげ。これにご飯をやめてJAL特製ソラノイロ鶏油香る中華そばってのを添えてもらった」

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季節柄もありますが、フライト時間が長くなったことで痛感するのは、機内の乾燥。

顔や手からどんどん水分が蒸発していくので、やはりシートパックは欠かせない。

ハンドクリームも小まめに。

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映画も本もちょっと目が疲れる…音楽でも。

と思ったら、これが懐メロ満載、一人でこっそりエアカラオケのスタート♬♬

あ〜、楽しい!なんだかストレス解消。

小学生の頃に聴いてた曲って案外歌詞をしっかり覚えているものです。

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エアだけど熱唱!

80年代特集、ウインターソング特集まで歌い上げたところでアイスクリーム。

そして3本目の映画『Crazy,Stupid,Love』。

冴えない中年男性が元妻の心取りを戻すために奮闘するコメディ。

ダメ夫をモテ男に改造すべく指南するチャラモテ男をライアン・ゴズリングが好演♡

今一番好きなハリウッドスターがライアン・ゴズリングな私としては、眼福眼福。

IMG_3480 copy.jpgお隣さんの様子を覗いて驚いた…。

ま、ま、また「トップガン・マーヴェリック」を観ているじゃないか。。

確か前回のパリ東京往復にもそれぞれ観ていたし、自宅でのBlu-ray、映画館鑑賞も含めてこれで何回観てんの??

こんなに同じ作品を繰り返し観れる?しかもそこそこ短期間に。私には無理。

IMG_3478 copy.jpg最後の2時間、私は読書と瞑想タイム(眠れなくて)。

ようやくパリの街が見えたときは、両手グーで「やった!」思わずガッツポーズ。

今回も無事にパリにやってくることができました。

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ボナネ!(あけおめ)、無事舞い戻りました!と貴婦人に挨拶。

(ちょっとわかりづらいですが↓ トップのライト部分が赤&グリーンで地味にクリスマスカラー☆)

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というわけで、2023年事始なパリ始め、元気にスタートしております。

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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