
パリ2区☆La Bourse et La Vie(ラ・ブルス・エ・ラ・ヴィ)
この秋、パリ2区にオープンしたばかりのビストロ、"La Bourse et La Vie"(ラ・ブルス・エ・ラ・ヴィ)。
こちらはパリの大好きレストラン"Spring"(スプリング)のシェフ、Daniel Rose
(ダニエル・ローズ)さんの新店で、彼のパートナー Marie-Aude Mery(マリー・オード・メリー)
さんがシェフを務めるビストロなのです。
(関連ブログ⇒ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/archives/spring-4.html )
メールや電話でお互いの近況は知っているものの、マリーに会うのは数年ぶりということで、
再会フォト☆(ブレてます...)
ブレた写真からも少しはわかると思うのですが、、マリーは美人で小柄で華奢な女性。
その細い体で重い鍋や熱々のオーブンと格闘している姿はとてもカッコイイ。
以前は"Spring"(スプリング)の厨房でダニエルさんと一緒に働いていましたが、出産を機に
しばらくレストランから離れていました。
そしてこの秋に復帰、しかもビストロ!と聞いてとても嬉しくなりました。
お店は小さめですが、スッキリして居心地の良い雰囲気☆
まず運ばれてくるのは、お店の名物的アミューズの大きなgougere(グジェール)。
シュー皮にチーズが練り込まれたグジェールは大好きですが、こんなに大きなサイズで
いただくのは初めて。食べ応えも大(^u^)
マリーさんと久しぶりの再会ということで、クレマンと牡蠣のグランタンをサービスしてくれました♫
メニューはアラカルトで前菜、メイン、デザート構成のシンプルでクラシックなビストロ料理。
こちらはベトラーブと燻製鰻の前菜。
粉雪のようなホースラディッシュと下にはグレープフルーツ。
辛味と酸味が効いてて美味しい(●^o^●)
トーストされたパンに乗せていただく厚切りのフォアグラ♥︎
口福なひと時♫という感じで、どちらもストレートフォワードの美味しい前菜に続くプラに
高まる期待。
それぞれのプラに会わせた赤ワインをグラスでいただきながら待っていると小さな店内は
あっという間に満席。
オープンして1ヶ月くらいなのに早くも近所にお住まいの方やこの界隈に務める人達に人気の様子。
マスタード風味のラパン(ウサギ)のクリーム煮☆
大好きな牛の頬肉赤ワイン煮込み♥︎
しっかり煮込まれて、柔らかくホロホロとほぐれてとても食べやすかったです。
そしてゴロゴロと一緒に入っていたのが、これまたフォアグラ。
さすがに満腹で、デセールは夫とシェアでレモンタルトを1個お願いしたのですが、
お店の方が「ほぼ二人分にサービスしといたよ〜」と...。
その気持ちが嬉しく、そしてやっぱりデセールは別腹だったのか完食。
最後にカフェを...と思ったら、
「このチョコレートもスペシャリテだから食べてみて」と、これまた嬉しいサービス。
すっかり満腹になりました(^u^)
複雑に作り込まれたフランス料理も好きですが、最近はふと食べたくなるのはビストロ的な
シンプル料理。
こちらのお店のお料理はそんなビストロごはんでありながら、丁寧に作られた感と都会的で
今っぽい洗練された感じに仕上げてあり、個人的には今食べたい気分にぴったりマッチする
お料理でした。
ダニエルさんによると、料理学校で学んだ時以来しっかり見つめ直していなかったクラシック
な料理達を今の感覚でもう一度revisit(再訪)したいと思ったそう。
"La Bourse et La Vie"(ラ・ブルス・エ・ラ・ヴィ)、これからも楽しみにお邪魔したいと思います♫
おまけのパリは「2016年に完成」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-786.html
à demain(^.^)/~~
<info>
La Bourse et La Vie(ラ・ブルス・エ・ラ・ヴィ)
12 rue Vivienne, 75002 Paris
01 42 60 08 83
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