Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

パリ2区☆Patisserie TOMO(朋)

「こんなに美味しいどら焼きがパリでも食べられる時代になったとは!」

と、そのフワっ&モチっとした生地の美味しさに感激したは、2016年にパリ2区にオープンした“Patisserie TOMO”(パティスリー朋)の抹茶どら焼きを食べた時。

(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-622.html

ただどら焼きは東京からパリに持ってくることも多いので、最近お店は素通り。。

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でも今回は持ってきていなかったせいか?スーッとお店の中へ引き寄せられてしまいました。

せっかくならこれまで食べたことがないものを♬

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こちらのお店は、日本人和菓子職人の村田崇徳さんとフランス人パティシエのRomain Gaia(ロマン・ガイア)さんのお二人が開いたパティスリー。

村田さんは以前パリ7区ににあるレストラン「あい田」系列の「和楽」(サロン・ド・テ)でシェフを務めていた方です。

(プロフィール画像はお店のサイトより↓)

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この日、お昼過ぎに伺うと奥行きのある店内の奥のサロン・ド・テ スペースはフランス人のお客さんでほぼ満席。

一般的にフランス人は甘い豆、餡子は苦手と思っていたのでその賑わいにびっくり。

そういえば数年前カンヌ映画祭で上映された河瀬直美監督の“Les Délices de Tokyo”(東京の美味しい物)という映画に美味しそうな「どら焼き」が登場し、すっかりフランス人の気になるお菓子になったとか。その影響かもしれません。

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そしてこちらではどら焼きの他に和菓子も販売。

つくづく和菓子は季節感豊かだな、と。

洋菓子にも季節はあるけれど、和菓子ほど細かくなくもっとざっくりな印象なのに対し、和菓子は単に旬の食材を使うだけでなく、先取りで季節を表現する風流なもので、その色味といい、職人技を感じる繊細で雅!

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さて、まずは帰宅早々「リコッタチーズと柚子」いただくことに。

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いただきながら、多くのフランス人がどら焼きに興味を持つきっかけにもなったというその映画“Les Délices de Tokyo”(邦題・あん)について調べてみると、主演は樹木希林さん。

映画公式サイトよりストーリー抜粋>

縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく…。

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映画の原作は、2013年にドリアン助川さんが出版した「あん」という小説だそう。

そこまで確認してようやく思い出しましたが、確かのこの原作本はフランス語にも翻訳され数年前にちょっと話題になっていました。

せっかくなので帰国したらこの映画を観てみよう!と思いながら、ほんのり柚子の効いた美味しいどら焼きをペロリ。

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2つ目は上から見たら焼き印、梨、黒胡麻が美しい配置のどらちゃんですが、

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フランスの某雑誌の「まるで和製パリブレストや〜」的な驚きを交えた紹介記事を読んだ記憶もある、とても立体的な作りのどら焼き。

生地は薄めで、その濃厚な黒胡麻クリームを楽しむどら焼き。

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3つ目は、季節限定と思しき「懐かしいおばあちゃんのタルト・タタン」(そんな感じのネーミングだったと思う…)。

どら焼き生地の上に金粉とジュレでコーディングされた林檎がキラキラしてスノードームのよう。

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真ん部分はちょっと山椒を効かせたカシスのジュレという斬新などら焼き進化系スイーツ☆

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日仏スイーツ文化の素敵な融合を感じつつ、これからもフランス人はじめ多くの人が和菓子の美味しさを知り、好きになってくれたらいいな〜とか思いながらパリでどら焼きをエンジョイしました。

☆引き続き “Belle et Bonne Blog”も絶賛更新中☆
 
<info>
Patisserie TOMO(パティスリー朋)
11 Rue Chabanais, 75002 
 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。 約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。 現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆

そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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