
思い出プリン☆マーロウ35周年
OL時代に比べると出かける頻度としてはかなり少なくなった銀座ですが、最近はまたちょこちょこ繰り出す機会が増えてきました。
今日はTちゃんとランデヴー♬と楽しく過ごした後、帰る前に立ち寄ったのがまたまたGINZA SIX(ギンザ・シックス)の地下。
そこで葉山発・ビーカープリン専門店「マーロウ」(MARLOWE)で足止まる。
このプリンを初めて知ったのは、食べたのは二十歳の頃。
当時つき合っていたK先輩との葉山ドライブデートの時でした。
デートの内容やら食事については何も覚えちゃいないが、その時食べた食べ応えの美味しい手作りのプリンは感動的でした。
「ここね、プリンが旨いんだよ」
なーんて言うK先輩、かっけ〜♡と思ったし。
容器がビーカーというのも珍しく素敵に見えた。
それからそのプリン食べるのはいつも葉山だったけれど、K先輩と別れてからは一度も食べてない?!
GINZA SIX(ギンザ・シックス)店で「35周年」の言葉を目にしたら「あの人、今頃何してるんだろ…」に始まり、思い出あれこれプレイバック?!
マーロウは、1984年に神奈川県横須賀市秋谷にオープンしたレストラン。
ビーカー入り手作り焼きプリンは、元々はレストランマーロウ秋谷本店のデザートだったそうですが、人気を博しテイクアウト販売がスタート。
現在では秋谷本店・葉山店・逗葉新道店・逗子駅前店・そごう横浜店・ラスカ茅ヶ崎店、東京都内店舗のGINZA SIX店・三軒茶屋店の計8店舗で販売。(オンラインショップ・楽天市場店も)
種類豊富に並ぶ中、かぼちゃプリンは2種類あり迷った結果「雪化粧・かぼちゃのプリン」をチョイス。
それは、北海道産品種「雪化粧かぼちゃ」を使用したプリンで、プリン生地には砂糖を使わず、雪化粧かぼちゃの糖度18度という甘みを活かした低糖質プリン。
低糖質…そんな言葉にまんまと捕まるところに己の年齢も感じます、マーロウ35周年。
甘さ控えめ、でもこっくりとしたテクスチャーのかぼちゃ味に満足。
次に選んだのは、季節もの「栗スペシャルプリン」。
茨城県岩間地方で採れる今年の新物、良質な栗を使用。
マーロウ一番人気という期間限定プリン「栗のプリン」に国産の大粒の渋皮煮を丸ごと1個乗せたもの。
本当に立派な栗♡
3つ目は、昔の銀座の町並みとGINZA SIXの外観がデザインされたGINZA SIX店限定ビーカーの「ロイヤルミルクティープリン」。
北欧紅茶「セーデルブレンド」を使用した香り高いプリンでした。
また、いずれも苦味と甘味のバランスが絶妙なカラメルソースとよく合う!
ところで、マーロウと言えばフィリップ・マーロウ(Philip Marlowe)。
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説に登場するクールな探偵。
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」
などの名台詞の探偵さん。
K「いや〜、懐かしい。食べたらプルーストのマドレーヌ的に昔のことを思い出すと思ったけど実際何も思い出せないな…。」
夫「俺は初めて食べたけど甘過ぎなくて好き!旨いプリンだよ」
K「もちろん美味しいんだけど、そもそもこんな味だった?!みたいな。でもきっと昔は目をキラキラさせて美味し〜とか言ってたんだろうなぁ。かわいいな私♡」
夫「今はねぇぇ、すっかり怖いオバちゃんで下手なもの出たら何これ?って容赦ないしな。可愛くない…」
ムムム。。
でも言われるように確かに可愛げ?みたいなものを失ってる気がする。
ちょっと反省しよう、可愛いおばあちゃんを目指して日々重ねよう…と思った久々のマーロウ(おめでとう、35周年!)でした。
***おまけのパリ***
パリで食べる大好きなプリンと言えば、レストラン“Chez la Vieille”のもの。
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