
驚きの"Pain Perdu"
以前のブログで「花の絶えない家にする宣言」をしたものの、気がつくと絶えないのは冷蔵庫のスイーツ
こりゃいかん!という訳で近所のお花屋さんで「ミニひまわり」を買って飾りました。
なんかしんどいな・・・と無理してる感があるものの、習慣になるようにもうしばらく頑張ります。
パリにある好きなレストランの一つが16区にある"L'Astrance"。
ここで総支配人のクリストフさんが
「東京に帰ったらシューゾーのレストランへ行ってみて。彼はココのスーシェフだったんです。」と。
そんなご縁でここ数年、帰国の度にお邪魔しているのが
岸田周三シェフの"Quintessence"(カンテサンス)。
こちらはレストランの外観。黒を基調としたシックでミニマルな内装。
料理の写真撮影は個室のみ可能なので撮ったことはありませんが、沢山の食通の方々の食べブログ
に掲載されておりま~す
メニューは、シェフに全てお任せで内装に合った素材を活かしたモダンなお料理。
その岸田シェフが、たまたま雑誌に紹介していたのが先日私が新潟から持ち帰った「栃尾の油揚げ」
で作る"pain perdu”(パンペルデュ)=「フレンチトースト」です。
レシピは、「dancyu5月号」に掲載。
という訳で、岸田シェフにも作った感想を伝えねば!と思い挑戦。
ちょっと自分なりのアレンジをして。
作り方は簡単。
4つに切った「栃尾の油揚げ」を牛乳と卵(同量)と白砂糖(量はお好み)の液に一晩浸す。
油揚げには味がしみ込みにくいので箸でいくつも穴を開ける。
バター少々で、初めは弱火でじっくり、仕上げに「蜂蜜」をかけて強火でカリっとなるように焼く。
レシピでは白砂糖、バター、蜂蜜を使っていましたが、
私はキビ砂糖、太白胡麻油、メイプルシロップを使ってみました
先日から飲み始めた「ケニアティー」と一緒に。
確かにパンで作るのとは全然違います。
パンのようにグニャグニャにならず、油揚げ独自の触感が残ってとても美味しい
我が家の定番メニューになりそうです。
これは普通の厚揚げでは重すぎるので、栃尾の油揚げならではのレシピだと思う。
(都内のガーデンや紀伊国屋などのスーパーでも時々売ってるのを見かけます。)
ところで「パンペルデュ」は、なかなか奥が深くフランスでも作り方が色々、好みも色々。
以前ブログで「ラデュレのpain perdu」を載せましたが、こちらは友人ムッシュXが作ってくれたもの。
ラデュレは贅沢にブリオッシュパンを使いますが、ムッシュXに言わせると邪道じゃ~
「パンペルデュは、カンパーニュパンで作るんや」
そんな感じのお返事でした。
最近の私のオススメは、"Louis Vins"というワインビストロのパンペルデュです。
先月食べた時写真を撮り忘れましたが、是非紹介したい美味しさです
こちらもパンはカンパーニュを使ってます。
キャラメルソースが最高に美味
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<Info>
L'Astrance
4, rue Beethoven, Paris 75016
01 40 50 84 40
Quintessence
東京都港区白金台5-4-7
03-5791-3715
http://www.quintessence.jp/
Louis Vins
9 rue montagne ste genevieve 75005 Paris
01 43 29 12 12
http://www.fifi.fr/
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