
パリ発、たまに行くならこんな街~London~
夫とつき合い始めた頃、
「ケーコは、アレに似てるね、アレ!」
「ロンドンにある、アレ!大英博物館だったかなぁ・・・名前ど忘れ。」と。
大英博物館?
アレ?ってことは、人間じゃないのか?!
数日後、出された答えは、
ラムセス2世だった・・・・。
ラムセス2世って、、古代エジプト第19王朝のファラオ。
もちろん、男。
なんだそりゃ・・・
初めて言われたラムセス2世に似てる発言。
ちょっと気になる。大英博物館も行ったことないし、機会があったら
行こうと思っていた。
そして数年前、夫がロンドンで用事があったので、そこに便乗して
ラムセス2世と対面することに。
ただ、当時の私のヘアスタイルがボブだったからじゃないか?
と思うんだけど、
「いやいや目の感じも、口もとも似てるよ。同じ系統の顔だ!」
と太鼓判。
こうなると気になるラムセス2世さん。
どうせ短命だろうと思ったが、当時とはしては(今でも)長生きファラオだった。(90歳)
183センチの長身で、優れた戦士でもあったという。
という訳で、これ以来ちょっと気になる古代エジプト史。
そこで思わず、2008年にツタンカーメン展まで再度ロンドンまで
足を運んでしまった。
会場はロンドン南東部の"The O2"(旧ミレニアムドーム)。
黄金マスクで有名なツタンカーメン。
ちょっと中性的な感じだし、ラムセス2世より男前・・・。
古代エジプト人は、猫を神様として崇拝していたそう。
猫の瞳の変化は、太陽の動きに従うもので、闇の中でもモノを見ることができるのは、
夜、太陽が猫の目を通して下界を見るためだと考えれていたとか。
(瞳の変化なら神秘的な月の満ち欠けの方が猫っぽい気もする。)
A cat has nine lives.
「猫には九生ある」という諺?があるけれど、こちらも起源は古代エジプト
にあるらしい。
猫は9つの魂を持ち、9回生まれ変わる変わると。
記念にDVDを購入。
エジプトモチーフの素敵な香水瓶も買ったものの、ガサツな私はあっという間
に壊してしまった
現在、政情が乱れてるエジプトだけど、いつかカイロにある考古学博物館へ行き、
ラムセス2世のミイラと対面してみたい。
ところで、ロンドンはパリとはまた全然違った魅力の街。
パリよりも緑が多く、公園も大きいと思う。
特にハイドパーク(公園)の大きさには驚き、朝から乗馬してる人の姿が、
これまた優雅過ぎる!
そして私が大好きなのがバークレーホテルのアフタヌーンティー
自称アフタヌーンティー愛好家としては、今までの人生では
第1位、ロンドンのバークレーホテル
第2位、香港のペニンシュラ
第3位、東京の椿山荘
意外とガッカリだったのが、ロンドンのフォートナムメイソン。
たぶんインフルエンザの病み上がりで食べたせいだと思うので、
改めて挑戦したい。
イギリスの田園風景も綺麗だと聞くので、いつか旅してみたいな。
そんな中で、クロテッドクリームをたっぷりてんこ盛りのスコーン
を頬張りたい・・・。
思い出アルバムを振り返りつつ、ロンドンを思い出し、
今日はジンジャー・スコーンを焼きました
ショウガを蜂蜜漬けにしておいたもの(ショウガ湯にしても美味しい)を、
生地に混ぜて焼くだけ。
まだまだ私の中では「粉物」ブームは続きそう
明日は、何を焼こう・・・・。
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<Info>
The British Museum(大英博物館)
http://www.britishmuseum.org/
The Berkeley
Wilton Pl, London SW1X 7RL, England
http://www.the-berkeley.co.uk/
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