
寒太郎と"court bouillon"
スーパーは、楽しい
東京の自宅近くにはいくつかスーパーがあるので、その日の気分で使い分け。
今回"The Garden"で見つけたのが、こちらのほうれん草。
葉がモリモリしていて見るからに肉厚で美味しそう。
そういえば、フランスのスーパーでは、ほうれん草は上の葉っぱの部分だけがカットされてビニール袋に
入っていることがほとんど。
つまり、茎を食べない。
マルシェなどへ行っても、茎は少しは付いてるものの、日本のように束になって売ってるのはほとんど見たことがない。
私は茎の部分がどちらかというと好きじゃないというか、無くても全然イイのでフランスでも違和感なし。
むしろ茎無し大歓迎。
フランス人は、茎を食べるって感覚なかなかわからないみたいですよ~。
ところで、この「寒太郎ほうれんそう」、炒めたベーコンを乗せて生で食べてみた。
葉が甘くてなんとも言えない美味しさ!
そして茎が短い。
宮城県産のほうれん草で、雪の下で逞しく育った冬限定のちぢれほうれん草。
最近食べたほうれん草の中では文句無しに一番の美味しさ
メインは、ホウボウを。
やっぱり日本の魚は美味しい
意外と目は綺麗。
魚の目を見ると、つい「魚の腐ったような目」という表現が気になって、、
腐ったらどんな目かな・・・と想像が膨らむ。
野菜ブイヨンと白ワインビネガーを入れ、人参、セロリ、にんにく、ローリエを放り込んで煮るだけ。
ブイヨンは、パリの近所のスーパーで買ってきたもの。
このシリーズのブイヨンは、BIO(ビオ)素材でとても優しい味。
キューブが大きいけど、塩分かなり低めです。
魚の形を崩さないように、触ってはならぬ~。
弱火でコトコト。
魚に火が通ればOK
あっという間に
「ホウボウのcourt bouillon(クールブイヨン煮)keico風」完成。
本当は、クールブイヨン(短時間で煮る魚介のブイヨンの意)とは、更に白ワインやブーケガルニなどを入れるみたい。
でも煮汁をスープやソースに使わない限りかなり適当で大丈夫でしょ?
という訳で冷蔵庫に余ってた野菜を放り込んで作る手抜きなお手軽料理
あっさり味の魚だったので、マヨネーズを添えて食べました。
ワインは、あまり食事のことを考えず、前に買ったチリの"OCIO 2008"を。
フランスのピノ・ノワールとは、違ってて私にはこれもピノ・ノワールなの?というのが第一印象
香りも華やかで色も綺麗、ちょいと力強い感じ。美味しい!
酒屋さんが、「翌日も美味しいですよ」と言ってたので、翌朝少しだけ残っていたのを飲んでみたものの、
なんとなく水っぽくなった感じで正直あまり美味しく感じられなかったんだけどな…。
やっぱりワインて飲むタイミングというか飲み方ってあるんだな~と思う一方、感じ方も人それぞれなのかも。
私としては、この1本を飲むなら一気に
OCIO Cono Sur 2008
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