Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

寒太郎と"court bouillon"

スーパーは、楽しい
東京の自宅近くにはいくつかスーパーがあるので、その日の気分で使い分け。

今回"The Garden"で見つけたのが、こちらのほうれん草。
葉がモリモリしていて見るからに肉厚で美味しそう。

LBD 001


そういえば、フランスのスーパーでは、ほうれん草は上の葉っぱの部分だけがカットされてビニール袋に
入っていることがほとんど。
つまり、茎を食べない。

マルシェなどへ行っても、茎は少しは付いてるものの、日本のように束になって売ってるのはほとんど見たことがない。

HR-0180[1]


私は茎の部分がどちらかというと好きじゃないというか、無くても全然イイのでフランスでも違和感なし。
むしろ茎無し大歓迎。
フランス人は、茎を食べるって感覚なかなかわからないみたいですよ~。


ところで、この「寒太郎ほうれんそう」、炒めたベーコンを乗せて生で食べてみた。
葉が甘くてなんとも言えない美味しさ!
そして茎が短い。
宮城県産のほうれん草で、雪の下で逞しく育った冬限定のちぢれほうれん草。
最近食べたほうれん草の中では文句無しに一番の美味しさ

roll 004


メインは、ホウボウを。
やっぱり日本の魚は美味しい

manazuru 001


意外と目は綺麗。
魚の目を見ると、つい「魚の腐ったような目」という表現が気になって、、
腐ったらどんな目かな・・・と想像が膨らむ。

manazuru 002


野菜ブイヨンと白ワインビネガーを入れ、人参、セロリ、にんにく、ローリエを放り込んで煮るだけ。

ブイヨンは、パリの近所のスーパーで買ってきたもの。
このシリーズのブイヨンは、BIO(ビオ)素材でとても優しい味。
キューブが大きいけど、塩分かなり低めです。

court b 002


魚の形を崩さないように、触ってはならぬ~。
弱火でコトコト。
魚に火が通ればOK

manazuru 003


あっという間に
「ホウボウのcourt bouillon(クールブイヨン煮)keico風」完成。

本当は、クールブイヨン(短時間で煮る魚介のブイヨンの意)とは、更に白ワインやブーケガルニなどを入れるみたい。

でも煮汁をスープやソースに使わない限りかなり適当で大丈夫でしょ?
という訳で冷蔵庫に余ってた野菜を放り込んで作る手抜きなお手軽料理

あっさり味の魚だったので、マヨネーズを添えて食べました。

manazuru 004



ワインは、あまり食事のことを考えず、前に買ったチリの"OCIO 2008"を。

roll 001


フランスのピノ・ノワールとは、違ってて私にはこれもピノ・ノワールなの?というのが第一印象
香りも華やかで色も綺麗、ちょいと力強い感じ。美味しい!

酒屋さんが、「翌日も美味しいですよ」と言ってたので、翌朝少しだけ残っていたのを飲んでみたものの、
なんとなく水っぽくなった感じで正直あまり美味しく感じられなかったんだけどな…。

やっぱりワインて飲むタイミングというか飲み方ってあるんだな~と思う一方、感じ方も人それぞれなのかも。

私としては、この1本を飲むなら一気に

OCIO Cono Sur 2008

roll 002

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

夏の暑さへの準備はOK? 涼しいメイク、ひんやりボディケア。
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.