Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

「第一楽章」を持って

帰国早々、甘党の実家にはパリ土産として"Franc Kestener"のチョコレートを送ったのですが、
やっぱり手ぶらじゃまずいかな~

と言う訳で、
パリ・オペラ座ガルニエ宮の売店で販売しているMariage Frères の紅茶"THE A L'OPERA"を。

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こちらは、パッケージも可愛いのでお土産にもイイ感じ。

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そして、私の好きな虎屋カフェの「白ごまときな粉」の餡(あん)ペーストクリーム

10年前に亡くなった祖母は、大のバゲット好きでした
戦争経験からか、サツマイモやカボチャは嫌って食べず、パンが大好物。
バゲットを「フランスパン」を呼び、1本一人で食べれるほど・・・。

という訳で、まずはお仏壇に供えました。

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一昨年の夏に、家族で新潟にあるワイナリー「カーブドッチ」に行ってから
父もワインに目覚めた?!

と言うよりは、、現在の趣味がミニミニ家庭菜園なので、葡萄の仕立てが気になったらしく、
カーブの人を捕まえて、害虫駆除から肥料に至るまでアレコレ質問してました。
(そのうち葡萄作るとか言ったらどうしよう・・・)

その時、「日本にも美味しいワインがあるんだよ。」という話をしたことを思い出し、セラーから
栃木県の「ココ・ファーム・ワイナリー」の「第一楽章2005年」を持参。

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このワインに出会ったのは、フランスで出会って友達になったKさんが
このワイナリーで働くことになってから。
Kさんとの出会いは、ドラマチック
いつか大好きなアルザス料理と一緒にコルマール旅行について書きたいなぁとも思う。)

で、この「第一楽章」は、マスカット・ベリーAという日本の葡萄から作られる赤ワイン
なんとなく、日本のワインというとサラサラで軽くて飲みやすいものという先入観があったのですが、
こちらは、飲んでビックリ。

開けてすぐにベリー系の果実の香り、バニラのような香りや黒胡椒も。
色は、濃過ぎない綺麗なルビーレッド。
飲んでみると、タンニンはソフトだし、最初は果実よりもスモークのような感じに驚き、ちょっと複雑。
これが日本のワインだとは、ブラインドではなかなかわからないのでは?

という訳で、フランス人にもお土産として持って行ったりしますが、珍しいのでみんな一様に驚きます。


5年くらい寝かせると、更に本性?本領を発揮するワインだと聞いたので、
そろそろ飲み頃?と思い持って帰りました。

まだ父の感想は聞いてませんが、この美味しさわかってくれたかな・・・?
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Info
ココ・ファーム・ワイナリー
栃木県足利市田島町611 tel.0284-42-1194 fax.0284-42-2166 
http://www.cocowine.com/
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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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