
"La Fourchette du Printemps"
朝の身支度をしてる夫に、
「La Fourchette du Printempsを予約したよ。」と告げると
「え?そこって今年ミシュランで1つ星ついて話題の店じゃないの?そんなとこよくトライしたね。」
知らんかった
「無知って怖い。でも無知はキミの最大の武器だよね。」
無知無知と言われて、ムムムな感じ。
でもこんな嫌味に動じないもんね~。
という訳で半ば呆れている夫を連れて行ってきました。
雰囲気は、とーーーってもカジュアル。
こちらは、2009年10月に17区にオープンしたレストラン
「ブリストル」や「クリヨン」などの有名店で修業された2人のシェフが独立して始めたお店。
お料理は、Nicolas Moutonさん、デザートは Cedric Delvartさんが担当。
店名は「春のフォーク」と言う意味。
なんだか今の季節にもぴったりだし、イイ名前
壁にはフォークの絵が。
来る途中に目にしたのは、公園隅っこの雑草。
「つくし」みたいだけどピンク色。この上でお弁当広げてピクニックしたら「春のフォーク」気分か?
などと「春のフォーク」への期待は高まってしまった
早速名前の由来を尋ねると
「お店の前の通りがPrintemps通りだから付けた名前」だと。
安易すぎるじゃないか・・・と心の中で突っ込む。
来る途中で気持ちが盛り上がっていただけに、ちょっと肩すかしな返事だった
でも、最初に運ばれてきたアミューズ「セロリのスープ」を飲んで一気に気分が盛り上がる
スープストックが複雑。丁寧に作られてる感が伝わる。
これは期待できますぞ
ワインは、白で。
夫によると初夏のパリをイメージするのは"SANCERRE"(サンセール)なんだって。
ふーーん、と聞き流し、ゴクゴク飲み干す
レモン水みたいだ・・・。
でも確かに、芝生っぽいというか若葉な感じの白ワイン。
酸がスッキリして爽やか。5月の風みたいだ。と、気分はエセ詩人。
"Essentiel"という名前のワインでDomaine de la "Rossignol"と。
エチケットにはロシニョルの鳥の絵が可愛い。
サンセール北部ヴェルディニー村の造り手ピエール・シェリエさんのワイン。
これまた「ビオディナミ」で、
3種類の土壌(Caillottes、Terres blanches、Silex)ごとにワインを造り分けてから
アッサンブラージュ(ブレンド)するそう。
とてもミネラル感がありました。
前菜に私は、
L'Asperges :en Charlotte Vinaigrette
シャルロットケーキに見立てた白アスパラは、見た目も綺麗ですが、酸味が効いててとても美味しい。
上にはアーティチョークを飾り、中には、アスパラの半分から下の部分が細かく刻まれて詰まっていました。
夫は
Le Tourteau: Cannelloni de Tourteau, Couils de Fenouil
ルジェという赤い魚は、沢山食べると飽きるのだけど、このくらいで少しだととても美味しく感じる。
しかも、上に乗っているイカやランゴスティーヌやエビがプリプリで甘くておいしい。
サフランリゾットは、かなり勇気あるアルデンテ。美味しい
夫は
Le Ris de Veau: Meuniere gratin de tuba et Queue de boeuf
白胡椒の効いたフレッシュなリー・ド・ヴォーに、チューバ(長いマカロニ)のグランタン。
更にその下には、オックス・テールの赤ワイン煮込が。
プレ・デセールはチョコレートムース。
フランボワーズがアクセント。
私のデセールはLe Poireという名前のこちら。
上のクリームにラム酒が効いてました。ちょっと大人な感じ。中には梨がたっぷり。
レストランの食事やデザートは、こういうちょっとした驚きが好き。
見たまんまやん・・・ではなく、切ったらビックリな色や香りが立つと感激する
夫は、Le Pralineという名前のまっすぐな形のパリブレストを。
クリームが美味しいのなんの。これ、1メートルくらい食べられるかも
カフェと一緒の「パッションフルーツのマカロン」も、とても美味しかった。
デザート担当がしっかりいると、お料理の延長という感じではなく、デザートの時にまた違った時間が始まるというか、別の世界を楽しめる感じがする。
で、周りを観察すると圧倒的にデザートのオーダーは、"La Sphere"というチョコレートの球状のデセール。
どうやから人気メニュー?次回は是非食べてみたい。
あれ?夫がいない・・・
と思ったら、すっかりこちらの食事を気に入って次の予約をカウンターでしていた。
お店の女性がいたずらっぽく笑って「次は誰と来るの?」と聞いてる・・・。(聞こえたぞっ)
後ろから
「アベック、モワ!でございます。私だよ、私。」と思わず主張
相手をとっかえひっかえで食事に来る殿方が多いのか・・・?
などなど色々フレンチな想像しながら帰宅しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<Info>
La Fourchette du Printemps
「La Fourchette du Printempsを予約したよ。」と告げると
「え?そこって今年ミシュランで1つ星ついて話題の店じゃないの?そんなとこよくトライしたね。」
知らんかった

「無知って怖い。でも無知はキミの最大の武器だよね。」
無知無知と言われて、ムムムな感じ。
でもこんな嫌味に動じないもんね~。
という訳で半ば呆れている夫を連れて行ってきました。
雰囲気は、とーーーってもカジュアル。
こちらは、2009年10月に17区にオープンしたレストラン

「ブリストル」や「クリヨン」などの有名店で修業された2人のシェフが独立して始めたお店。
お料理は、Nicolas Moutonさん、デザートは Cedric Delvartさんが担当。
店名は「春のフォーク」と言う意味。
なんだか今の季節にもぴったりだし、イイ名前

壁にはフォークの絵が。
来る途中に目にしたのは、公園隅っこの雑草。
「つくし」みたいだけどピンク色。この上でお弁当広げてピクニックしたら「春のフォーク」気分か?
などと「春のフォーク」への期待は高まってしまった

早速名前の由来を尋ねると
「お店の前の通りがPrintemps通りだから付けた名前」だと。
安易すぎるじゃないか・・・と心の中で突っ込む。
来る途中で気持ちが盛り上がっていただけに、ちょっと肩すかしな返事だった

でも、最初に運ばれてきたアミューズ「セロリのスープ」を飲んで一気に気分が盛り上がる

スープストックが複雑。丁寧に作られてる感が伝わる。
これは期待できますぞ

ワインは、白で。
夫によると初夏のパリをイメージするのは"SANCERRE"(サンセール)なんだって。
ふーーん、と聞き流し、ゴクゴク飲み干す

レモン水みたいだ・・・。
でも確かに、芝生っぽいというか若葉な感じの白ワイン。
酸がスッキリして爽やか。5月の風みたいだ。と、気分はエセ詩人。
"Essentiel"という名前のワインでDomaine de la "Rossignol"と。
エチケットにはロシニョルの鳥の絵が可愛い。
サンセール北部ヴェルディニー村の造り手ピエール・シェリエさんのワイン。
これまた「ビオディナミ」で、
3種類の土壌(Caillottes、Terres blanches、Silex)ごとにワインを造り分けてから
アッサンブラージュ(ブレンド)するそう。
とてもミネラル感がありました。
前菜に私は、
L'Asperges :en Charlotte Vinaigrette
シャルロットケーキに見立てた白アスパラは、見た目も綺麗ですが、酸味が効いててとても美味しい。
上にはアーティチョークを飾り、中には、アスパラの半分から下の部分が細かく刻まれて詰まっていました。
夫は
Le Tourteau: Cannelloni de Tourteau, Couils de Fenouil
カネロニパスタの中にカニがたっぷり。
メインに私は
Le Rouget : Langoustines,Gambas Rotie,Risotte safrance
ルジェという赤い魚は、沢山食べると飽きるのだけど、このくらいで少しだととても美味しく感じる。
しかも、上に乗っているイカやランゴスティーヌやエビがプリプリで甘くておいしい。
サフランリゾットは、かなり勇気あるアルデンテ。美味しい

夫は
Le Ris de Veau: Meuniere gratin de tuba et Queue de boeuf
白胡椒の効いたフレッシュなリー・ド・ヴォーに、チューバ(長いマカロニ)のグランタン。
更にその下には、オックス・テールの赤ワイン煮込が。
プレ・デセールはチョコレートムース。
フランボワーズがアクセント。
私のデセールはLe Poireという名前のこちら。
上のクリームにラム酒が効いてました。ちょっと大人な感じ。中には梨がたっぷり。
レストランの食事やデザートは、こういうちょっとした驚きが好き。
見たまんまやん・・・ではなく、切ったらビックリな色や香りが立つと感激する

夫は、Le Pralineという名前のまっすぐな形のパリブレストを。
クリームが美味しいのなんの。これ、1メートルくらい食べられるかも

カフェと一緒の「パッションフルーツのマカロン」も、とても美味しかった。
デザート担当がしっかりいると、お料理の延長という感じではなく、デザートの時にまた違った時間が始まるというか、別の世界を楽しめる感じがする。
で、周りを観察すると圧倒的にデザートのオーダーは、"La Sphere"というチョコレートの球状のデセール。
どうやから人気メニュー?次回は是非食べてみたい。
あれ?夫がいない・・・
と思ったら、すっかりこちらの食事を気に入って次の予約をカウンターでしていた。
お店の女性がいたずらっぽく笑って「次は誰と来るの?」と聞いてる・・・。(聞こえたぞっ)
後ろから
「アベック、モワ!でございます。私だよ、私。」と思わず主張

相手をとっかえひっかえで食事に来る殿方が多いのか・・・?
などなど色々フレンチな想像しながら帰宅しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<Info>
La Fourchette du Printemps
30, rue du Printemps 75017 Paris
ARCHIVE
MONTHLY
BRAND SPECIAL
Ranking