
パリの和食「修」
先週から少し涼しい日が続いてましたが、また初夏のような太陽が戻ってきた感じで
今日はとても空が綺麗でした
パリにいても自宅では、ご飯を炊き、味噌汁、焼き魚といった和食は普通に食べてます。
日本食材は普通に買えるので。
ただ、外食となるとパリで懐石料理は食べたことがありません。
外食で和食となると以前ブログに書いたように"momoka(桃花)"へお邪魔することが一番多いです。
"AIDA"の鉄板焼きも美味しく、ここのブルゴーニュワインのラインナップがこれまたスゴイです。
そして今回お邪魔したのは、串揚げの"SHU(修)"。
夫が大の揚げもの好きなので時々お邪魔します。これまた家から徒歩5分ちょっとという近さも魅力。
入口が面白い
小さなドアを屈んで開けて、半地下へ階段を下ります。
お店は、間接照明で暗め。天井の梁が太くてフランスっぽいのですが、半地下なので天井が低いです。
この天井の低さは、逆にちょっと落ち着く感じで。
食事は、「鈴」のコースをいただきました
先付に「ほうれん草と焼きナスの煮び出し」
お造りは「ヒラマサ、タイ、帆立」
パリではヒラマサのお刺身をいただく機会が多いです。
季節の一皿は「スズキの棒寿司」
こちら、オリーブオイルと梅肉ソースの味付。さっぱりしていてとても美味しい!
串揚げにはビールか日本酒という感じですが、ここはパリ~なのでやっぱりワイン。
アルザスのRiesling(リースリング)は大好きです
オイルっぽい感じが串揚げとはとても合うと思う。
と言う訳でワインは"DOMAINE ZIND HUMBRECHT RIESLING 2007"を。
ビオディナミです。
辛口で飲んだ後はスッキリなので、串揚げの油が流れる感じがしました。
こちらの造り手、 ZIND HUMBRECHT(ツィント ウンブレヒト)さんは、アルザスワインの中では異例の
長期熟成を行うそう。
わざと炭酸ガスを残したまま瓶詰めを行い、そのガスが抜けないようコルクにワックスキャップ、
金属キャップシールを施しての長期熟成。
串揚げは3本ずつ出てきます。
左から「椎茸肉詰めタルタル乗せ、ナス、鶏肉柚子胡麻ソース」
熱々です。生柚子スライスが胡麻ソースと合いますね
「メンチ、里芋、エビ」
エビは頭を落としたカタチで、あとは尻尾まで美味しく食べれました。
このエビ、なんて種類だろう・・・・?
「うずら、マッシュルーム、豚ヒレ肉」
豚ヒレ、美味しいです
フランスの豚は、飼育環境がとてもいいそうです。
豚小屋が人の部屋より綺麗という話も?!
ここでお口直し。「エビと大根の酢の物」
薄切りの大根の下に生エビが隠れてました。
甘酸っぱくて、確かにスッキリした後味。
これで後半戦も大丈夫。
「ズッキーニの肉詰め、ブロッコリー、鮭のタルタル」
鮭の上のタルタルが滑らかで美味しい。ディルの葉もしっかりアクセント。
ブロッコリーは肉厚でホクホクしてました。
「帆立、レンコン、カニ」
帆立は横に切った切り口に刻んだベーコンが挟んであって美味しかったです。
締めは、「稲庭うどん」か「梅茶漬け」のどちらか。
私はうどん好きなので
このうどん、麺つゆは別で当然つゆに付けながら食べるのですが、
フランス人で初めての方は食べ方にいつも迷ってます。
結局、麺つゆをジャバっとこのお皿に上からかけて食べてます。
こんな時、食べ方を教えるべきなのか、本人が美味しく食べれれば問題無い気もするし・・・。
時々悲劇なのは、器がザルになってる時。
上からかけた麺つゆは、テーブルの上で洪水状態
(Oh la la)
デセールは。「苺ムースの梅ソース、蕎麦粉かけ」
上にまぶした揚げた蕎麦粉がカリカリして香ばしくてとても美味しかったです。
実家帰省の際にお邪魔している「串の房」とは、また違ったパリの串揚げ屋さん。
「串の房」は、衣がとても薄く何もつけないで食べる方が素材の味がよくわかります。
こちら"SHU"はわりと衣がしっかりしていて、その分ソースなどがよく染みて絡むといういう感じ。
いずれも、油がいいのか全くもたれません。
それぞれ違った美味しさで、「串揚げ」と言っても色々あるんだぁと思います。
私は本場・大阪で食べたことがないので、いつか食べてみたいのですが
こちらのシェフは、鵜飼さんという優しくスリムな男性。
結構我がままなお客さんもいるな~と思うこともあるのですが、いつでも笑顔でかわす。
偉いなぁ。私なら出てけ~
と言いそうになる=接客業不向き。
家では揚げものは時々しかやらないので、たまにはこうして美味しい揚げものを食べると感激します。
夫に洗脳され、どんどん揚げ物好きになっていくのが怖いんだけど
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<Info>
SHU
8, rue Suger 75006 PARIS
01 46 34 25 88
http://www.restaurant-shu.com/
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今日はとても空が綺麗でした

パリにいても自宅では、ご飯を炊き、味噌汁、焼き魚といった和食は普通に食べてます。
日本食材は普通に買えるので。
ただ、外食となるとパリで懐石料理は食べたことがありません。
外食で和食となると以前ブログに書いたように"momoka(桃花)"へお邪魔することが一番多いです。
"AIDA"の鉄板焼きも美味しく、ここのブルゴーニュワインのラインナップがこれまたスゴイです。
そして今回お邪魔したのは、串揚げの"SHU(修)"。
夫が大の揚げもの好きなので時々お邪魔します。これまた家から徒歩5分ちょっとという近さも魅力。
入口が面白い

小さなドアを屈んで開けて、半地下へ階段を下ります。
お店は、間接照明で暗め。天井の梁が太くてフランスっぽいのですが、半地下なので天井が低いです。
この天井の低さは、逆にちょっと落ち着く感じで。
食事は、「鈴」のコースをいただきました

先付に「ほうれん草と焼きナスの煮び出し」
お造りは「ヒラマサ、タイ、帆立」
パリではヒラマサのお刺身をいただく機会が多いです。
季節の一皿は「スズキの棒寿司」
こちら、オリーブオイルと梅肉ソースの味付。さっぱりしていてとても美味しい!
串揚げにはビールか日本酒という感じですが、ここはパリ~なのでやっぱりワイン。
アルザスのRiesling(リースリング)は大好きです

オイルっぽい感じが串揚げとはとても合うと思う。
と言う訳でワインは"DOMAINE ZIND HUMBRECHT RIESLING 2007"を。
ビオディナミです。
辛口で飲んだ後はスッキリなので、串揚げの油が流れる感じがしました。
こちらの造り手、 ZIND HUMBRECHT(ツィント ウンブレヒト)さんは、アルザスワインの中では異例の
長期熟成を行うそう。
わざと炭酸ガスを残したまま瓶詰めを行い、そのガスが抜けないようコルクにワックスキャップ、
金属キャップシールを施しての長期熟成。
串揚げは3本ずつ出てきます。
左から「椎茸肉詰めタルタル乗せ、ナス、鶏肉柚子胡麻ソース」
熱々です。生柚子スライスが胡麻ソースと合いますね

「メンチ、里芋、エビ」
エビは頭を落としたカタチで、あとは尻尾まで美味しく食べれました。
このエビ、なんて種類だろう・・・・?
「うずら、マッシュルーム、豚ヒレ肉」
豚ヒレ、美味しいです

フランスの豚は、飼育環境がとてもいいそうです。
豚小屋が人の部屋より綺麗という話も?!
ここでお口直し。「エビと大根の酢の物」
薄切りの大根の下に生エビが隠れてました。
甘酸っぱくて、確かにスッキリした後味。
これで後半戦も大丈夫。
「ズッキーニの肉詰め、ブロッコリー、鮭のタルタル」
鮭の上のタルタルが滑らかで美味しい。ディルの葉もしっかりアクセント。
ブロッコリーは肉厚でホクホクしてました。
「帆立、レンコン、カニ」
帆立は横に切った切り口に刻んだベーコンが挟んであって美味しかったです。
締めは、「稲庭うどん」か「梅茶漬け」のどちらか。
私はうどん好きなので

このうどん、麺つゆは別で当然つゆに付けながら食べるのですが、
フランス人で初めての方は食べ方にいつも迷ってます。
結局、麺つゆをジャバっとこのお皿に上からかけて食べてます。
こんな時、食べ方を教えるべきなのか、本人が美味しく食べれれば問題無い気もするし・・・。
時々悲劇なのは、器がザルになってる時。
上からかけた麺つゆは、テーブルの上で洪水状態

デセールは。「苺ムースの梅ソース、蕎麦粉かけ」
上にまぶした揚げた蕎麦粉がカリカリして香ばしくてとても美味しかったです。
実家帰省の際にお邪魔している「串の房」とは、また違ったパリの串揚げ屋さん。
「串の房」は、衣がとても薄く何もつけないで食べる方が素材の味がよくわかります。
こちら"SHU"はわりと衣がしっかりしていて、その分ソースなどがよく染みて絡むといういう感じ。
いずれも、油がいいのか全くもたれません。
それぞれ違った美味しさで、「串揚げ」と言っても色々あるんだぁと思います。
私は本場・大阪で食べたことがないので、いつか食べてみたいのですが

こちらのシェフは、鵜飼さんという優しくスリムな男性。
結構我がままなお客さんもいるな~と思うこともあるのですが、いつでも笑顔でかわす。
偉いなぁ。私なら出てけ~

家では揚げものは時々しかやらないので、たまにはこうして美味しい揚げものを食べると感激します。
夫に洗脳され、どんどん揚げ物好きになっていくのが怖いんだけど

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<Info>
SHU
8, rue Suger 75006 PARIS
01 46 34 25 88
http://www.restaurant-shu.com/
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