パリのお土産 Vol.3

このブログが公開の頃、私は日本到着。
今回は6月初旬までの短め滞在です。
という訳で少しお土産ショッピングに出かけました

まずはワイン。
友人ムッシュBのワインカーブで、こちらの"SILEX BLANC FUME DE POUILLY 2006"を
久しぶりに発見

迷わず1本買うと、なんとムッシュBが
「もう1本あげる。カドー（プレゼント）だよ、カドー!!　早くパリに戻っておいで。」と。（涙出そう・・・）

という訳で思わず2本を手にマラカス状態で、チャチャチャ、チャチャチャ、ウッ
と小踊り
（振り回すなっ！と怒声が・・・）

このワインのミネラル感は他にはない綺麗さで研ぎ澄まされた感じが素晴らしい。
そして抜群の果実味。
今すぐ飲みたい。


作り手であるDidier Dagueneau（ディディエ・ダグノー）氏は、2008年9月自らが操縦する小型軽量飛行機の
事故で亡くなりました。当時52歳。

ダグノー氏は、1956年、プイィ・フュメ地区サン・アンドラン村の生まれ。
醸造学校に行かず、特定の生産者の下での見習修行もせず、独学で革新的なワイン造りを編み出した人。

ソーヴィニヨン・ブランの可能性を追求し、ビュイソン・ルナール、ピュル・サン、最高峰シレックスなどの
プイィ・フュメのほか、接ぎ木していない葡萄樹から造るアステロイドは、英米の評論家から絶賛され、
ロワールで最高の造り手の1人という評価を受けました。
「プィィ・フュメの野性児」と呼ばれるように。
外見もワイルド。

ロックミュージシャンのような長髪＆ヒゲ、挑発的な言動で、「アンファン・テリブル」（恐るべき子供）
とも呼ばれたそう。

82年からワイン造りを始め、短期間でトップに駆け上がった。
多趣味だったようで、亡くなった原因も自らが操縦する飛行機だったとは・・・。
もう彼のワインが作られることはないと思うと、大事に飲みたい1本です。

「いや～、やっぱ大和撫子の魅力よねぇ。またカドーもらちゃったわっ」
と高笑いをしたら、すかさず夫に

「全くキミの魅力じゃないよ。俺が毎回ワイン買ってるからでしょ。世の中そんなに甘くないんだよ。」と。

そんなもんか・・・・。
ま、でもこうしてちょっと「プレゼントだよ」と言ってもらうと嬉しくなるもんです


続いて、アラン・デュカスとカイザーがプロデュースしたパン屋兼食材店の"Be"へ。
こちらは六本木ミッドタウンなどにもありますが、やっぱり本店の方が安くて品揃えも豊富。
イートインスペースもあります。


白トリュフオイルを大小2本。


こちらは白トリュフとチーズを練りこんだもの
パンにつけても美味しそう。白身の魚もOKかな？


何度も言ってて恐縮な感じですが、今はシェーブルの季節。
という訳でご近所fromagerie（チーズ屋）"LAURENT DUBOIS" へ。
試食だけで十分満足。誰か白ワイン持ってきて～な気分に・・・


そこに登場したのは、オーナーでMOFのLaurent Dubois氏ご本人


とっても親切な方です。
真顔だとちょっと怖いけど、話すととても温和で優しい！

デュボワさんに食べ頃なチーズを選んでいただきバキュームパックにしてもらって、
これで日本への持ち帰りも問題なし。



そしてlast mimute shoppingはCDG空港で。
本来、マカロンはあまり日持ちしないというか、美味しく食べれるのは翌日ぐらいまでと言われるので
空港で買うのが一番かな～と思う。


そしてチョコレートは、つい機内で自分用を食べてしまいがち・・・。


夫は、普段はタバコも吸いません。というか健康オタク・・・。
でも、時々シガーやシガリロを吸いますです。
種類豊富な空港。確かに眺めているとなかなか美しい。



という訳で、もうすぐ搭乗です
A tres bientot!!
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＜info＞
be
73 bd. de Courcelles 75008 Paris 
01.46.22.20.20
http://www.boulangepicier.com/
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