ボンマルシェな"Vaissellerie"

ちょっと前にティーポットを壊したように、「デストロイヤー」で「女ランボー」と言われる私は
本当によく物を壊します

キッチンでシャンパンを開けたら、栓が勢いよく飛んで天井にあたり、それが運悪く食器棚の上の
お皿に命中。そして棚から落ちてきたお皿は、これから料理を盛りつけようと並べていたお皿の上に。
わずか数秒の間にお皿が3枚も割れました
たぶん同じ技は二度と出来ません。
隠された才能の一部なんじゃないか？！とさえ思える今日この頃

そして朝気がつくと。
アレ？マグカップの取っ手がない・・・。


これまでのパリ暮らしで一番壊しているのが「マグカップ」。（その次が夫婦茶碗。縁起悪いわー）
言い訳としては、シンクが日本と違ってステンレス製ではなく、硬いホウロウ製？なので
洗剤をつけて食器を洗う→手がすべる→食器を落とす＝壊れる、という流れ成立。

そんな訳で普段使いの食器には、家についてる大家さん所有のものもありますが、
朝食時、寝ぼけた頭で気兼ねなく使うためには自分で買ったもの。しかも高くないもの。
そこですっかり通ってしまっているのが、こちらLa Vaissellerie "Rive Gauche – Saint Sulpice"。


店先には、オモチャのようなカラフルなキッチン雑貨がたくさん


カフェオレボール、ミニココットも2€くらい。


店内も所狭しな状態でぎっしり


白い食器も沢山あります。
以前友人が絵付けをする為にこちらで白い食器を沢山買って帰りました。


絵心皆無なので私には絵付けはできませんが、自分だけのデザインの食器が作れたら素敵ですよね

このお店はパリにはいくつか店舗がありますが、食器類は買うと重いので私は自宅から一番近い
こちらのRennes店へ行きます。


そしてこのお店は、ボンマルシェ！（安い）

どうでもいいけど、高級デパートのLe Bon Marche（ボンマルシェ）は、名前はボンマルシェなのに
ちっともボンマルシェじゃない。そんなユーモア（？）も好きですが・・・。


クリーマーとバターケースとオリーブなどを刺すピンチョ（わりとズッシリして重い）を買いました。


そして主目的の壊れたマグカップを色を変えて買い直しました。



ただ最近ちょっと思うのは、こうして安いからとか壊れても平気だからって気持ちが一層自分の
所作を「雑」にしているのでは？と。

例えば、ちょっと背伸びして買ったようなものは何であれ無意識にもとても丁寧に接するし、
お手入れもして大事に使っている。
「ま、いっか」なモノは、「ま、いっか」な扱いの末に壊れていくような気がしています。

そこで名案が浮かびました
あの絢爛豪華なエルメスの食器にすれば、かなり丁寧な扱いとなり、絶対割らない！と思い、
早速家族会議に議案提出。


一瞬で却下

まずは3€食器でも割らない女にならないといかんみたいです。
脱デストロイヤー。
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＜Info＞
La Vaissellerie "Rive Gauche – Saint Sulpice"
85, rue de Rennes 75006 Paris
01 42 22 61 49
http://www.lavaissellerie.fr/
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