Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

"Tarte flambee"~クラシック編~

それにしてもストラスブールの街のあちこちには、花がさり気なく飾られていて綺麗です

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昔の井戸跡にもこうして薔薇を絡ませたり。

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「こんなとこにも~」と、近づいたら

「キミ、そこまで寄らないとわからないの?どっから見てもソレ、造花だろ。」と・・・。

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ストラスブールに着いて、食べたかったものの一つが美味しい"Tarte flambee”(タルト・フランベ)
生地が薄~いアルザス風のピザです

まずは、"Le Gruber"へ。

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オープンテラスも気持ち良さそうだったのですが、お店の内装が気になったので中へ。

ソリが天井にぶらさってました。
やっぱり、クリスマス市で有名な街なので、ソリとか雪だるま、サンタクロースが似合う街。
それに「赤」は、とってもアルザスらしい色だと思う。

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2階もあって結構広いお店です。

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タルト・フランベには、やっぱりビール!!
と言いながら、あまりビールが飲めない私はビールをレモネードで割った「パナシェ」を。(写真左)
夫は、「アンバー」という名の琥珀色のビール。(右)

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そして、タルトフランベ登場

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奥が定番でベーシックなタルトフランベです。
手前は、それに更にマッシュルームスライスを乗せたものです。
チーズを使ってない上に生地がとても薄いので、大きくても結構食べれます。

本来は、おつまみ的に最初にビールなどと食べて、それからメイン料理に進むようですが
ランチや軽く済ませたい時は、ピザ感覚でコレ一枚でOKな感じ。

ま後ろで作っていたので、写真の許可をいただいて撮ってみたのですが
出来上がったタルトフランベが気になって、肝心の後ろの焼き窯が写っていないという始末・・・。
情けない

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それじゃ、ちょっと簡単に以前仕入れたベーシックな「タルトフランベ」レシピを。
簡単なのでよく家でも作ります。

<2人分>
材料

「ピザ生地」

・強力粉250グラム
・ぬるま湯(40度くらい) 160CC
・ドライイースト 大さじ2分の1
・砂糖少々
・塩 小さじ1
・オリーブオイル 大2分の1

「具」

・玉ねぎ大1
・ベーコン 60グラム
・フロマージュ・ブラン 130グラム
・クレーム・ドゥブル(乳脂肪分48%くらいの濃いクリーム) 50グラム
・オリーブオイル 小1
・ナツメグ、塩、胡椒 お好み量

① ピザ生地を作る
ボーりに強力粉を入れ、中央にくぼみを作り、ドライイーストとぬるま湯100CC、砂糖を入れしばらく置く。
ブクブク発酵したら、まわりの強力粉を少しずつ混ぜる。
更に塩とオリーブオイル、残りのぬるま湯60CCを加えて混ぜる。

まとまってきたら、打ち粉した台の上に叩きつけながら(ちょっとストレス解消!)、なめらかになるまで練る。

② オリーブオイル(分量外)を軽く塗ったボールに①の生地を入れて、
ラップして暖かい場所(お風呂などがイイと言われますが・・・)2倍に膨らむまで1時間ほどおく

その後、生地を手で軽く押してガス抜き。更に1~2分練る。

③ ベーコンは1センチ幅に刻む。玉ねぎは薄切りに。

④ ボールに、フロマージュ・ブラン、クレーム・ドゥブル、ベーコン、玉ねぎを混ぜ合わせ、
ナツメグ、塩、胡椒を加える。

⑤ ②の生地を2等分して薄~く伸ばす。

⑥ 打ち粉した鉄板(またはキッチンペーパーを敷いて)⑤の生地を乗せて、④の具を乗せる。
上からオリーブオイルをかけ、300度に温めたオーブンで5-10分焼く。
皮がパリっしたら出来上がり


そして翌日はお隣りのお店"Au Vieux Strasbourg"へも行ってみました

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こちらは、前日のお店に比べると店内はわりと狭いというか、隣りの席とあまり間隔なくテーブルが
ぎっしり。
そんな動きづらい店内を、チャキチャキのマダムが元気に仕切っていました。

ビールで喉を潤しました。
ビールに詳しくないので、パリのカフェでも良く見かける"Kronenbourg"(クロネンブルグ)を。
ボトルに「1664」と書いてあるビールです。
"Kronenbourg"(クロネンブルグ)は、アルザスのメーカーで工場見学などもできるそうです。

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こちらは、定番タルトフランベにエメンタールチーズを乗せたもの。

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Le Gruberのものと比べると一段と生地が薄くパリパリ感があって、小麦の味が美味しく感じましたし
やっぱりチーズが入っている分、ピザ寄りで食べ応えも。
でも、生地が薄いのでこれまた1枚簡単に食べてしまいました。

こちらは"Spaetzles"(シュペッツェル)と言う名前だったと思うのですが、
うどんのような太いパスタをぶつ切りにして、クリームと地元のマンステールチーズで
マカロニグラタンのようにオーブンで焼いたもの。
これ、シンプルでしたが、熱々で想像以上に美味しく、フォークが止まりませんでした。

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タルトフランベ好きとしては更に気になる専門店があると聞き、是非滞在中に行ってみたいと思います

そちらは、アルザス地方で数年前から話題のお店だそうで、こういった伝統的なクラシックスタイルではなく、
とっても斬新で、友人いわく 「かなり面白いから是非!」と。
どう面白いのか気になります
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<Info>
Le Guber
5, rue Maroquin 67000 STRASBOURG
03 88 32 23 11
www.legurber.com

Au Vieux Strasbourg
5, rue Maroquin 67000 STRASBOURG
03 88 32 41 89 
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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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