Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

Obernaiの街へ♪

ストラスブールから車で40分くらいの"Obernai"(オベルネ)という街へ行ってきました。
「オベルネ」は、ワイン街道沿いの小さな街で、
先日出かけたMont Saint Odileの聖オディールの出生地でもあります

オディールが設立した修道院の下で発達した街で、13世紀半ばから都市としての機能が
発達し要塞化建築が進められたそう。

という訳で街の入口はこんな感じ。

810 (4)


1354年にはアルザスの十都市同盟に加盟して15世紀から16世紀にかけて最盛期を迎え、
職人技術やワイン製造で更に繁栄した街。

30年戦争(1618~1648)で打撃を受けた後、1679年にルイ14世によってフランスに併合。
しかし、1871年にはアルザスの多くの街と同様にドイツに併合され、1918年に再びフランスの街に。

フランスを旅すると、中世の城塞都市が沢山あるので驚きます。
こちらもそんな街の一つ

810 (21)


城壁をくぐると見慣れたアルザスの街並み。
こちらにも美しいコロンバージュが残っています。

810 (5)


街の中心部は、"Place du marche"(市場広場)なっていて、
その広場を囲むように一際高い鐘塔や

810 (8)


ルネッサンス建築とゴシック建築が融合したユニークな建物(市庁舎)があります。

810 (9)


市庁舎の反対側には、この建物La Halle au Ble
昔、ここで小麦粉の取引が行われ、値段が決まると一番上の鐘を鳴らして知らせたのだそう。
現在はブラッスリーになってます。

810 (6)


広場を抜けて更に進むと大きな教会が。
Eglise Saint Pierre et Paul(サンピエール・エ・ポール教会)

810 (10)


こちらもヴォージュ山脈から切り出したグレ・ローズ(赤色砂岩)を使った建物。
ストラスブールよりも田舎のせいか汚れがなく、ピンク色が綺麗

810 (15)


ステンドガラスも美しい
多くの文字が読めない人の為に聖書を描いたとされるステンドガラスですが、聖書に詳しかったから
もっとちゃんと鑑賞できるのに…と思う。

810 (12)


街のあちこちには、城壁の跡のこんな塔が。

810 (11)


そして街の散策に出かけると、
窓のプランターに木靴がついている家があったり

810(21)


やっぱり花を自然に飾っている家が多いです。
(造花な女には目にしみる

810 (20)


Fromagerieも覗く。
フランスのどこを旅しても、やっぱりチーズは盛りだくさん
お腹がすいてきました・・・。

810(20)


そして街一番と噂のpatisserie、"URBAN"(ユルバン)

810 (19)


お昼前空腹ピーク。強烈な誘惑が~

810 (16)


ここのクグロフも美味しそうだけど、パリに持って帰るにはまだ早い・・・

810 (17)


素朴な感じながら美味しいですよぉオーラが漂う

810 (18)


という訳で誘惑に負け、ショッソン・オ・ポムを頬張りました。
(写真は完全に忘れて食べました

そして、チョコレートも買いました。

810 (2)


「なんでそのチョコなの?」
「入れ物が欲しいから。これ陶器だよ。」
「・・・・・・。」
(ウズラの卵の大きさですが、たぶんコウノトリの卵)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Info
URBAN
82 rue du Gal Gouraud 67210 OBERNAI
03 88 95 58
http://urban-obernai.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

和菓子
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.