涼しいParis Plages
ストラスブールから戻ってアパルトマンの入口で最初に迎えてくれたのは、
同じアパルトマンに暮らす「ウーシィ」でした。
このワンちゃんは、美人猫フィフィ同様に管理人マダムCの愛犬
でもウーシィには、我々夫婦は特に嫌われてるのか?
嗅ぎ慣れない異国・ジャポンな匂いがするのか?
とにかく会うと吠えまくられます
ついに今回、夫はデニムの裾をガブリっと噛まれてしまった・・・。
(小さい犬なので夫もただ笑ってましたが)
犬とのエピソードと言えば、自称愛犬家の夫とSご夫妻の家へ行った時のこと。
マダムSが
「この子は、もうお爺ちゃんで目もほとんと見えないし、歩くのもやっと。」
と、柴犬・リキを紹介してくれました。
ヨーシヨシ、とムツゴロウさんのように同じ目線で近づいた夫。
すると、老犬リキが突然の覚醒
いきなり目をパッチリ開けて唸りだし、これまた夫の足首をガブリっ
「リキ、止めなさい!こら!」と何度叱れてもリキは夫から離れませんでした。
そして夫のジーンズの裾が2センチほど裂けてしまいました。
Sご夫妻が慌てる中、一人お腹を抱えて大爆笑な私
自称愛犬家、敵意を抱かれること多し・・・。
実際は、たぶん犬より猫に好かれるタイプだニャ~と思います。
こうしてパパラッチな私がカメラを構えて近寄っても、視線は全く私に向けない猫ばかり。
ところで。
毎年パリ市が夏にセーヌ川沿いで開催するのは"Paris plages"(パリ・プラージュ)。
普段は交通量の多い車専用道路ですが、パリっ子達がヴァカンスに出払って交通量が
少なくなる1ヶ月間、セーヌ川沿いをリゾートっぽくする夏のイベント
という訳で、ちょっと様子を見に行ってきました。
ドリンクや軽食の出店もできます。
確かにちょっとリゾートな雰囲気?
セーヌ川に飛び込みたくなりますが、それはダメ。
賑やかな音楽と共に一際人が集まっている場所が。
頭に花を飾ったマダムがスキップしながら激しく踊りながら近寄ってきました
大音量の中で、これは何ダンス教室なんだろう・・・。
エアロビクスっぽいけど?
健康的。みんな汗だく。
でも、シャワーや着替える場所もあるので汗ダラダラでもOKです。
よく見ると着替え用のバンガローにはそれぞれフランスのリゾート地の名前入り。
そんなちょっとした演出が粋なパリ市
プールもあります。
サッカーゲームに興じる人達も。
ホントに暑い日は、こういうミストシャワーも気持ち良いのだけれど・・・
砂が敷かれて砂浜のようになる場所もあるのですが、あいにくパラパラ雨が降ってきたので、ここで撤収。
もう少し暑かったら更に盛り上がるのでしょうが、涼しい夏のせいかちょっと寂しい感じも。
で、この状況では(そうでなくても!)やっぱりパリの真ん中でビキニ姿になる勇気はなく、
例の水着はまた来年ね・・・と言って奥に仕舞いました。
最後に。
ストラスブールで買ってきたクグロフは、切るとこんな感じでした
生地が詰まった重い感じはなく、しっとり感とパサパサ感が適度で食べやすかったです。
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<Info>
Paris Plagesは8月21日まで
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