
聖天使城"Castel Sant' Angelo"
ボンジョ~ルノっ
これまで外から眺めるだけで、中に入ったことがなかった"Castel Sant' Angelo"(サンタンジェロ城)へ
やってきました。
手前にあるテヴェレ川にかかるサンタンジェロ橋を渡ります
この橋、天使好きにはたまらん
橋の両脇にそれぞれ姿、形の違う天使がズラリと並んでるんです。
橋の先頭に立っている二人は左がサン・ピエトロ、右がサン・パオロ。
この橋は、教皇クレメンス9世がベルニーニに依頼したものだそう
そこで10体の天使像が制作されることになり、そのうちの8体はベルニーニの指揮のもとに
当時ローマで活躍中の彫刻家たちに制作させ、残りの2体をベルニーニ自身が作成。
で、そのベルニーニ作の2体の天使像を見た教皇クレメンス9世は、素晴らしい天使像が風雨にさらされ
傷つくことが忍びなく、サンタンジェロ橋の上にはコピーを置くことに。
そして現在オリジナルは、スペイン階段近くのサンタンドレア・デッレ・フラッテ教会に。
こちらは、そのベルニーニのコピー作品"Angelo con il cartiglio"
もう一つのベルニーニ作品 Angelo con la corona di spine

ベルニーニ以外で印象的だったのは、この十字架を持つ天使Angelo con la croce
(写真の角度が悪くて棒を持ってるみたいに写ってますが、コレ、十字架です)
脚の見え方とか、天使の体の傾き具合がなんともイイ感じで。
古の昔から、多くの巡礼者がヴァチカンを目指してやってきた時に渡ったであろう橋で、
沢山の天使を眺めると、私はただのツーリストだけど時間を越えて同じ光景を眺めてるのかぁと思うと
ちょっと感慨深い気も
いざ、サンタンジェロ城へ
こんな構造になっとりますが、もともとは2世紀初めにハドリアヌス帝の命により歴代のローマ皇帝の歴代の
お墓として造らされたものだそう。
そして10世紀頃からは要塞としての役割が増し、牢獄、避難所などの軍事施設として使用されるように。
チケットを買って中へ。
どうでもいいことですが、チケット売り場でドイツ人の女性が
「私は64歳だからシニア割引して!」
「ここでは、シニア割引は65歳からです。」
「ドイツじゃ64歳からなの!だから割引して!」
「ここはドイツじゃない!!」
と、窓口でちょっともめていた・・・。
中はちょっと薄暗い。
ヴァチカンと直結してる通路があるんだよね~と、映画「天使と悪魔」を思い出しながら進む。
結構傾斜の厳しいところもあって、運動不足だと息がきれる?!
最上階へ昇りきる途中に、武器博物館や「レオ10世紀の礼拝堂」などがある「サンタンジェロ国立博物館」
があります。
ちょっとしたカフェもあって、外の眺めを見ながら食事をしている人達も。
が、私達はひたすら頂上を目指して
そして開けた屋上テラスは「大天使ミカエル」の足元に広がっていました
この城に"Angelo"(天使)の名前がついたのは、6世紀終わりにローマにペスト(疫病)が蔓延した際、
法王グレゴリウスがこのお城の近くを歩いていた時に、大天使ミカエルが現れてペストの終息を
告げたことに由来するそう。
それ以降、この城はSant' Angelo(聖天使城)と呼ばれるように!
そしてこのテラスからの眺めはとても気持ちいい
コレコレ、ローマの松の木は背が高く、途中の枝をカットしているので独特の形。
空港に降りてから市内に向かう途中はもちろん、市内のあちこちにも。
ヴァチカンも近くに見えます!
と言う訳で、今回サンタンジェロ城に入ることができて、なんだかとても嬉しかったです。
無理矢理、最後のパリの一枚は、我が家のカンティーヌ(行きつけ、食堂)"Les Papilles"(レ・パピーユ)
に、先月末TKご夫妻とお邪魔した時のこちら。
左からリエット、ブーダン・ノアール、胡椒の効いたハム、そしてサラミ。全部豚肉

ブーダン・ノアールは豚の血を使ったソーセージでフランス人の大好物の一つ。
お店によっては癖があって、香りなども含めて私はちょっと苦手に感じることがあったものの、
こちらは、とても食べやすく美味しかったです。
リエットも美味しすぎて、パンに乗せるといくらでも食べる感じ。
ところで、こちらのビストロLes Papillesのシェフが、今年の夏に代わったとブログに書いたのですが、
なんと新しく就任したばかりのシェフ、ヴァンサンは、10月末にココを去りました
という訳で、ちょっと涙のお別れをしたはずの前シェフのトムが戻って厨房に立っています。

これまで外から眺めるだけで、中に入ったことがなかった"Castel Sant' Angelo"(サンタンジェロ城)へ
やってきました。
手前にあるテヴェレ川にかかるサンタンジェロ橋を渡ります

この橋、天使好きにはたまらん

橋の両脇にそれぞれ姿、形の違う天使がズラリと並んでるんです。
橋の先頭に立っている二人は左がサン・ピエトロ、右がサン・パオロ。
この橋は、教皇クレメンス9世がベルニーニに依頼したものだそう

そこで10体の天使像が制作されることになり、そのうちの8体はベルニーニの指揮のもとに
当時ローマで活躍中の彫刻家たちに制作させ、残りの2体をベルニーニ自身が作成。
で、そのベルニーニ作の2体の天使像を見た教皇クレメンス9世は、素晴らしい天使像が風雨にさらされ
傷つくことが忍びなく、サンタンジェロ橋の上にはコピーを置くことに。
そして現在オリジナルは、スペイン階段近くのサンタンドレア・デッレ・フラッテ教会に。
こちらは、そのベルニーニのコピー作品"Angelo con il cartiglio"

もう一つのベルニーニ作品 Angelo con la corona di spine


ベルニーニ以外で印象的だったのは、この十字架を持つ天使Angelo con la croce

(写真の角度が悪くて棒を持ってるみたいに写ってますが、コレ、十字架です)
脚の見え方とか、天使の体の傾き具合がなんともイイ感じで。
古の昔から、多くの巡礼者がヴァチカンを目指してやってきた時に渡ったであろう橋で、
沢山の天使を眺めると、私はただのツーリストだけど時間を越えて同じ光景を眺めてるのかぁと思うと
ちょっと感慨深い気も

いざ、サンタンジェロ城へ

こんな構造になっとりますが、もともとは2世紀初めにハドリアヌス帝の命により歴代のローマ皇帝の歴代の
お墓として造らされたものだそう。
そして10世紀頃からは要塞としての役割が増し、牢獄、避難所などの軍事施設として使用されるように。
チケットを買って中へ。
どうでもいいことですが、チケット売り場でドイツ人の女性が
「私は64歳だからシニア割引して!」
「ここでは、シニア割引は65歳からです。」
「ドイツじゃ64歳からなの!だから割引して!」
「ここはドイツじゃない!!」
と、窓口でちょっともめていた・・・。
中はちょっと薄暗い。
ヴァチカンと直結してる通路があるんだよね~と、映画「天使と悪魔」を思い出しながら進む。
結構傾斜の厳しいところもあって、運動不足だと息がきれる?!
最上階へ昇りきる途中に、武器博物館や「レオ10世紀の礼拝堂」などがある「サンタンジェロ国立博物館」
があります。
ちょっとしたカフェもあって、外の眺めを見ながら食事をしている人達も。
が、私達はひたすら頂上を目指して

そして開けた屋上テラスは「大天使ミカエル」の足元に広がっていました

この城に"Angelo"(天使)の名前がついたのは、6世紀終わりにローマにペスト(疫病)が蔓延した際、
法王グレゴリウスがこのお城の近くを歩いていた時に、大天使ミカエルが現れてペストの終息を
告げたことに由来するそう。
それ以降、この城はSant' Angelo(聖天使城)と呼ばれるように!
そしてこのテラスからの眺めはとても気持ちいい

コレコレ、ローマの松の木は背が高く、途中の枝をカットしているので独特の形。
空港に降りてから市内に向かう途中はもちろん、市内のあちこちにも。
ヴァチカンも近くに見えます!
と言う訳で、今回サンタンジェロ城に入ることができて、なんだかとても嬉しかったです。
無理矢理、最後のパリの一枚は、我が家のカンティーヌ(行きつけ、食堂)"Les Papilles"(レ・パピーユ)
に、先月末TKご夫妻とお邪魔した時のこちら。
左からリエット、ブーダン・ノアール、胡椒の効いたハム、そしてサラミ。全部豚肉


ブーダン・ノアールは豚の血を使ったソーセージでフランス人の大好物の一つ。
お店によっては癖があって、香りなども含めて私はちょっと苦手に感じることがあったものの、
こちらは、とても食べやすく美味しかったです。
リエットも美味しすぎて、パンに乗せるといくらでも食べる感じ。
ところで、こちらのビストロLes Papillesのシェフが、今年の夏に代わったとブログに書いたのですが、
なんと新しく就任したばかりのシェフ、ヴァンサンは、10月末にココを去りました

という訳で、ちょっと涙のお別れをしたはずの前シェフのトムが戻って厨房に立っています。
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