Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

新生 Cafe d'Orsay

オルセー美術館に来る楽しみの一つが館内に併設された豪華な雰囲気なレストラン
2階にあるそのle Restaurantは今回の改修には含まれていません。

という訳で今回は、改修された5階の大時計裏のあるカフェ"Cafe Campana"(カフェカンパナ)
でデジュネをすることに

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以前Cafe de l'Horloge(大時計カフェ)と呼ばれていたカフェは、今回ブラジル出身の現代アーティスト
Freres Campana(カンパナ兄弟)によって完全にイメージチェンジ

目につくのは、オレンジのカラー最初に運ばれてきたパンの入ったカゴもオレンジ。
何をイメージしているのだろう??
ちなみにこのカゴ、館内のブティックで販売中で1個25€でした。

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照明はゴールドに輝く照明。

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このカフェの装飾はフランスの文豪Jules Verne(ジュール・ヴェルヌ)の作品『海底二万海里』を
イメージしたという話も聞きましたが、美術館のHP解説によるとアール・ヌーヴォーを代表する
ガラス工芸家"Emile Garre"(エミール・ガレ)の作風にインスピレーションを受けた
夢幻的水中世界(une atomosphire "onirico-aquatique")な雰囲気なのだそう

大時計から見る世界は水中なのかも

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パンカゴやテーブルの間の仕切りなどクネクネからまった装飾は、どうやら珊瑚か海藻のイメージ?

そんなことを考えつつ、「エーデルワイス」という山の香草の香りの白ビールを
海中のイメージで山の飲み物・・・。
初めて飲んだのですが、苦味はあまりなく飲みやすくて美味しいビール

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そして私は、バジルのペンネパスタを。
塩味薄めでバジルソースを絡めたペンネの下には生ハムが敷かれています。

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こちらは、塩味のビーフ焼きそば。
白胡麻がかかって、割り箸が付いてきました…。
「薄味のインスタントの塩ラーメンな味。でも、この味好きかも。」と夫。(←ラーメン好き)

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他にもクロック・ムッシュやマダム、各種サラダなどの軽食もありました。
2階のレストランに比べると、カジュアルで軽め。

かなり気になったのが、全長30センチくらいはありそうなロングエクレア
食べる気満々だったのですが、夫はダイエット中
一人で30センチ食べるか否か。迷っている間にサッサとカフェだけオーダーされてしまった。

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「マキシ・エクレア」は、次回必ず食べたい!

ところで、これはカフェの椅子。こちらもブティックで販売中だそう。で、C'est combien??

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正解は860€。高いのか安いのか・・・。


オルセー美術館は広過ぎず、すっきりした展示で本当に見やすい
そこには素敵な作品がこれでもかというくらい沢山。

帰る前に一番上から見下ろすこの光景が好き
かつてココが駅だったんだな~、と実感。

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その昔、ここから鉄道で南へ旅に出た人が沢山。
そこがいろいろあって今は美術館。
パリは古いもの、伝統を大事にしながらも保守的にならない魅力的な街だな~

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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