
サヴォワなゴハンUne leçon des fromages?! ~Vol.4~
冬は、サヴォワ地方のCourchevel(クーシュベル)でのスキーヴァカンス。

が、今年はちょっと短い滞在となってしまったので、その分は帰国後に北海道で取り戻す!と、
熱くなっているのは、他でもない夫だ・・・。
私としては、雪を見ながら膝にはカワイイ猫を抱き、ヴァン・ショー片手に暖炉前で読書
なんて、そんな優雅が時を過ごしたいと夢を見続けている・・・。
で、そのCourchevelで先日買ってきたのが、地元名物の四角いパスタ"Crozets"(クロゼ)。
という訳でCrozetsを使ってサヴォワ地方の郷土料理"Croziflette"にチャレンジです。
材料は、こちら
生クリーム、サヴォワのソーセージ、玉ねぎ、パスタ"Crozets"、チーズ"Reblochon"。
ここに、ちょっとアレンジでキノコ(シャンテレル。なんて名前だったと思う。)を入れることに。
はい、ココでまたまたなんちゃってチーズ講座。
写真右下の半月型にカットされたチーズ"Reblochon"(ルブロション)。
このチーズは、サヴォワ地方アラヴィ山系の"reblocher"(ルブロシェール)=もう一度、牛の乳を搾る、
という動詞からついた名前だそう
このチーズの歴史は長いと言われているものの、18世紀終わりまでその製法は秘密にされていた、と。
そんな風に隠された理由は、
14世紀頃、農家は牛を借地放牧していて、その牛のミルクを地主に土地代として納めていたそう
各農家はミルクを全部絞らずに残して、地主の管理人の見まわりが終わってから2度目に絞られる
濃いミルクで自家製チーズを作っていた、と
そんな訳で、長年秘密にされていたらしいのです。
独特の香りは、生ピーナッツなどに喩えられますが、個人的にはもっと乳臭い!と思う。
ただ、香りが強いわりには食べるとまろやかで食感はモチモチして食べやすい。
では、お料理スタート
まずは、玉ねぎと刻んだソーセージを炒めます。
と同時にパスタを茹でます。
このパスタ、なんと茹で時間が30分かかるというもの!
主原料が「蕎麦粉」で、1センチ角の小さなパスタ。
茹であがるとかなり膨らんでボリュームが出ます
最初の玉ねぎとソーセージを炒めたお鍋にキノコも入れて軽く混ぜ、そこに茹であがったクロゼも入れて
混ぜ合わせ、耐熱皿に上に流しいれます。
そして上から生クリームをたっぷりと。
その上からルブロションチーズのスライスを乗せます
ローズマリーも散らしてみました。(ここは、アレンジ
)
そしてオーブンへ。
200度で25分くらい? 焼け具合を見ながら調整。
混ぜて焼くだけ。山小屋料理チックで簡単です。
はい、Croziflette(クロジフレット)の完成
サラダを添えていただきまーす。
いつも盛り付けがいまいち・・・。
という訳で、寒くて雄大なクーシュベルの山を思い出しながら、熱々のサヴォワ料理を満喫。
生クリームの脂肪分を軽めなタイプにしたこともあり、見た目よりはサッパリで、チーズも香りは生の時より
柔らかくなり、ふんわり香りローズマリーもイイ感じ
ルブロションチーズは、サヴォワ郷土料理の"Tartiflette"(タルティフレット)にも使われますが、
こちらもジャイモとチーズ、ラルドの美味しい郷土料理です。
(パリでも食べれるお店がいくつかあります。)
合わせるワインは、やっぱりサヴォワ・ワイン"Schiste"(シスト)が美味しい
(2011年3月3日のブログより)

が、今年はちょっと短い滞在となってしまったので、その分は帰国後に北海道で取り戻す!と、
熱くなっているのは、他でもない夫だ・・・。
私としては、雪を見ながら膝にはカワイイ猫を抱き、ヴァン・ショー片手に暖炉前で読書

なんて、そんな優雅が時を過ごしたいと夢を見続けている・・・。
で、そのCourchevelで先日買ってきたのが、地元名物の四角いパスタ"Crozets"(クロゼ)。
という訳でCrozetsを使ってサヴォワ地方の郷土料理"Croziflette"にチャレンジです。
材料は、こちら

生クリーム、サヴォワのソーセージ、玉ねぎ、パスタ"Crozets"、チーズ"Reblochon"。
ここに、ちょっとアレンジでキノコ(シャンテレル。なんて名前だったと思う。)を入れることに。
はい、ココでまたまたなんちゃってチーズ講座。
写真右下の半月型にカットされたチーズ"Reblochon"(ルブロション)。
このチーズは、サヴォワ地方アラヴィ山系の"reblocher"(ルブロシェール)=もう一度、牛の乳を搾る、
という動詞からついた名前だそう

このチーズの歴史は長いと言われているものの、18世紀終わりまでその製法は秘密にされていた、と。
そんな風に隠された理由は、
14世紀頃、農家は牛を借地放牧していて、その牛のミルクを地主に土地代として納めていたそう

各農家はミルクを全部絞らずに残して、地主の管理人の見まわりが終わってから2度目に絞られる
濃いミルクで自家製チーズを作っていた、と
そんな訳で、長年秘密にされていたらしいのです。
独特の香りは、生ピーナッツなどに喩えられますが、個人的にはもっと乳臭い!と思う。
ただ、香りが強いわりには食べるとまろやかで食感はモチモチして食べやすい。
では、お料理スタート

まずは、玉ねぎと刻んだソーセージを炒めます。
と同時にパスタを茹でます。
このパスタ、なんと茹で時間が30分かかるというもの!
主原料が「蕎麦粉」で、1センチ角の小さなパスタ。
茹であがるとかなり膨らんでボリュームが出ます

最初の玉ねぎとソーセージを炒めたお鍋にキノコも入れて軽く混ぜ、そこに茹であがったクロゼも入れて
混ぜ合わせ、耐熱皿に上に流しいれます。
そして上から生クリームをたっぷりと。
その上からルブロションチーズのスライスを乗せます

ローズマリーも散らしてみました。(ここは、アレンジ

そしてオーブンへ。
200度で25分くらい? 焼け具合を見ながら調整。
混ぜて焼くだけ。山小屋料理チックで簡単です。
はい、Croziflette(クロジフレット)の完成

サラダを添えていただきまーす。
いつも盛り付けがいまいち・・・。
という訳で、寒くて雄大なクーシュベルの山を思い出しながら、熱々のサヴォワ料理を満喫。
生クリームの脂肪分を軽めなタイプにしたこともあり、見た目よりはサッパリで、チーズも香りは生の時より
柔らかくなり、ふんわり香りローズマリーもイイ感じ

ルブロションチーズは、サヴォワ郷土料理の"Tartiflette"(タルティフレット)にも使われますが、
こちらもジャイモとチーズ、ラルドの美味しい郷土料理です。
(パリでも食べれるお店がいくつかあります。)
合わせるワインは、やっぱりサヴォワ・ワイン"Schiste"(シスト)が美味しい


ARCHIVE
MONTHLY
BRAND SPECIAL
Ranking