Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

アートでセクシーな"Crazy Horse"

ゴンドラの中からゲレンデを見下ろすと、どこ滑る?とワクワクします

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そして朝一の滑りでは、新雪の中。思ったよりたっぷりの雪で深いっ。
このパウダーのような、フランス人に言わせると「羽のよう」な雪の中を滑るのは最高でした

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ところで、Club Medで毎晩開催されるショーは、G.O(Gentil Organisateurの略)と呼ばれるクラブメッドの
スタッフが考え、出演するステージ。

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スキーインストラクターはじめ、受付、厨房、バーテンダー、Miniclubのお兄さんやお姉さんさんたち
などなどインターナショナルな約100人のスタッフたちが日替わりで登場します。
ショーの演目内容も毎晩違います

ある夜は、アクロバティックな技を連発するサーカス。
ベルギー出身のMiniclubのお姉さんは体操のベルギーチャンピオンだったそう。

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ある夜は、ライオンキングのような、でもちょっとアジアっぽい音楽のミュージカル。

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ある夜は、コメディアンによるお笑いコメディショー。

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そんな中、"Moulin Rouge"(ムーランルージュ)というタイトルのショーもありました。
ムーランルージュは、パリの有名なキャバレーの一つで、「フレンチカンカン」発祥のキャバレーです
ロートレックが、ダンサー達を沢山描いたことでも有名ですよね。

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実はパリに友達が遊びに来た際に誘う場所の一つがキャバレー
有名所としては、"Moulin Rouge"(ムーランルージュ)、"LIDO"(リド)、
"Crazy Horse"(クレイジーホース)
など。
友人達の年齢や好みで行き先は変えますが、私が一番好きなのは
"Crazy Horse"(クレイジーホース)

最近では友達のパリ案内とは別に、時々自分達でも出かけるようにもなってしまいました
クレイジーホースは、ステージが小さく、客席との間も狭いので臨場感満点。
そこは他にはない、どこまでも美しいアートのような女性のヌード・ショー

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キャバレーなんてと思っていたのですが、彼女達のドキュメンタリーTV番組を見てから
そのプロ魂、ストイックな生活に驚き、友達のパリ観光をいい訳に観に行ってからすっかりハマって
しまいました

まったくイヤらしく感じません。
むしろ、同性としては見てるだけで眠っている女子力?を呼び覚ましてくれるような感動を覚えましたよっ!

オーディションは国籍問わず、まずは身長167センチ~175センチ。
体は豊胸などの人工的な施術は一切NG、などなど細かい条件があります。(性転換もNG)
ダンサー一列に並んだ時に綺麗に見せるためにヒールの高さで身長を調整しています。
履いたヒールは、クリスチャン・ルブタン

そんな裏舞台の様子が更に詳しくドキュメンタリー映画として、昨年フランスで公開されました

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監督はフレデリック・ワイズマン。
ドキュメンタリー映画の巨匠と呼ばれ、これまで「BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界」や
「パリ・オペラ座のすべて」「ボクシング・ジム」などを撮影しています

この作品は、クレージー・ホース60周年記念(1951-2011)に作られた"DESIRS"というショーが
出来上がるまでの過程のドキュメンタリーで、ナレーションなどの解説は一切無し。
リハーサルから夜の公演、ダンサーオーディションまで収録され、その様子がとてもリアルにカメラから
伝わってきます。

どこまでも芸術性を追求する舞台監督のもと、ダンス、照明、衣裳、演出家、音楽によるアートが構築
されていくのです
また、衣装がエロティックなのですが、それをダンサーが身につけて踊るとイヤらしく見えないところに
本当に驚きです。
家じゃジャージ姿でアンチセクシーと呼ばれる私には必見でした・・・。

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昨年秋に東京国際映画祭で上映されたそうですが、日本では2012年夏公開予定だそう。
これまたオススメの1本です。
そして勿論!"DESIRS"のショー内容もアートでセクシーで素敵なので、パリ滞在時にはオススメ☆

最後は、おまけのパリとサホロのドレスコード。
基本的には朝昼晩3食とも一緒に食事するクラブメッド・サホロでは毎晩ドレスコードがあります
厳密に守る必要は全然ないけど、クラブメッドファンは滞在前からドレスコードを調べて洋服を準備
してきたいたり。
そういう私は、まったく下調べはなく、たまたま出来そうなドレスコードの時だけ。

例えば、先日は「ブラック&ホワイト」というドレスコード。

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黒いトレーナー地のワンピースにレザーレギンス、白いショートブーツで。

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どうでもいいけど、このプードル顔のついたワンピースは、パリっ子はじめ外国の方にはウケます。
パリやここサホロで着ていると「キュートね~」と知らない人がどんどん話しかけてくれるのですが、
ちょっと恥ずかしい気もしてきた・・・

昨年秋頃からパリの色々なお店では、動物顔が描かれたTシャツやタンクトップ、セーターなどのトップスや
ディスプレイを多く目にしてます。

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今年流行るのかな?!と思いながらブティックを見てま~す。

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でもやっぱり本物の可愛いさがたまらないですね~

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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