
パリジェンヌのワードローブには、
「”パリジェンヌの”お部屋」と聞くと、イイ香りがしてセンスのいいインテリアやおもしろオブジェが
飾ってあって、無条件に”オシャレ”な部屋であることをイメージしてしまう
ただパリの真ん中に暮らして、広々と余裕のあるスペースで暮らすのは、なかなか難しく(家賃高!)
限られたスペースをうまく利用して暮らしている人が多いと思う。
一見雑然と置かれたように見えるものも、「散らかってる」に見えないのは、やっぱりセンス
そして見せる収納も上手いのかも?
(↑本・My Little Parisより)
そこで私が一番興味があったのは、パリジェンヌのお部屋の「ワードローブ」
洋服の絶対量は、日本の女の子達より平均的には少ないと思う。
小物やアクセサリーをうまく使って着まわす。
そんな彼女たちのクローゼットには、何が入っているんだろう??
まわりのパリジェンヌ達にお話を聞いたり、彼女たちの買物の仕方を観察したりしていると、
やっぱり洋服はかなり自分に似合うものを厳選しているご様子。
そしてオシャレな人の共通点?なのか、パリジェンヌらしいというべきか、ヴィンテージ物をこれまた
上手くワードローブに取り入れている、と。
あとは、母親から譲り受けたジュエリーやバックも持っている女の子は多い。
綺麗なヌメ皮ではなく、年季の入った飴色のバックたちや、レトロ可愛いジュエリーなど。
という訳で、そんな彼女たちに教えてもらって私も時々覗くようになったヴィンテージのお店を。
La Jolie Garde-Robe(ジョリ・ギャルド・ローブ)


(お休みなのでシャッターが閉まってますが・・・)
1900年~1980年と幅広く集められた服はどれも状態が綺麗。
クレージュ、エミリオ・プッチ、ピエール・カルダンなどなど。

靴のコレクションも豊富!

ここで、昨年夏前に買ったこのカゴバックは、1960年代のもの。
マキシ丈のスカートでも履いて、麦わら帽子もかぶって、と思ったものの去年の夏は寒くて麦わら帽子も
かぶらずに終わった そんなもんです。
もう一軒は、この"Thanx God I'm a V.I.P"
1Fには、アライヤ、サンローラン、ディオールなどが
他にも10€くらいからのプチプライスの古着なども豊富で見てるだけでも飽きない感じです。

こちらはお店のHPも充実してます。
以前買ったのは、レースのワンピース。
ラインとしては1920年代っぽいような、ストーンとまっすぐな感じでちょっと膝下丈。
ヒラヒラのスカート部分はスケスケ。中のインナーは黒いキャミソール付き。
うまくヴィンテージものを取り入れつつ、自分らしいオシャレを楽しむパリジェンヌを参考にしたい
もんですおまけもパリモード
"Lanvin"(ランバン)の2011年の春夏プレタポルテのファッションショー前の48時間の密着ドキュメント

デザイナーAlbert Elbazを中心に、ショー開演のギリギリ、本当にギリギリまで作業は続いてました。
ちょっとハサミを入れたり、生地を剥いだり継ぎ足したり、縫い直したり。
「プラダを着た悪魔」のモデルになったアメリカVouge編集長・アナ様は、デザイナー本人から開演前に
個別に説明が

やっぱり、この人に評価されるのが大事らしく、すごい影響力なんだなぁ、と。
そしてショーは、真っ暗な中に青いスポットライトがパン!と一人のマヌカンを照らし出してスタート。
TV画面からでも「ワーー」と思うカッコよさ&ステキ度だったので、生で見るとやっぱり
すごそうです。
こんな風にモード関係の番組も普通によくあるフランス。
(ちなみのこの番組の後は、ソニア・リキエル。眠いので見れませんでしたが・・・。)
やっぱりパリは、オシャレ発信地

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<INFO>
La Jolie Garde-Robe(ジョリ・ギャルド・ローブ)
15 rue Commines 75003 Paris
01 42 72 13 90
Thanx God I'm a V.I.P
12 rue de Lancry 75010 Paris
01 42 03 02 09
http://thanxgod.com/
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