"CARETTE"（カレット）＠ヴォージュ広場

パリ16区にある1927年創業の老舗サロン・ド・テ"CARETTE"（カレット）
が、少し前にマレのヴォージュ広場前に2号店を開き、
ちょっと話題になっていました

という訳で、「エー、甘いもの？」と躊躇する夫を強引に引っ張って
デジュネに行ってきました


店内は入ってすぐにケーキやヴェイエノワズリ系のパンが並ぶショーケース。
そして奥にテーブル席。落ちついた雰囲気です。

夫がサロン・ド・テをあまり好まないのは、雰囲気先行で食事は割高な
印象があり、更に食後にケーキでダラダラまったりするのが苦手だから


とりあえず、乾いた喉を潤す！絞りたてのオレンジジュースとグレープフルーツジュース。


こちらは、ハムとエメンタルチーズのクラブサンドイッチ。
真ん中はキャベツではなく、たっぷりのレタスで作ったコールスロー。
マヨネーズは、いかにも自家製で美味しい。あまり酸味は効いてません。


こちらがサーモンのクラブサンドイッチ。
見た目は上のものと似てますが、味はまったく別物。


ふわふわのトーストも具も美味しくて、シンプルなものだけに素材の
美味しさが際立つ感じ

夫の最初の一言は、「旨い！」

おや？サロン・ド・テ嫌いの夫の意識が変わるかも？
更に可愛いウェイトレスさんの笑顔に負けて食後のケーキも迷わず頼むことに

パリブレストならぬ「パリカレット」


こちらは本日のおススメの１つでマンゴーとココナッツの四角いタルト。


間に入っている薄い板チョコ状のものは、キャラメル。
これだけ食べても美味しい
（歯にべったりつきますが・・・）

キャラメル風味の紅茶と一緒にいただいたので、これまた美味しさ倍増。


ここに集まってくるお客さん達は、マレ地区らしく、なんだかとても
オシャレさんが多く、粋なハンチングのかぶり方、時計と沢山の
ブレスレット重ねづけ、編み込んだヘアスタイルなどなどステキ。

春先取りなのか、ちょっと寒いのにコートの下は半袖の女性が
多かったのにはちょっとびっくり。

そして私の隣りにはスイーツ男子ならぬ、スイーツオジサン
幸せにそうに丁寧にナイフでケーキを一口ずつ切り分けながら
至福の時間を楽しんでいるご様子でした。

そんな色々をちょっと観察もしつつケーキを頬張り、店内から見える
ヴォージュ広場を眺めると、なんだかパリ～な感じです。


おまけのパリ アカデミー賞5冠に輝いたフランス映画"The Artist"（アーティスト）。
パリではお祝いムードも漂い、再度スペクタクル宣伝柱（？）
に「凱旋上映」の広告が。


キオスクで販売中の雑誌にも主演男優賞のジャン・デュダルジャンの笑顔
主演男優賞をフランス人が受賞するのも初めてとのこと。


フランス映画界、活気づきそう
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＜INFO＞
CARETTE
25 Place des Vosges 75003.
01 48 87 94 07
http://www.carette-paris.com/
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