Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

パリマダムとクラッチバッグ

"Sac a main"(ハンドバッグ)、好きです
なので、街を歩いていても、ついバッグの飾られたショーウィンドー前では足が止まります。
という訳で、先日あったハンドバッグなお話を各メゾンの春夏コレクションの画像をお借りしながら。

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                  (Miu Miu :いつも可愛いバッグを作るミュウミュウ)

個人的には、大きくて何でもザクザク入るバッグが特に好き

なので、気がつくと持っているバッグは大きめなものがほとんど。
でも、周りの男性に聞くと小さ目のバッグの方が、なんだかウケがいいみたい 
なんで?と聞けば、
「大きなバックより小さい方がエレガントだし、女性っぽいから。」とか
「そのまんま泊まれそうな荷物の大きなバッグはちょっと・・・」とかなんとか

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                 (Giorgio Armani:大人の女!は、やっぱりアルマーニ)

仰る意味はよくわかるけど、実際色々モノを入れる必要があるので、小さいのは実用的では
ないですよね
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                     (Balenciaga:夏はやっぱりカゴバッグ)

そんな時、先日パリのある小さなビストロで食事をしていた時のこと

先週はファッションウィークということもあり、街にはオシャレさん繁殖
そんな、おそらくモード関係者っぽい女性が「おまたせ~」な感じで、大きなバックを肩から提げて登場。

どうでもいいことですが、待ち合わせに30分以上遅れて登場しても平謝りするパリジェンヌを見たこと
がないです・・・。ただ、仕事が大変だったとか、電車が来なかったとか、携帯が繋がらなかった、などの
言い訳はよく耳にする気も


で、その遅れて登場した女性ですが、
とてもカッコよく、「仕事のできるオンナ風」でステキな何でも入りそうな大きなバックを持っていました。

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                   (Yves Saint Laurent:沢山入って持ちやすそう)

が、その彼女は席に座る直前にゴソゴソと大きなバックの中を探して、とても小さなクラッチバックを
取り出しました
そして大きなバックとコートをお店の人に預けて席に座りました。

その慣れた感じのスマートさに軽く衝撃を受けました
なんだか一気に雰囲気がガラっと変わって、仕事のオンから、ゆっくり食事を楽しむオフなモードに。

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                      (GIVENCHY:赤、最近気になります)

しかもコートを脱いだら、ちょっとドレッシーなノーススリーブ姿。
そしてカーデガンを肩にはらりとかけるだけ。

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                        (Emilio Pucci:春っぽく可愛い。)

女性のファッションはバックを持って完成
なんてことが雑誌にも書いてあったけれど、バックが全体の印象を左右するのはホントだな、と思う。

私は、たまに近所には小銭入れだけポケットに入れて、手ぶらで出かけてしまうのだけれど、
そんな時、確かに手持ち無沙汰だったり、周囲からも「おや?」な感じの視線を受ける気も・・・。

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         (Hermes:クラシックな雰囲気も漂うデザインで上品な斜めがけスタイル完成)

大きなバックをカッコ良く持ち、闊歩する姿もステキだし、小さなバックはやっぱりグッとオンナっぷりを
上げてくれるようで、それぞれ違った魅力を持っている。

ただ、食事中にちょっと席を外す時に大きなバックを持って立つと、なんとなくヨッコイショな雰囲気
にもなり兼ねなくて、それはエレガントとは言い難く、手ぶらで席を立つとちょっと子供っぽい印象も。

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               (Valentino:パールの刺繍が施され、カジュアルな中に甘さが)

という訳で、先日見かけたそんなパリマダムにすっかり影響されて、なかなか出番のなかったクラッチバック
(以前に夫がプレゼントしてくれたものの、スカルがロック過ぎてお蔵入り状態だった・・・)を引っ張り出して
出かけてみることに

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クラッチバッグは、持ち手がないので使いづらいものの、手で掴むしぐさってちょっとセクシーだなぁぁと、
そのパリマダムを見た時も感じました。
クラッチバックも好きになりそうな予感

おまけのパリ

昨日のブログで、最後にレバノン料理レストランのことをちょっと書いたところ、どんな料理?という質問も
いただいたので・・・
こんな料理です

こちらは、ランチセットのような一般的な盛り合わせの一皿です。

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緑色のは、どっさりパセリのサラダ。ちょっと小麦が入っていてレモンも効いたさっぱり味。
ラグビーボール型の揚げ物は、羊のひき肉、丸型の揚げ物は、ヒヨコ豆などのコロッケ。
ミートソースっぽいのは、トマト味に茄子を煮たもの。
ペースト状のものは、ヒヨコ豆ペーストと胡麻ペースト。

袋状の薄いピタパンにようなものに挟んで食べます。
飲み物は、写真のはミントティーですが、塩がちょっと効いたヨーグルトドリンクみたいなものも有名

ハーブやヨーグルト、レモンなどがよく使われるお料理です

見た目も味も好きなのですが、レバノン料理に使われている油が合わないのか、何故か私には
食後もたれる感じがします。

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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