
パリ・ノートルダムからの祈り
最初にちょっと報告
以前ブログの中で、
おまけのパリ
でパリで見つけた壁の落書きアートの画像を載せたころ、
Kさんからコメントをいただき、他にもこのイタズラな猫がパリにいると教えていただきました。
という訳で、ちょっと近くに用事があったので教えてもらった通りをキョロキョロしてみると、いたっ
これ、なかなか普段視野の狭い私では気づけません。
見つけた瞬間、とても嬉しくなりました
Kさんに教えていただいたこの猫のエピソードを思い出しながら、しばらくこの猫と同じようにニヤニヤと
眺めました。
Kさん、メルシーでございます。2匹目に会えたよ~
昨日の夕方、パリ・ノートルダム大聖堂で
"Messe-concert a la Cathedrale Notre-Dame de Paris"と題して、
昨年の東日本大震災のための夕べの祈り(ミサ)と演奏がありました。
17:45スタートのミサ、入る前は少し行列でした。
そしてミサが始る頃には、広いノートルダム大聖堂の中は人でいっぱいになりました。
(ミサの間の撮影は禁止)
そして追悼ミサと夕刻のミサの後、19時からフランスとは関わりの深い指揮者、佐渡裕さんが率いる
スーパーキッズ・オーケストラの皆さんによる鎮魂の演奏が行われました。
スーパーキッズ・オーケストラ(SKO)は、関西淡路大震災を機に、佐渡裕監督の下に兵庫県立芸術文化
センターを拠点に活動する、9歳から18歳までのスーパーキッズで構成された弦楽オーケストラだそう。
今回は約30分間で、バッハの「G 線上のアリア」やチャイコフスキーの「弦楽セレナー ド」、
レスピーゲの「リュートのための古風な楽曲とアリア」などのクラシックから、芥川也寸志の「トリプティーク」、
いずみたくの 「見上げてごらん」など日本の作曲家による楽曲を演奏されました。
どの曲もとてもよかったのですが、やはり日本の曲が流れた時は身体が熱くなる感じがしました。
あれから一年。
あの日、私達はパリから帰国していて、地震発生時は東京の自宅にいました。
家族の安否、友人の安否がなかなか確認できずに悶々としながらも、起こった地震の規模の大きさが
想像もつかず、ただテレビに流れる映像は信じがたく、動揺しっぱなしだったあの日。
被災された方にとっては、この一年は長く大変な一年であったと思うし、今も不自由を強いられている
方も沢山いると思うと、ミサで話されるパリ大司教の言葉とても重く、ズシンと響きました。
大切な人を失う悲しみやつらさは、それを経験したことがないとなかなかわからない部分もあると思う。
そして、突然の不幸や災難はいつ誰の身に起こっても不思議ではなく起こり得ることで
他人事ではない思う。
傷ついた心や身体を抱えた人の気持ちを思いやる、慮る気持ちは忘れず、失くさずにいたいと
強く感じたこのミサは、一年前を振り返りこれからを考える時間を、綺麗な音楽とともにいただいた
貴重なひと時でした。
スーパーキッズ・オーケストラの演奏にも感動しましたが、ミサを通じて歌われた聖歌隊の賛美歌が
大聖堂に響き渡り、心に沁みました。
3月中は、パリでのこうしたチャリティコンサートやイベントがいくつかあるので参加できるものは参加
したいと思います。
おまけのパリ&東京
以前ブログの中で、
Kさんからコメントをいただき、他にもこのイタズラな猫がパリにいると教えていただきました。
という訳で、ちょっと近くに用事があったので教えてもらった通りをキョロキョロしてみると、いたっ
これ、なかなか普段視野の狭い私では気づけません。
見つけた瞬間、とても嬉しくなりました
Kさんに教えていただいたこの猫のエピソードを思い出しながら、しばらくこの猫と同じようにニヤニヤと
眺めました。
Kさん、メルシーでございます。2匹目に会えたよ~
昨日の夕方、パリ・ノートルダム大聖堂で
"Messe-concert a la Cathedrale Notre-Dame de Paris"と題して、
昨年の東日本大震災のための夕べの祈り(ミサ)と演奏がありました。
17:45スタートのミサ、入る前は少し行列でした。
そしてミサが始る頃には、広いノートルダム大聖堂の中は人でいっぱいになりました。
(ミサの間の撮影は禁止)
そして追悼ミサと夕刻のミサの後、19時からフランスとは関わりの深い指揮者、佐渡裕さんが率いる
スーパーキッズ・オーケストラの皆さんによる鎮魂の演奏が行われました。
スーパーキッズ・オーケストラ(SKO)は、関西淡路大震災を機に、佐渡裕監督の下に兵庫県立芸術文化
センターを拠点に活動する、9歳から18歳までのスーパーキッズで構成された弦楽オーケストラだそう。
今回は約30分間で、バッハの「G 線上のアリア」やチャイコフスキーの「弦楽セレナー ド」、
レスピーゲの「リュートのための古風な楽曲とアリア」などのクラシックから、芥川也寸志の「トリプティーク」、
いずみたくの 「見上げてごらん」など日本の作曲家による楽曲を演奏されました。
どの曲もとてもよかったのですが、やはり日本の曲が流れた時は身体が熱くなる感じがしました。
あれから一年。
あの日、私達はパリから帰国していて、地震発生時は東京の自宅にいました。
家族の安否、友人の安否がなかなか確認できずに悶々としながらも、起こった地震の規模の大きさが
想像もつかず、ただテレビに流れる映像は信じがたく、動揺しっぱなしだったあの日。
被災された方にとっては、この一年は長く大変な一年であったと思うし、今も不自由を強いられている
方も沢山いると思うと、ミサで話されるパリ大司教の言葉とても重く、ズシンと響きました。
大切な人を失う悲しみやつらさは、それを経験したことがないとなかなかわからない部分もあると思う。
そして、突然の不幸や災難はいつ誰の身に起こっても不思議ではなく起こり得ることで
他人事ではない思う。
傷ついた心や身体を抱えた人の気持ちを思いやる、慮る気持ちは忘れず、失くさずにいたいと
強く感じたこのミサは、一年前を振り返りこれからを考える時間を、綺麗な音楽とともにいただいた
貴重なひと時でした。
スーパーキッズ・オーケストラの演奏にも感動しましたが、ミサを通じて歌われた聖歌隊の賛美歌が
大聖堂に響き渡り、心に沁みました。
3月中は、パリでのこうしたチャリティコンサートやイベントがいくつかあるので参加できるものは参加
したいと思います。
パリに戻ってから、とても綺麗なお月さまを見つけました![]()
こちらは東京の自宅からの一枚。
同じ月なのに時間と場所によって見せる顔はカタチも雰囲気も全く違って見えるお月さま![]()
そんな神秘的なお月さまが好きです。
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