
エルメスからの招待状
エルメスから届いた封筒
住所と名前は、エルメスらしくオレンジのペンで書かれていることにちょっと嬉しくなって開封すると、
毎春、エルメス主催で開催される"Saut Hermes"(馬術障害飛越競技大会)への招待状でした
という訳で週末、開催会場のグラン・パレへ行ってきました。
毎年なかなかパリ滞在のタイミングが合わずに見れなかったイベントだったので、とても嬉しい
中に入るとまずは、エルメス馬とご対面。
どうでもいいけど、私は動物占いはペガサスなのでちょっと親近感
今回のイベントは、ブランチの後に競技観戦をするというものだったのですが、元馬術部の夫は
馬の匂いを嗅ぐなりテンションアップ
会場内で販売中のエルメスの馬具コーナーへ、まっしぐら
「エルメスの馬具で馬に乗るのは、乗馬をする者の憧れだったなぁ。」と、
私にはよくわからない馬具を楽しそうにいじったり鞍をさすったり。
こんな上等なバッグに汚れたブーツや馬くさい毛布?を入れるなんて、もったいないわ~な気持ち先行で
私は反対側で乗馬ブーツ&ムチなど小物を眺める
ジリジリジリ!と競技会開始のベルの音。慌てて席へ。
馬術競技を間近で見るのは私は初めての経験だったのですが、これが意外や意外、ダイナミックで
スピード感もあってオモシロイ
馬たちの色や大きさなどの見かけが違うのは当然ですが、それ以上に馬と乗り手の性格の違いも
見ている側にもどんどん伝わってきて、見ていて全く飽きません。
こういう大舞台が大好きで本番に強そうな強気の馬もいれば、なんだか雰囲気に飲まれて緊張する馬、
最初にバーを落とすと、ずっとその失敗を引きずってバーを落とし続ける馬
一度失敗しても、その後は立てなおしてミスのない馬
騎手が多少無理っぽい指示を出しても「がってんだ!」と平気でやって、会場の感心の溜息に
鼻を鳴らす馬もいれば、「そんなの私には無理です。」と、飛ぶ前に胸でバーを落とす馬など
競技と競技の間には、オジサン達がラッパ?のようなものを持って入場。
まるで、中世の頃に行われた「狩り」の時に吹き鳴らすような勇ましい音楽を奏でました。
5位までの入賞者には、賞金とエルメス商品の授与。
優勝者した馬は、エルメスのオレンジケープに帽子もかぶって
え、もう終わり??と、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
競技の後は、バルタバスが教える馬術アカデミーの生徒と馬によるショーが約30分間。
「ボレロ」の曲に合わせて、黒の骸骨衣装の女性とエルメスオレンジのコスチュームの女性が左右から
静かに一馬ずつ行進
今回のイベントの為にバルタバスが作った新作プログラムだそう。
曲が盛り上がるにつれ、登場する人馬は増え、等間隔で歩き、走り、駆け足し、同じテンポでクルクル
回りながらすれ違ってゆく姿は、まるでエルメスのスカーフの柄のよう。
これまで私の中では、「エルメス」と言えば、バーキンやケリーをはじめとするステキなバッグやスカーフ
中心の人気ファッションメゾンという印象しかなかったのだけれど、そのメゾンの始りが「馬具工房」だった
ということを実感できる、とてもステキな御招待でした。
おまけもエルメス
今回の競技会に関するパンフレットの他、今シーズンのスカーフカタログと、そのデザインの由来や
個々のデザイナーについて書かれた冊子、記念プレートなどを色々いただきました。
トランプかな?と思ったら、こちらはスカーフの使い方が色々描かれたカード
スカーフって、最近なかなか使うことがないのですが、フランス人女性は普段からよく使ってますよね。
こちらを参考に古臭くないオシャレなスカーフ術を研究してみようかなぁ。
今大会を記念して作られた馬模様のスカーフと同じシルク地で作られたブレスレット。
チャームが乗馬ブーツで気に入りました
帰り道、
夫 「老後は一緒に乗馬でもやるか?」
K 「じゃ、エルメスの乗馬ブーツ、オーダーしないと。ムチは赤。」
夫 「恰好ばかりで下手な乗り手じゃ、馬にバカにされて終わりだな。」
K 「・・・。」
確かに今日の馬たちはみんな賢そう・・・。そしてとても美しい馬たちでした!!
住所と名前は、エルメスらしくオレンジのペンで書かれていることにちょっと嬉しくなって開封すると、
毎春、エルメス主催で開催される"Saut Hermes"(馬術障害飛越競技大会)への招待状でした
という訳で週末、開催会場のグラン・パレへ行ってきました。
毎年なかなかパリ滞在のタイミングが合わずに見れなかったイベントだったので、とても嬉しい
中に入るとまずは、エルメス馬とご対面。
どうでもいいけど、私は動物占いはペガサスなのでちょっと親近感
今回のイベントは、ブランチの後に競技観戦をするというものだったのですが、元馬術部の夫は
馬の匂いを嗅ぐなりテンションアップ
会場内で販売中のエルメスの馬具コーナーへ、まっしぐら
「エルメスの馬具で馬に乗るのは、乗馬をする者の憧れだったなぁ。」と、
私にはよくわからない馬具を楽しそうにいじったり鞍をさすったり。
こんな上等なバッグに汚れたブーツや馬くさい毛布?を入れるなんて、もったいないわ~な気持ち先行で
私は反対側で乗馬ブーツ&ムチなど小物を眺める
ジリジリジリ!と競技会開始のベルの音。慌てて席へ。
馬術競技を間近で見るのは私は初めての経験だったのですが、これが意外や意外、ダイナミックで
スピード感もあってオモシロイ
馬たちの色や大きさなどの見かけが違うのは当然ですが、それ以上に馬と乗り手の性格の違いも
見ている側にもどんどん伝わってきて、見ていて全く飽きません。
こういう大舞台が大好きで本番に強そうな強気の馬もいれば、なんだか雰囲気に飲まれて緊張する馬、
最初にバーを落とすと、ずっとその失敗を引きずってバーを落とし続ける馬
一度失敗しても、その後は立てなおしてミスのない馬
騎手が多少無理っぽい指示を出しても「がってんだ!」と平気でやって、会場の感心の溜息に
鼻を鳴らす馬もいれば、「そんなの私には無理です。」と、飛ぶ前に胸でバーを落とす馬など
競技と競技の間には、オジサン達がラッパ?のようなものを持って入場。
まるで、中世の頃に行われた「狩り」の時に吹き鳴らすような勇ましい音楽を奏でました。
5位までの入賞者には、賞金とエルメス商品の授与。
優勝者した馬は、エルメスのオレンジケープに帽子もかぶって
え、もう終わり??と、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
競技の後は、バルタバスが教える馬術アカデミーの生徒と馬によるショーが約30分間。
「ボレロ」の曲に合わせて、黒の骸骨衣装の女性とエルメスオレンジのコスチュームの女性が左右から
静かに一馬ずつ行進
今回のイベントの為にバルタバスが作った新作プログラムだそう。
曲が盛り上がるにつれ、登場する人馬は増え、等間隔で歩き、走り、駆け足し、同じテンポでクルクル
回りながらすれ違ってゆく姿は、まるでエルメスのスカーフの柄のよう。
これまで私の中では、「エルメス」と言えば、バーキンやケリーをはじめとするステキなバッグやスカーフ
中心の人気ファッションメゾンという印象しかなかったのだけれど、そのメゾンの始りが「馬具工房」だった
ということを実感できる、とてもステキな御招待でした。
個々のデザイナーについて書かれた冊子、記念プレートなどを色々いただきました。
トランプかな?と思ったら、こちらはスカーフの使い方が色々描かれたカード
スカーフって、最近なかなか使うことがないのですが、フランス人女性は普段からよく使ってますよね。
こちらを参考に古臭くないオシャレなスカーフ術を研究してみようかなぁ。
今大会を記念して作られた馬模様のスカーフと同じシルク地で作られたブレスレット。
チャームが乗馬ブーツで気に入りました
帰り道、
夫 「老後は一緒に乗馬でもやるか?」
K 「じゃ、エルメスの乗馬ブーツ、オーダーしないと。ムチは赤。」
夫 「恰好ばかりで下手な乗り手じゃ、馬にバカにされて終わりだな。」
K 「・・・。」
確かに今日の馬たちはみんな賢そう・・・。そしてとても美しい馬たちでした!!
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