
パリの豪邸☆ニッシム・ド・カモンド
もし、1つだけパリにある建物をもらえるなら(有り得ない仮定
)
そしてそこに暮らすなら、ジャックマール・アンドレ美術館が欲しい
と思ってました。
が、ある意味また違った感じの素敵な大邸宅を今回訪れました。
それは装飾美術館の別館である
"Musee Nissim de Camondo"(ニッシム・ド・カモンド美術館)
入り口をくぐると、
ヴェルサイユ宮殿にあるプチ・トリアノンを模したという建物の外観。
(ちょっと違う気もしますが・・・)
この建物は、スペイン出身のユダヤ人の銀行家の邸宅
Abrahame BehorとNissim 兄弟が財を成し、Abrahame Behorの息子Issacが
父の遺産を相続して、1910年にこちらを建築。
Issacさんは18世紀の美術愛好家だったそうで、お屋敷の中はロココ調なものが
たっぷり
フランス好き、ロココ好きにはたまらないインテリア
更に立地が素晴らしい。
モンソー公園に面していて塀を越えればそこはモンソー公園
ここは18世紀美術の「美術館」であると同時に、20世紀初頭の
パリのお金持ちの暮らしぶりがわかる「生活博物館」の感じ
まずは建物の2階へ。

いつか欲しい本物アンティークなセクレタリーデスク
お屋敷の中にはサロンがたくさん
その隣りには、食器だけのお部屋が。
これだけのスぺースがあれば、お皿も見せながら収納ができますね。
羨ましい
楕円形のような部屋は、ライブラリー。
壁一面に本。
カフェやお酒を飲みながら、ここで読書をしていたのかな。
3階へ上がるには螺旋階段を。
広すぎるバスルーム
1F へ降ります。
1F の一番奥には、キッチンがあります。
右の大きなものは、オーブンです。
写真一枚には収まらない広さ・・・
綺麗に磨いた銅鍋もたくさん
その隣りには、また別の部屋があり大テーブルが。
なんだか質素だな・・・と思ったら、こちらは使用人たちのダイニングでした。
これだけのお屋敷を維持するには、沢山の人が働いていたんでしょうね。
ただ残念ながらIssacさんの息子は第一次世界大戦で戦死、
娘とその子供たちは、ユダヤ人ということでナチスに捕まり、
アウシュビッツで生涯を閉じ、この屋敷を相続する人がいなくなったそうです。
Issacさんの遺言により、この邸宅はフランス政府に美術館として
寄与されました。
20世紀初頭の建物なので、比較的どこも新しく綺麗です
そして室内は18世紀。
細部まで贅沢で、階段の踊り場にポツンと置かれたものには東洋趣味の
漆のチェストだったり、当時の生活を想像しながらゆっくりみるとあっとう間に
時間が経ってしまう場所でした。
ここは夏でも大して混雑することはなく、ゆっくり鑑賞できるそうです。
(日本語の無料オーディオガイドもあります。)
美術館の後は、モンソー公園のお散歩もオススメ
(雷雨が来そうだったので、私は慌てて帰りました・・・)
おまけのパリ
パリにいると野菜嫌いの私がとにかくよくサラダを食べます
で、ドレッシング作りが面倒くさい&時間ない時に最近愛用中の
サラダドレッシングがこれ。
ヴィネガー&マスタードで有名な"MAILLE"(マイユ)のもので、
赤ワインヴィネガーにエシャロットと赤玉ねぎが入ってます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<INFO>
Musee Nissim de Camondo
63 rue de Monceau, 75008 Paris
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてそこに暮らすなら、ジャックマール・アンドレ美術館が欲しい

と思ってました。
が、ある意味また違った感じの素敵な大邸宅を今回訪れました。
それは装飾美術館の別館である
"Musee Nissim de Camondo"(ニッシム・ド・カモンド美術館)

入り口をくぐると、
ヴェルサイユ宮殿にあるプチ・トリアノンを模したという建物の外観。
(ちょっと違う気もしますが・・・)
この建物は、スペイン出身のユダヤ人の銀行家の邸宅

Abrahame BehorとNissim 兄弟が財を成し、Abrahame Behorの息子Issacが
父の遺産を相続して、1910年にこちらを建築。
Issacさんは18世紀の美術愛好家だったそうで、お屋敷の中はロココ調なものが
たっぷり

フランス好き、ロココ好きにはたまらないインテリア

更に立地が素晴らしい。
モンソー公園に面していて塀を越えればそこはモンソー公園

ここは18世紀美術の「美術館」であると同時に、20世紀初頭の
パリのお金持ちの暮らしぶりがわかる「生活博物館」の感じ

まずは建物の2階へ。

いつか欲しい本物アンティークなセクレタリーデスク

お屋敷の中にはサロンがたくさん

その隣りには、食器だけのお部屋が。
これだけのスぺースがあれば、お皿も見せながら収納ができますね。
羨ましい

楕円形のような部屋は、ライブラリー。
壁一面に本。
カフェやお酒を飲みながら、ここで読書をしていたのかな。
3階へ上がるには螺旋階段を。
広すぎるバスルーム

1F へ降ります。
1F の一番奥には、キッチンがあります。
右の大きなものは、オーブンです。
写真一枚には収まらない広さ・・・
綺麗に磨いた銅鍋もたくさん

その隣りには、また別の部屋があり大テーブルが。
なんだか質素だな・・・と思ったら、こちらは使用人たちのダイニングでした。
これだけのお屋敷を維持するには、沢山の人が働いていたんでしょうね。
ただ残念ながらIssacさんの息子は第一次世界大戦で戦死、
娘とその子供たちは、ユダヤ人ということでナチスに捕まり、
アウシュビッツで生涯を閉じ、この屋敷を相続する人がいなくなったそうです。
Issacさんの遺言により、この邸宅はフランス政府に美術館として
寄与されました。
20世紀初頭の建物なので、比較的どこも新しく綺麗です

そして室内は18世紀。
細部まで贅沢で、階段の踊り場にポツンと置かれたものには東洋趣味の
漆のチェストだったり、当時の生活を想像しながらゆっくりみるとあっとう間に
時間が経ってしまう場所でした。
ここは夏でも大して混雑することはなく、ゆっくり鑑賞できるそうです。
(日本語の無料オーディオガイドもあります。)
美術館の後は、モンソー公園のお散歩もオススメ

(雷雨が来そうだったので、私は慌てて帰りました・・・)



で、ドレッシング作りが面倒くさい&時間ない時に最近愛用中の
サラダドレッシングがこれ。
ヴィネガー&マスタードで有名な"MAILLE"(マイユ)のもので、
赤ワインヴィネガーにエシャロットと赤玉ねぎが入ってます

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<INFO>
Musee Nissim de Camondo
63 rue de Monceau, 75008 Paris
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