
"Edward Hopper"(エドワード・ホッパー)
グラン・パレで開催中の"Edward Hopper"(エドワード・ホッパー)展を
観に行ってきました![]()
恥ずかしながら20世紀を代表するこのアメリカ人画家を名前しか知りませんでした![]()
展覧会開始当時から注目度は高く、この日の朝一番でやってきましたが入口は
結構な行列![]()
1882年生まれのホッパーは、あのピカソ(1881年生まれ)と同年代![]()
今回の展覧会では、年代を追って彼の作品と同時代の画家の作品なども
展示され、スペースも広く、沢山の作品が展示されていました。
イラストレーターとしてキャリアをスタートさせたホッパーは、24~28歳の間に
何度もヨーロッパへ渡り、オランダ・スペイン旅行では、フェルメール、レンブラント、
ベラスケスの絵に感激したそう![]()
そして繰り返し訪れたのは、やっぱりパリ![]()
(Notre-Dame no.2, 1907)
彼の絵の中には無駄?が省かれ、スッキリした印象を受けました。
本格的に彼らしい制作に入るのはアメリカに戻ってから。
都会に暮らす人達の日常生活に見える一瞬をとらえた作品の数々は、
郊外の家や風景、オフィス、劇場、ガソリンスタンド、灯台、別荘など。
(Le Dimanche matin, tot, 1930)
ヒッチコックは、彼の絵が大好きだったそうで、中でもこの絵は映画
Psycho(サイコ)のモデルになったのだそう。
(Maison pres de la voie ferree, 1925)
ドラマチックな一瞬はなく、何気ない日常が淡々と語られるような感じで
明暗、遠近、などもハッキリとした単純な感じが、緻密に描き込まれた絵とは違った魅力が![]()
(Coucher de soleil sur la voie ferree, 1929)
個人的に面白く感じたのは、彼の描く女性たち。
描かれた女性は皆ちょっとミステリアスな雰囲気と物思いにふけっている様子で
観る人それぞれが物語を想像できるようなものばかり![]()
そして、そのモデルは奥様ジョゼフィーヌ。
彼女はとても嫉妬深く、自分以外の女性をモデルにするのを許さなかったそう![]()
ホテルの部屋で荷物も開けずに手紙を読んでいるけれど、それは誰から?
どんな内容?
ラブラブな再会前というよりは、会うべきかどうすべきか思い悩んでいる風に見える![]()
(Chambre d'hotel, 1931)
夜、一人でカフェにいる彼女は何を思っているのか?
誰かを待ってる感じもしない。
(Cafeteria, 1927)
時々おや?と思う不思議なタイトルもあって、画家の遊び心?のようなものが
見え隠れしたり、現実的な世界と非現実な世界を行き来するような独特の魅力を
持った絵が多く、個人的には新鮮に感じられ最後まで楽しめました。
おまけの一枚![]()
下を向いて咲いていてベルのような形
なんだか振ったらイイ音がしそう
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<INFO>
Edward Hopper(エドワード・ホッパー)回顧展
Grand Palais
3 , Avenue du General Eisenhower
2013年1月28日まで
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