Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

人気のシャガール☆Chagall entre Guerre et Paix

ここは、どこ

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とても有名なので、これまた愚問でした。

オペラ・ガルニエ宮の天井画です。
そう!作者は人気画家Marc Chagall(マルク・シャガール)

この中には有名なバレエ、オペラの14作品が描かれているそう。
「魔笛」、「椿姫」、「カルメン」、「白鳥の湖」、「ロミオとジュリエット」etc…
14作品全部見つけたいのですが、なかなか難しい


そんなお馴染みのシャガール。
只今"Musee du Luxembourg"(リュクサンブール美術館)
"Chagall entre Guerre et Paix"(シャガール 戦争と平和のはざまで)
が展覧会中なので観に行ってきました。

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館内は一部の絵を覗いて撮影可でしたので、印象的なものを
何枚か写真を撮りました
では、それらの画像とともに。

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シャガールはベラルーシに1887年7月7日七夕に生まれた20世紀を
代表する画家の一人

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1985年に98歳で亡くなるまで一つの革命、二つの戦争、二度の亡命を
経験。

それらの経験から彼の作品には、戦争と平和、幸せと不幸、出会いと別れ、
旅の思い出が反映されているそう

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今回の展覧会は、シャガールが創作活動を通して彼がどのように人生の
過酷さに立ち向かったかを芸術的側面と個人的側面の視点から振り返る
というもの。

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私が観に行った日はパック休暇の直前だったので行列もなく、
作品も見やすかったのですが、今週に入ってから特に午後は
美術館前は長い行列でとても混み合っている様子


改めて思うのはシャガールの人気。
シャガールを好きだという人は周りにもとても多い
その魅力は?と思い、今回一点ずつ丁寧に鑑賞しました。

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彼の人生は100年近く、とても長い。
人生は長さではなく、どう生きたか?だと思うのだけれど、
長く生きる程に色々な体験をすることになる。

生まれは貧しく苦労しながらも画家を目指してパリにやってきたシャガール。

ユダヤ人だった彼は第二次世界大戦中はアメリカに亡命。

戦争や革命の他にも最愛の妻・ベラとの死別など辛い経験も多かった
シャガール。
シャガールは恋多き芸術家とは違いベラ一筋だったそうなので、彼女を
失った時は、とても悲しかっただろうと思う。

そして戦後1948年に再びフランスに戻り、コード・ダジュールへ。

ヴァレンチアと再婚して新たな人生を生きたシャガール。

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波乱万丈の100年という彼の人生を思いながら鑑賞すると、とても
感慨深い展覧会でした。

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おまけのシャガール
いつもはガラ~ンとしている鑑賞後のお土産コーナーなのに、
これまで来た中で一番の混み具合?!と思うほどの沢山の
人でした

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絵ハガキなど1ユーロで買えるものから、数百ユーロの綺麗な飾り皿まで
お土産コーナーは充実。

そういえば昨年末のクリスマスにBTご夫妻にノートルダム大聖堂で
クリスマスプレゼントにいただのが、シャガールの飾り皿でした

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こういう飾り皿は毎年コレクションしても楽しいかなぁと思いました。

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K 「お皿集めようかな?」

夫 「もうこれ以上何かを集めるのはやめてくれないか・・・」
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<INFO>
Musee du Luxembourg
19 Rue de Vaugirard, 75006 Paris
http://www.museeduluxembourg.fr/fr/expositions/p_exposition-18/
 
*シャガール展は2013年7月21日迄
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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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