パリ6区☆"TCH'A"、人気俳優が隣りに！？

先月久しぶりにパリ6区にある中国茶のサロン・ド・テ　"TCH'A"へ行きました。

こちらのお店にお邪魔するようになって7、8年ぐらい経ち、お店のマダム2人とは、
お互いの名前さえ知らないのに、ちょっとした世間話もするようになり、お料理も
ちょっとアレンジをしていただいたり、街中で会っても挨拶をするようになりました。

（お店に入るとほんのりお香の香り☆　これがまた落ち着く癒しの香りでいい感じ。）

日本でお互いの名前も知らずに会えば毎回話をする、そんな関係は私にはあまりないのですが、
パリではこのサロン・ド・テのようにビストロやカフェなどで、こういう関係がわりとあります。
詮索と言ったらちょっと語弊があるかも...ですが、相手がどこの誰で、仕事や経歴なども
全く知らない中でも挨拶を交わし、ちょっとした話ができる関係、距離感は心地良くも感じます。

久しぶりにこちらでいただく美味しい中国茶。
中国茶好きには、嬉しい充実のリスト。
緑茶（不発酵のお茶）、白茶（微発酵） 、 黄茶（弱後発酵）、  青茶（半発酵）、
紅茶（完全発酵） 、 黒茶（後発酵茶）、まずはどの種類にしよう♬

青茶か紅茶を迷って、紅茶の「廣東紅」に。（手前）
奥は、黄茶の「君山銀針」。

名前の通りに針っぽい(^^)

コーヒーもいいけど、やっぱり中国茶も美味しわ〜と思っていたら、ものすごく可愛い＆若い
パリジェンヌが年上ムッシューと一緒にやってきて私達の隣りのテーブルに座りました。
ジロジロ見るのは失礼ですが、彼女が入ってきた瞬間、ちょっと空気が変わった☆と感じた。
そんな風に感じさせる人って時々います。（よね？）
ブラックスキニー＆ショートブーツ、レザーブルゾンのパリジェンヌらしいシンプルな装いが
ブロンドロングヘアとスレンダーな体型に映える☆

夫「ケーコさん、隣りの子、すげー美人だっ♡」
（やっぱり美人チェックは抜かりなし...とつくづく思う）
K「うん。入ってきた瞬間わかったけど、隣りでガン見は無理。」
夫「やっぱり女優さんかな、ホント綺麗♡」

とか言いながら熱々の野菜のスープラヴィオリを頬張る夫。

私はこのお店では必ず前菜に食べる「大根餅」。
いつもメニューにあるのですが、作る人で違うのか？食べる度に焼き加減、テクスチャーが
違って、ある意味なんとも家庭的。

パクチーと生姜が効いた蒸した魚料理。
お皿に残った中国醤油のタレはご飯が進む味。
基本的にヘルシーメニューを揃えたこちらのお店は、客層の年齢層はやや高めで、
いつ来ても落ち着いてると感じます。
と同時にヘルシーメニューのせいか、この人は絶対モデルさん！という12頭身の驚異的
スタイルの女性にも時々遭遇します。

私も青菜ソテーを多めでお願いしたヘルシーな豆腐料理をいただきました。

K「さっきから気になるんだけど、私の隣りの美人の彼女と一緒にいる男性のフランス語が
怖いっていうか、そもそも声が大きい、語尾も強いし、聞き慣れない感じしない？」
夫「え...、気がついてないの？？隣りはダニー・ブーンでしょ。」（小声）
K「ええええーー。」

Dany Boon（ダニー・ブーン）さんは、日本での知名度はそれほど高くないかもしれませんが
監督、プロデューサーなどでも活躍するフランスの大人気コメディ俳優です。
日本での主な公開作品は、『バツイチは恋のはじまり』『戦場のアリア』『ぼくの大切なともだち』
『ミックマック』等。
私の一番好きな、笑った作品は、"Bienvenue chez les Ch'tis"。

こんな風に人気俳優・女優さんと遭遇することも珍しくないパリ。
彼らもこの街で普通に歩き、食べ、生活していることを感じ、周りも騒ぐこともなく、
プライベートを楽しんでいる様子。

このお店のようにテーブル間がやや狭いお店も多いので、隣りに座られるとドキドキして
しまうけれど♡

ダニー・ブーンさんは、スクリーンで見るよりも背が高く、オトナの色気を漂わせたカッコ良さでした♡

おまけは「海辺のバカンス」をBelle et Bonneブログで♬
⇒　http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1104.html

＜info＞
TCH'A
6 rue du Pont de Lodi 75006 PARIS
01.43.29.61.31