パリ7区☆ Les Cuirs Saint Dominique
コツコツコツ♬と歩きながら響くハイヒールの音が好き。
カツカツカツ...
え?なんか変な音がする!?
いつもの聞き慣れたコツコツ音じゃない?と、パリの街、石畳を気持ちよく歩いていたのに急に不安になり、ブーツをチェックしたらびっくりショック!
ヒールトップリフトが完全にどこかに行っちゃってボロボロ状態になってしました。
とても歩きやすく疲れない『Michel Vivien』(ミッシェル・ヴィヴィアン)のショートブーツをこの秋冬シーズンにヘビロテをしていたのですが、その結果こんな状態になっていたとは。。
と言うわけで、慌てて近所の靴の修理店(Cordonnerie)『Les Cuirs St Dominique』へ持ち込みました。
自称靴フェチとしては、靴の修理には毎回興味津々。
凝ったデザインのシューズは、修理代もそこそこしますが、どんな風に直すのか相談しながら話を進めるのも面白くて。
サイハイブーツをリメイクしたこともありましたよね〜。
(関連記事:画像無→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/51997863.html →後日談ですが、自分の脚サイズにぴったりになりまして、しばらく愛用しました)
色の塗り替えなどで当初のイメージやデザインと全然違っていることもありますが、それはまた生まれ変わった感じがしますし。
そういえば、フランスでは昨年10月から服や靴の修理・お直しをすると、代金の一部をフランス政府が負担してくれる制度がスタート。
具体的には、ヒールの修理や衣類の裏地の張り替えなどのお直しに対して、6ユーロから25ユーロの補助金を受け取ることができるもので、この制度の適用を受けるには、フランス政府のパートナー・エコ団体である「Refashion」(リファッション)の認定を受けたショップを利用すれば良いそうです。
世界中で大量生産・大量消費が問題視される中で、個人的には大賛成な制度です。
足に合うお気に入りの一足は長く大切に履きたいと思っています。
さて数日後、綺麗に修理されて戻ってきました。
踵の修理と合わせてハーフソールも施してもらいました。
(雨の日のパリの石畳は滑りやすいんですよねぇ...)
本来は濃い茶色のヒールトップリフトが付いていたのですが、サイドのステッチに色にしてもらいました。
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