
オルセー美術館・7年間の歩み
久しぶりにMusée d'
去年も暖冬だったパリ、今年は寒〜い日もあるものの、それでも何年か前の噴水が凍るほど
寒かった冬に比べると暖冬だし、この時期でも明るい空、青空が見える回数も平均的には
多い方だと思います。
どんなに寒くても青空が見えるとやっぱり気持ちがイイ♫
で、今回オルセー美術館で鑑賞したのは、会期終了間際の企画・特別展、
7 ans de réflexion. Dernières acquisitions(近年の新規収蔵品に見る、オルセー美術館7年の歩み)。
(館内撮影禁止につき、以下画像はオフィシャルサイトより↓)
オルセー美術館がこの7年間に新たに収蔵した作品の展覧会。
1848年から1914年までの19世紀後半から20世紀初頭にかけて制作された絵画、彫刻、
美術工芸品などを所蔵するこの美術館に新たに加わった作品を公開☆
Maurice Denis(Portrait d'Yvonne Lerolle en trois aspects)
アール・ヌーヴォーな雰囲気も感じるMaurice Denis(モーリス・ドニ)の絵は好きです。
見ていると優しい気持ちになれます♡
モーリス・ドニのデッサンは初めて見ました。
Paul Ranson (La Sorcière au chat noir )
絵画鑑賞は、まず絵だけを見てタイトルを連想して、私ならこんなタイトルをつけるね〜
とか思いながら楽しんだりもしてますが、実際は単純なタイトルはなかなかなく、画家の
思い入れのあるタイトルは見てから納得したり、え?これが?!と思ったり色々。
これは「黒猫魔法使い」。そう言われれば!
Adrien Karbowsky
アンティーク家具に憧れる私は、今回の展示品の中でアール・ヌーヴォー、アール・デコな
家具も気になりました。
Vittorio Zecchin ( Les Mille et une nuits)
これ、好きだな〜と思って見つめた作品は、Vittorio Zecchin(ヴィットーリオ・ゼッキン)
という作家のもの。
私は初めて聞く名前だったのですが、イタリア・ヴェネツィア・ムラーノ島生まれと知って
大好きなヴェネツィアの景色が目に浮かび、なんだか親近感が♡
Vittorio Zecchin(ヴィットーリオ・ゼッキン)は、ムラーノガラス工芸に改革を起こした
一人といわれているそう。
画像ではこんな感じですが、実物は迫力サイズで特に青色がとてもキレイな絵でした。
William Bouguereau(Dante et Virgile)
この絵は以前にも一度観たことがある...。その時に思った、「神曲」読もうかな〜と。
でもいまだに読んでおらず(=_=)
課題図書、たまる一方..。
James Tissot (Le Cercle de la rue Royale1868)
19世紀後半から20世紀初頭の作品は、それほど大昔ではなく、かと言って自分に身近な時代
でもなく、古くて新しいを感じる時代だな〜と思いながら広い展示室をまわりました。
K「オルセーも7年間で色々コレクションしたんだね〜。
ま、私もパリの7年間で靴コレクションはかなり充実♡ 昨日また一足追加したし。」
夫「聞いてない...。」
K「それは明日のブログに♫」
夫「今すぐ見せろ!」
おまけは「見たい!オードリー・ヘプバーン写真展」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-526.html
à demain(^.^)/~~
<info>
Musée d'
1 Rue de la Légion d'Honneur, 75007 Paris
7 ans de réflexion. Dernières acquisitions展は、2015年2月22日まで
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