
パリ7区☆Racines des Présでデジュネ
もっぱらディネに訪れていたパリ7区にあるレストラン“Racines des Prés”(ラシーヌ・デ・プレ)でデジュネを楽しむことに。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/7racines-des-pres.html )
場所柄もあり、それほどリーズナブルとは言えないものの、いつ行っても落ち着いた雰囲気なことと、お店の方がとてもサンパで居心地がいい。
今年の夏のパリでは例年以上にロゼワインを楽しみました。
以前は色は綺麗だけどイマイチ印象が薄く、飲んでも味をすぐ忘れてしまうワインという感じであまり進んで飲まなかったのですが、乾いたフランスの夏の気候にはぴったりだし、軽めの料理なら肉、魚いずれにも合わせやすいと感じるようになりました。
前菜はムール貝とズッキーニをカレー風味の泡泡ソースでいただく。
最近夫婦で変わったな…と感じるのは、レストランで同じメニューを欲することが多くなってきたこと。
やはり長く一緒に暮らしていると食の好みも似通ってくるのか。。
更に以前はこうして食べたいものが被った場合は、せっかくなら!とどちらかが引いて他のメニューをオーダーしたのですが、そこについてもThe 個人主義!なフランス人と同じく揃って同じものをオーダーするように。。
メインのMagret de canard(マグレ・ド・ カナール)。
ジューシーな蕪とその蕪のアイスクリームが添えられ、黒オリーブのソースで。
夫「うまっ♡ でももっとボリューム欲しい…」
K「確かに上品。女性にはちょういいかもだけど、モリっと食べたい男性にはちょっと少ないかも」
こちらは、スコットランド産のBIOサーモンのタタキ風。
ローストされたスティックセニョール(茎ブロッコリー)、ハーブとリコッタチーズのソースにヘーゼルナッツがアクセント。
デセールも被ってしまった…。
フランボワーズのVacherin(ヴァシュラン)。
さっぱりミントアイスクリームとのバランスも良く軽やか。
左岸でこの場所ということもあるけれど、ザワザワした喧騒もなく、有閑マダムやサラリーマンの皆さんも時間に追われる風でもなくゆったり食事を楽しむ様子に私たちも食後のカフェをまったりと…♡
と思いきや、グビっと飲み干した夫は
夫「よし、行こ〜!」
K「え、もうちょっとゆっくりしない?」
夫「しない。今日は時間ないんだから!」
最近はどうなのかわかりませんが、私が働いていた頃は会社の男性社員、上司の食事の早さには驚いたものです。
しかもガチンコ真剣ランチミーティングでは食べながら喋る、資料読む、ネゴる、まとめる、食べ終わったら次の会議にゴー!な風景にお茶出しをしながらスゲーな、と。
いつも通り忙しなく振り返りもせずに行ってしまった夫を見ながら私の三倍速ぐらいで生きてるな…?な気がした昼下がりでした。
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