
パリ9区☆Au Petit Riche(オ・プティ・リッシュ)
☆パリブログ☆
こんなところにこんなお店が!?
オシャレ〜♡
映えそっ!
と美食の街パリではレストラン&ビストロのニューオープンな話題には事欠かない。
ブログネタにも良さそうだし〜、そんな思惑もあってB.H.V裏にできたというオシャレなお店を予約。
が、、予約日2日前になってもなんだか気持ちが上がってこない、楽しみ〜とならない。
なぜだ?
K「明後日予約してる〇〇だけど、あんまりそういう気分じゃないかも」
夫「俺も。なんかああいう料理にちょっと飽きたかな」
珍しく?夫と意見一致、お互い気持ちが乗らず予約していたお店をキャンセルしました。
夫「今っぽいとかオシャレさより定番フレンチ、オーセンティックなメシが食いたい」
K「私も!」
という訳で予約を取り直して出かけたのは、老舗ビストロ、パリ9区にある『Au Petit Riche』(オ・プティ・リッシュ)。
お〜っ、見るからにクラシック☆
その名前、噂だけは以前から耳にしていたものの、お邪魔するのは初めて。
1854年創業。火事で1880年に建て直されてはいるそうですが、その外観のイメージのままに中はベルエポック、19世紀にタイムスリップ☆
店内はいくつかの部屋に分かれ、個室もあり、思ったより広い。
この夜は、地元パリっ子はじめツーリストも多く、カップル、グループ、団体と様々なお客さんで賑わっていました。
2階へ続く階段脇の壁いっぱいに常連風な政財界の有名人たち、セレブリティたちの写真が飾られ、それらを眺めているだけでも面白く、このお店の歴史とずっと長く愛されてきたことが感じられます。
さてとメニュー選び。
どのメニューもよく知るクラシックフレンチ。
ひと昔前の生意気盛りな私ならどの料理も想像できて新鮮味に欠ける…とかなんとか思ったのでしょうが、今はメニューを見ながらなんだか落ち着き、しっくりくるような妙な安心感に包まれてのメニュー選びが心地よく感じられて…。
どうでもいいけれど、オリーブはブラックが好きなのよね〜と、シャンパンと共にいただく。
前菜「ウフ・ミモザ」。
名前のままにミモザの花に見立てて作る卵料理。
本日のオススメ前菜だった根セロリと青リンゴのサラダの上に美しいスモークサーモン。
ワインは、サンセールをチョイス。
プラ(メイン)にリヨン名物「クネル 」。
大きく食べ応えあり☆
ターメリック風味のアンコウのポワレ。
いずれも定番ビストロ料理ではあるけれど、塩辛く重めな味つけではなく、今風な軽めの仕立てで食べやすい印象でした。
デセール「クレームブリュレ」。
元祖クレームブリュレな表面薄くパリッと、その下は滑らかクリーミーなアパレイユ。
大好きにつきペロリ余裕の完食。
ババ好きな夫は、躊躇なくBaBaをラム酒たっぷりでいただきご満悦。
斬新でモダン、食べたことない!?な料理も良いけれど、伝統料理をオーセンティックにいただきたい今日この頃です。
01 47 70 68 68
*****おまけのジャポン*****
今年は来ないのかな…と思ったら、やってきましたツバメちゃん!
毎年セカンドハウスの同じ場所に定宿状態で巣を構えたツバメ夫婦。
今年もたくさんの雛が孵ったようで子育てが忙しそう。
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