パリ9区☆Farine&O(ファリーヌ&オー)
その評判を聞いて食べてみたいと思っていた“Farine&O”(ファリーヌ&オー)のパン。
ただお店の場所が普段あまり行くことのないパリ11区バスティーユ広場の東側…と思っていたら2号店が昨年末に9区にオープン☆
しかも大好きなrue des Martyrs(マルティール通り)。
かつてこの界隈に暮らしていたので土地勘もばっちり♬
やはりこの通りは美味しそうなものに溢れている♡と再確認したところでお目当てのFarine&O(ファリーヌ&オー)2号店を訪れました。
このお店は、製菓製パン学校で長年講師を務め、M.O.F(フランス国家最優秀職人章)ブーランジェのOlivier Magne(オリヴィエ・マーニュ)さんと銀行員からブーランジェに転進したFlorian Argoud(フロリアン・アルグー)さんがオープンしたお店。
店名は、Farine(ファリーヌ)=「小麦粉」とO(オー)=「水」、パンには欠かせぬ素材に由来するそう。
バゲット、フーガス、サンドイッチ等どれも美しく美味しいパンだけがもつオーラ?のようなものを放ち、ケーキ類もフォトジェニックで店内全体が美味しそ〜!な空気に満ちておりました。
いくつか朝ごはん用パンを調達。
細長い30センチくらいのパンはFinger citron(左)とFinger chocolat(右)。
名前のままに指のように細く硬めのパン。
シトロンの方はかなり淡白で甘さもほとんどなく、ほんのりレモンの風味でプチプチした食感はトウモロコシ粉かも?
タルティーヌのように縦割りにしてバターや柑橘系コンフィチュールをたっぷり載せるもよし。
ショコラの方は中にチョコチップが練り込まれていましたが、こちらも甘さは控えめ。
甘過ぎない大人のチョコパンという感じ?!
ベリー系のコンフィチュールを塗っても美味しかったです。
“rosace”(ロザース)=バラ模様、教会のばら窓 というネーミングも素敵なヴィエノワズリー。
クロワッサン・ブリオッシュ生地の中にブラウニーとピスタチオクリームが入っていました。
旨っ♡
一番楽しみにしていたのは“ toupi”(トゥピ)=駒というネーミングの見た目もユニークなパン。
ブリオッシュ生地にカシスのジュレを詰めたシューを載せ、更にレモンのブリオッシュ生地を渦巻き状に載せて焼いて作るのだそう。
これがしっとり、もっちり食感の生地に甘酸っぱいカシスのジュレのバランスが絶妙♡
今後はこのお店に来るたびに必ず買い求めてしまうだろうなヴィエノワズリー です。
噂どおりいずれも楽しく美味しいFarine&O (ファリーヌ&オー)のパンたちでした。
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