
9月もApéroを楽しんでいます☆
すっかり増えた家飲みと夕食前のカクテル&おつまみのアペロタイム。
以前はアペロ(Apéro=apéritif アペリティフの略。食前酒)をするのは、友人を招いた時や陽が長い時期のパリにおいてでしたたが、コロナをきっかけにすっかり我が家でも習慣になりました。
この習慣、夏が終わっても涼しくなっても続きそう!?
そしておつまみも初めは生ハムやチーズ、ナッツなど簡単につまめるものだったのですが、最近はちょっとずつその一品もアレンジするようになってきました。(と言ってもほんのちょっとだけ)
先日上海中華レストラン“Mimosa”(ミモザ)でいただいた辣油で和えたピーナッツが激ウマだったのでちょっと真似してみました。
(関連記事→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1221.html )
バターピーナッツを食べる辣油と胡麻油で和えるだけ。
南シェフのお味には及ばぬものの、その片鱗を感じるピリ辛ナッツに完成。イケます♡
それから枝豆もこれまでは、そのまま陶板鍋で蒸し焼きにするだけでしたが、燻製をかけてみたところ別物!な美味しさに。
チップはヒッコリ&桜チップを半々で。
これがまたチップを変えると味わいも変わるのが面白く、ヒッコリ100パーだとウイスキーのような香りを纏って大人&贅沢な印象☆
ソーセージは2本だけホワイトオークチップで燻製に。
短時間温燻は簡単で、ほんのひと手間。
K「え…、それやるの?」
夫「この前テレビでポテチの燻製は美味しいって言ってた♬」
やばい、実に旨い。
食事の前に食べ過ぎそうで危険なシロモノが完成してしまった…。
香りはもちろんですが、ほんのり温かいところも作りたてポテチのようで食べ出したら止まらず。
卵何個分?の迫力の出汁巻卵も最近のお気に入りおつまみ。
でも実はこれはセカンドハウスのご近所さんがオススメしてくださった、昔料亭で板長さんだった人がひっそりとやっているお惣菜店のもの。
この夏、あちこち外壁のペンキ塗りをしていると、通りすがる地元の方々が声をかけてくれるようになりました。
「頑張ってますね〜。でも落ちないように(脚立から)気をつけて!」
「お〜、今日も精が出ますね!」
「綺麗になりましたね。大したもんだ」
などと話しかけられて以降ちょっとずつ会話も増え、最近では、
「茄子は好き?好きだったら家で採れた朝採れのを持ってくるよ」
(喜んでいただきました!)
などと頂きものもするようになりました。
そんな地元の方との交流もこれまでなかったことなので、皆さんの親切がありがたく、人と会うことが制限されたコロナ禍の中ではいっそう嬉しく感じています。
いただいた美味しい朝採れ野菜や果物、ジューシーな出汁巻卵を食べながら、これも元を辿ればコロナのおかげ?!
コロナになったことで自分たちで庭いじり、ペンキやニス塗りを始め、それを見ていた地元の人が挨拶やアドバイスなど互いに名前も知らない中でも会話をするようになったことは、私としては新しく楽しいコミュニケーションです。
そんなおつまみと一緒に飲むアルコールは、その日の気分で色々。
最近のお気に入りは『ミントジュレップ』。
競馬のケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクとして有名なロングカクテル。
我が家での作り方は、グラスにミントと砂糖とジンジャーエールを入れ、ミントをよーく潰し、そこにバーボンを加え、クラッシュドアイス、レモンを入れて完成。
本来炭酸水でいいものをジンジャーエールにすること度々。
それは単にジンジャーエール好きだから♡
ただ近所のスーパーで買えるジンジャーエールは、3〜4種類しかなく選択肢は少なめ。
そんな時もついパリを思う。
パリのグランドエピスリー(La Grande Epicerie de Paris)にはジンジャーエール&ジンジャービールの種類が豊富なんだけどな〜と、ふとパリが恋しくなること、思い出すのは些細なシーン。
マスク無しで行きたい場所に行け、会いたい人にも会える生活が戻ることを祈りつつ、今夜はちょっと甘めのカクテルでスタート。
ハイボール with ミントアイスで乾杯。
9月もアペロタイムを楽しんでいます。
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パリの1枚。
スーパーで買うマドレーヌ、最近は専ら Maison Colibri(メゾン・コリブリ)。
マドレーヌはプレーンが一番好きですが、Maison Colibri(メゾン・コリブリ)は圧倒的にチョコバージョンが好き♡
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